首都圏「水がめ」 驚愕のセシウム汚染レベル
<首都圏河川(川底)放射性物質ワースト20> (日刊ゲンダイ)
※前記事
首都圏「水がめ」 驚愕のセシウム汚染 実に基準値の1420倍 (日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/150.html
※記事全文です。
実に基準値の1420倍
中国から飛来するPM2・5や黄砂に日本中が大騒ぎだが、こっちの方もかなりヤバイことになってきた。首都圏の「水がめ」が福島原発事故でまき散らかされた放射性物質で大量汚染。しかも汚染レベルは日を追うごとに上昇しているのだ。
◆台風直撃でたちまち深刻事態に
環境省は11年9月から、千葉、埼玉、東京の公共用水域の放射性物質のモニタリング調査(51地点)を実施している。先月29日に直近の数値が公表されたが、これが驚愕の汚染レベルなのだ。
例えば、千葉・柏市や我孫子市にまたがる「手賀沼」の流入水域だ。沼から上流約1・6キロの「大津川・上沼橋」の川底からはナント、1キロ当たり1万4200ベクレルの放射性セシウムが検出された。国が定める食品や水の基準は1キロ当たり10ベクレルだから、実に1420倍である。
約10キロ上流の「亀成川・亀成橋」の川底でも5300ベクレル、同約1キロの「大堀川・北柏橋」でも、4200ベクレルが検出された。
手賀沼流入水域ほどではないが、首都圏の「水がめ」の汚染度もヒドイ。
1都5県、約2800万人の給水需要を担う利根川水系や、東京東部と千葉北西部をカバーする江戸川水系の調査地点でも基準値を大幅に上回るセシウムが検出されている。
◆事故前は0.1ベクレル未満
環境省は「水質そのものの放射性物質濃度は1ベクレル未満と、生活の安全は確保されている。川底にたまったセシウムも流れる川の水で遮られているため、外部被(ひ)曝(ばく)等の影響もないと考えている」(水環境課)と説明するが、台風などで川が氾濫し、濁流が川底にたまったセシウムをさらって、「汚染水」があふれる危険性はゼロじゃない。しかも、前回(1月)公表数値からセシウム濃度が上昇している調査地点は20カ所もあるから、余計に心配になってくる。
原発事故直後には、江戸川水系の金町浄水場で、1キロ当たり210ベクレルの放射性ヨウ素が検出され、摂取自粛が呼び掛けられた。この先も首都圏の「水がめ」にセシウムがたまり続けたら大変だ。
「原発事故前の09年度に文科省が行った環境放射能調査のデータでは、海底土のセシウム濃度の平均値は1キロ当たり1・2ベクレルでした。(海や河川の違いなど)調査条件が異なるため、一概に比較はできませんが、環境省が今回公表したモニタリング調査の数値が突出して高いことが分かると思います」(NPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏)
事故前には日本の水質のセシウム濃度は1キロ当たり平均0・045ベクレルと0・1ベクレルにも満たなかった。福島原発事故の水質汚染は終わってはいない。むしろ、どんどん深刻化するばかりだ。
◆首都圏河川(川底)放射性物質ワースト20
[水域・河川名] [採取地点] [市町村名] [濃度]
手賀沼流入河川・大津川 上沼橋 千葉・柏市 14200
手賀沼流入河川・亀成川 亀成橋 千葉・印西市 5300
手賀沼流入河川・大堀川 北柏橋 千葉・柏市 4200
江戸川水系・新坂川 さかね橋 千葉・松戸市 3600
江戸川水系・坂川 弁天橋 千葉・松戸市 3400
江戸川水系・利根運河 運河橋 千葉・流山市 3000
手賀沼流入河川・染井入落染井新橋千葉・柏市 2900
印旛沼流入河川・手繰川 無名橋 千葉・佐倉市 2780
印旛沼流入河川・井草水路水路下流千葉・鎌ケ谷市 2750
印旛沼流入河川・師戸川 師戸橋 千葉・印西市 2330
江戸川水系・真間川 三戸前橋 千葉・市川市 2020
江戸川水系・旧江戸川浦安橋浦安市/江戸川区 1640
印旛沼流入河川・二重川富ケ谷橋船橋市・白井市 1460
手賀沼流入河川・金山落軽井沢境橋下流千葉鎌ケ谷市白井市 1430
印旛沼流入河川・印旛放水路八千代橋千葉・八千代市 1280
印旛放水路・下流 新花見川橋 千葉・千葉市 1270
手賀沼流入河川・金山落 名内橋 千葉・白井市 1210
海老川 八千代橋 千葉・船橋市 1160
印旛沼流入河川・神崎川 神崎橋 千葉・八千代市、印西市 1150
利根川水系・根木名川 新川水門 千葉・成田市 1080
環境省モニタリング調査より。放射性物質濃度はCs134、137の合計、濃度は1キロ当たりのベクレル
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/165.html より転載
【資料】(お知らせ)
