アルゴリズムって、アルゴリズム体操しか知らなかった

2022-09-15 08:15:26 | よのなか

アルゴリズム体操って、

Eテレ「ピタゴラスイッチ 」の番組で、お笑いコンビ “いつもここから" が

演じた「アルゴリズムたいそう」のこと。

 

という話でなくて。

アルゴリズムが民主主義の未来を変える。という話。

22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』

 

もう、情弱な中年の危機です。

よく知らないアルゴリズムが、

すでに知らないところで、機能して、

われわれの行動を動かしている。

 

闘争、逃走、そして、構想。

無意識民主主義という構想も革命的で、

腰を抜かし、目から鱗が落ちた音が一瞬、聴こえた。

 

しかし、

アタマでは、脳みそをひと皮剥かれた感じがするのだが、

中年のおじさんなんだな、

ココロが素直に受け入れない。

 

革命とは、そういうものかも知れないが。

 

この画期的な新しい民主主義の提案を、

みなさんは、どう受け止めたのだろうか。

 

酒に現実逃避する中年として、

やはり、

ネコとゴキブリでは、噛みついて、ガス抜きする自分が虚しい。

ネコのトムに噛み付くのはネズミのジェリー。

中年オヤジが噛み付くのは、炙ったスルメです。

ゴキブリもつまみになるなら、試してみたいが、今は食欲がまだわかない。

 

実際、それが現実のヒトしての政治家でも、

ふと、すきま風が吹く事があることは隠せない。

 

立川談志家元が、

「酒が人間をダメにするんじゃない。

  人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。」

 

著者はいう、

「民主主義が人間をダメにするんじゃない。

 人間はもともとダメだということを教えてくれるもんだ。」

 

 

だから、人間でなく、

アルゴリズムで、無意識民主主義という構想。

その飛躍もアタマでは、その構想を、理解できる。

いや、実は、理解しきれてないから、ココロなんて持ち出して、

誤魔化そうとしているんだろう。

くり返しになるが、

アルゴリズムというものが、いまひとつココロに引っかかってしまう。

なんて、いって。

無知なる不安というものか。

 

もう、昭和枯れすすき、です。

すでに、傷だらけの人生、です。

 

彼の勇敢な試みに賞賛したい。

なんて、上から目線なんだよ、この酔っぱらいジジイが。

自分で自分をたしなめました。

 

彼を真似てしめくくります。

 

「見当もつかないほど革命の目的が大きいので、

 革命は尻込みを何度もくり返す。

 尻込みしなくなるのは、どんな後戻りもできない状況になったときだ。

 するとその環境のほうが、こう呼びかける。」

(カール・マルクス『ルイ・ボナパルトのブリューメル18日』講談社、2020年)

 これが民主主義だ。ここで跳べ!

 ここに新しい民主主義がある。ここで踊れ!

 

 勇敢に闘うものに、さらなる前進を。

 

 

ところで、

そもそもの国家とかに、こだわらない試みもあるから、

そちらも探ってみたい、と思います。

 

 



コメントを投稿