千葉県、埼玉県及び東京都内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について(12 月-2月採取分) 平成25 年3月29 日(金)
環境省水・大気環境局水環境課
http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/result_pw130329-2.pdf
★西尾正道医師 講演会情報を追加 4月7日
【福島の子ども保養プロジェクト1周年イベント】
2013年6月8日(土) 開演19時(開場18時30分)
中野ZERO小ホール http://www.nicesnet.jp/access/zero.html
500人(予約制) 千円
西尾正道医師 (北海道がんセンター前院長) 「放射能と病気のウソ(仮)」
堀潤氏 (元NHKアナウンサー) 「子どもを守れなかったメディア(仮)」
司会: 広河一氏 (DAYS JAPAN編集長)
主催:NPO法人「沖縄・球美の里」/ 株式会社デイズジャパン
ご予約は、メールかFAXにて受け付けます。
メール:tokyo@kuminosato.net
FAX:03-3322-0353
< 内部被ばくの影響は10年後、必ずでてくる >
世界機関に内部被ばくのデータなし
西尾 日本の法律上では、一般公衆の線量限度は1ミリシーベルト/年ですが、政府はICRP(国際放射線防護委員会)の基準をもとに警戒区域や計画的避難区域を設け、校庭の活動制限の基準を3.8マイクロシーベルト/時間、住民には屋外で8時間、屋内で16時間の生活パターンを考えて、年間20ミリシーベルトとしました。
この線量基準は年齢も考慮せず、放射線の影響を受けやすい成長期の小児や妊婦にまで当てはめるのは危険です。では、なぜこんな基準が示されたのか。移住を回避させる目的としか考えられません。しかし、原発事故の収拾のめどが立っていない状況で、住民に20ミリシーベルト/年を強いるのは人命軽視の対応です。
そうした中で、今度は食品安全委員会から生涯で100ミリシーベルト以下なら安全だという答申が出された。しかも内部被ばくも含むという。しかし、内部被ばくについては、これまでICRPもIAEA(国際原子力機関)もまったく取り上げていません。むしろ原子力政策を推進する上で不問にしていた。だから内部被ばくに関するデータはまったく持ち合わせていないというのが現状です。
西尾 結局、内部被ばくと外部被ばくの人体影響の差はまったくわかっていないので、とりあえず線量が同じなら同等と考えましょうというのが今の世界のコンセンサス。何の根拠もなく、わからないから1対1にしようということです。
西尾 ですから、内部被ばくの1ミリシーベルトと外部被ばくの1ミリシーベルトが同等の健康被害かどうかということすらわかっていない。内部被ばくは近くにある細胞にしか影響を与えません。局所的にアルファ線やベータ線の影響は強いわけですが、それを体全体の線量に合わせてしまうと60兆個の細胞のうちの局所的な個数ですから、見かけ上ものすごく少ない線量しか出てこない。そういうトリックがあります。
そもそも国は、国民の被ばく線量もはかっていないのに、新たな規制値をつくるのは何の目的なんだということですよ。自分がどれだけ被ばくしているかもわからないのに、ただ数字だけが踊っている。
西尾 今後、予想される食品汚染ということになると内部被ばくの問題です。政府にはそういうデータはまったくないと思います。このタイミングで出てくるというのは、たとえばセシウムだったら年間5ミリシーベルトに抑えようと、肉だったらキロ当たり500ベクレルにしようとなっていて、そういうものを食べていれば年間5ミリシーベルトくらいになるということなんだけど、いまの規制値だとそれで収まりきらない可能性がある。だからもっとぼかした形で「一生涯にこれだけいいですよ」と。国民をだます手法の1つとして考え出されたものだと思います。ごまかしです。
いままでの基準値だって、水は100ベクレルでした。それが東京・金町浄水場の水道水から210ベクレルの放射性ヨウ素が出たといったら、一気に300ベクレルに上げた。原発作業員も年間被ばく量は100ミリシーベルトといっていたら、それじゃ作業させられないから一気に250ミリシーベルトに上げた。その場でクリアできなくなったら、基準値を上げているだけ。一貫してそう。こんなことをやっていたら10年後は大変な問題が起こりますよ。「人ひとり死んでいない」とバカなことを言う人もいるけれど、それは目先の利益を追いかける人の発想です。問題は今後、奇形児が生まれたり、がんが増えたり、そういうことは確実に起こります。
西尾 いま世界中で内部被ばくを含め、隠されていたデータがどんどん出てきています。2000年以降、10ミリシーベルト以下の低線量でも健康被害があるという論文もいくつかあります。とくに子ども。放射線の影響は大人の3倍から4倍ありますよ。乳幼児の場合だったら、同じ甲状腺への取り込みは8倍から9倍になる。 英国の使用済み核燃料棒の再処理工場があるセラフィールドでは、子どもの白血病が通常より10倍の罹患率です。チェルノブイリもそうです。IAEAの予想では4000人くらいの過剰がん患者というけれど、実際には100万人近く出ている。
今回の福島だって、欧州のグループは今後50年間で42万人が、がんになると予想。ところがIAEAは6000人。ケタが2つも違うようなことを言っている。現在も、極めて原子力推進派の意見が世界を支配しているのです。
避難住民は疎開ではなく移住すべき
西尾 専門家は水素爆発時の100万分の1くらいになっていると言っていますが、いずれにせよ微量は出ていると思います。
西尾 9割方はヨウ素131。あとの1割弱はセシウム134と137が半々くらいといわれています。そのほかにコバルト、ストロンチウム、プルトニウムなど、もろもろ30核種50種類くらいの放射性物質が出た。ただ、ヨウ素は半減期が8日だから、いまはほとんどなく、セシウムだけが残っている状況です。セシウム137の半減期は30年、134は2年です。
西尾 プルトニウムです。アメリカの西海岸やハワイでも検出されています。
西尾 たとえば体内にセシウム137を取り込んだとします。物理的半減期が30年といっても、生物的には代謝する過程で体外に出ていきますから、実際には100日くらいしかない。4カ月もたっていたら4割くらいになっている。放射性物質を100取り込んだとして9割はヨウ素だから検出されない。1割のセシウムも3分の1くらいになっている。ですから理論的には100あったとしても3しか残っていない。
西尾 いまくらいの量だと実際にはそれほど問題はないと思います。ただ、食べ続けると健康へのリスクは高くなるでしょう。
西尾 政府は飲食物に関する規制値も緩和しました。年間線量限度をヨウ素では50ミリシーベルト、セシウムでは5ミリシーベルト、しかも従来の出荷時の測定値ではなく、食する状態での規制値です。これではますます内部被ばくは増加します。
ちなみにホウレンソウの暫定規制値はヨウ素でキロ当たり2000ベクレル、セシウムは同500ベクレルとなりました。放射性物質は、よく水洗いすれば2割削減され、茹でて4割削減され、口に入るときは出荷時の約4割になります。確かに調理によって人体への取り込みは少なくなりますが、汚染水や人体からの排泄物は下水に流れていく。それは最終的に川や海に達します。環境汚染が進むことは避けられません。今後、日本人は土壌汚染と海洋汚染により、内部被ばく線量の増加を覚悟する必要があります。
西尾 20マイクロシーベルトになっているところは、さしあたって住めません。疎開でなく移住です。疎開は少したったら帰ってくるという発想ですが、それは無理です。汚染地域では産業が成り立たない。生活の基盤がつくれないのだから移住すべきだと思います。
21世紀は放射性物質との戦いの時代
西尾 いまくらいの数値だったら問題はないでしょう。世界中には自然放射線を年間10ミリシーベルト浴びているところもある。世界平均で2.4ミリシーベルト。それほど深刻になるほどではありませんが、地域経済は成り立たない。
日本は最も原発に適さない国です。世界で発生する震度6以上の地震の半分は日本です。海に囲まれ、津波のリスクもある。国土が狭いから何かあっても逃げられない。静岡県の浜岡原発でチェルノブイリと同じことが起こったら、東京がすっぽり汚染地域に入ってしまう。そのくらい狭い国土なんです。
中国はこれから原発を400基つくるといっています。日本にだって54基ある。何らかの事故でまた放射性物質がばらまかれる事態は想定しておかなければなりません。そんな時代に内部被ばくを不問にして健康被害を語るのは、まったくの片手落ち。
21世紀は放射性物質との戦いの時代です。1980年以降、がんの罹患者数は増えています。昨年は心臓病を抜いてがんが、全世界で死因のトップになりました。これは単純な高齢化の問題だけでは説明がつかない。人工放射線が何らかの形で関与している可能性がある。そのくらいの思い切った発想で、放射線の健康被害を慎重に検討することが求められていると思います。
西尾正道|北海道がんセンター院長 =ききて/鈴木=
週刊金曜日記事”瓦礫焼却地の横手市で子どもたちの尿からセシウム”と、今日の記事、”横手市大沼で魚の大量死”が放射能によるものであるとしか思えず!期せずして、離れた浜松市で、同じ4月1日に天竜川でアユ1万匹が死んだという。こちらも、相関関係があるのだろうか?行方を注視したい。
★4月4日(木)掲載
天竜川の水質「強いアルカリ性」 アユ大量死で調査 (2013/4/4 7:56)
国土交通省浜松河川国道事務所は3日、稚アユ1万1千匹が1、2日に大量死した浜松市浜北区の天竜川の八幡樋管付近で水質調査を行った結果、水素イオン濃度が、強いアルカリ性を示す値だったと発表した。
水が流れ込む支流の八幡川を含む4地点で採水した。天竜川の環境基準の6・5~8・5pHを1日は全地点、2日は3地点で超えていた。いずれも上流地点の値が高かった。水中の有機汚濁の度合いを示す化学的酸素要求量は、1日は上流3地点、2日は上流2地点で基準値を超えていた。
残留塩素や重金属の全シアン、六価クロムは検出されなかった。
http://www.at-s.com/news/detail/618038154.html
<アユ再び大量死 浜北・天竜川>
国土交通省浜松河川国道事務所は2日、大量の死んだ稚アユが1日に発見された浜松市浜北区の天竜川の同じ場所で、稚アユ約千匹が再び死んでいたと発表した。パトロールをしていた同事務所職員が2日午後2時前に、支流の八幡川の水が天竜川本流に流れ込む八幡樋管付近で発見した。
同事務所は、八幡川も含めた周辺の水質と死んだアユの検査を民間業者に委託し、詳しい原因を調べている。
◇
国土交通省浜松河川国道事務所は2日、浜松市浜北区の天竜川で1日に発見された死んだ稚アユの数は約1万匹だったと発表した。
同事務所は当初約3千匹と推計していたが、天竜川漁協がアユの回収後に行った計算で正確な数が判明したという。
http://www.at-s.com/news/detail/618037866.html
<秋田県、原因特定できず 横手市・大沼の魚大量死>
横手市大屋新町の大沼で1日に魚が多数死んでいるのが見つかった問題で、県は2日、県健康環境センターによる水質検査結果を発表した。採取した2カ所の水のうち、沼への流入地点付近で亜鉛が1リットル当たり0・13ミリグラムと国の環境基準(同0・03ミリグラム以下)を上回ったものの、飲用基準となる水道水質基準(同1・0ミリグラム以下)は下回った。県平鹿地域振興局は「大量死につながるレベルではない」としており、原因の特定には至らなかった。
流出する水については全ての項目で環境基準を満たしていた。魚の死骸は腐敗が進んでおり、死因は特定できなかった。
- この九月から東北被災地のがれき焼却が始まった秋田県横手市で、11月に尿検査した四人の子どもからセシウムが検出された。このため、がれき焼却に反対している地元住民の不安が高まっている。
横手市は、市内の「東部環境保全センター」などで岩手県野田村から搬入したがれき(今年度660トン。来年度は未定)を今後二年かけて焼却。だが、住民から(1)なぜ周囲に学校・保育園が接する同「センター」を選んだのか(2)岩手県ではがれきの県内処理が可能なのに、受け入れる必要性がない(3)放射性物質を外に出さない割合が不明だ――などの批判が出ていた。
だが、市側は「安全」として焼却を強行し、不安を感じた親が11月、山形市で尿検査を実施。その結果、微量ながら五歳の男子から0.095、四歳の男子から0.1各ベクレル/kgのセシウム137が検出された。市のがれき焼却灰の「放射性物質測定結果」では、10月の時点で同「センター」など2カ所で12~42ベクレル/kgのセシウム134・137が測定されている。
だが、五月の段階でも尿検査した8歳の双子の男女から0.1ベクレル/kgのセシウム137が検出。さらに焼却直前に検査した13歳の女子から0.1、4歳の女子から0.075各ベクレル/kgのセシウム137が検出された。このため、がれき焼却との因果関係は今のところ不明だ。双子の母親は「市ががれき焼却を始めると聞いて、焼却後の比較ができるよう事前検査した。
ところが焼却前と後で計6人の子どもたちからセシウムが検出され、何が原因かわからず、とても不安だ。行政は尿検査を実施し、住民の健康状態を調査して対処するべきだ」と語る。
これについて市の生活環境課は、「市内の医師と相談し、通常の健康診断で十分とのことだった。今後、尿検査など特別の検査は予定していない」と話している。
(週刊金曜日 成澤宗男・編集部、12月7日号)
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原因は判りきっています。内部被曝は主に呼吸と飲食によって起こるわけですから,瓦礫の焼却と食べて応援しようキャンペーンが原因なのは明白です。
鼻血などの体調の悪化とは違い,尿検査は言い訳ができないので,日本中で行なったら大変なことになると思います。
因みに,ハワイの子どもたちの尿からも放射性セシウムが検出されているそうです。これは呼吸が主な経路ですかね。
とある原発の溶融貫通(メルトスルー)さんより 全文転載(2012 12 21)http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6819775.html