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政治家マイナンバー制度

選挙がはじまった。

禊ぐためにいそいだ。

 

ところで、あいも変わらず、

国民総背番号制、

マイナンバー制度が迷走している、

国民に対しての。

 

では、政治家総背番号制度はどうか。

つまり、政治家マイナンバー制度だ。

 

国会議員から範をたれよ。

衆議院、総番号465番。

参議院、総番号248番。

 

選挙だ、当選後、

政治家は、全てマイナンバーを付せる。

 

※1 全ての政治家に個人番号を付し、

少なくとも政治資金の運用は

この個人番号なしでは認めない

「政治家総背番号制」こそ

必要ではないか。

 

「番号を付す」のは権力の行使であり、

その「権力」は

私たち主権者に本来ある。

 

無論そこで政治家は

自分たちの言論の自由や

結社の自由を訴えるだろう。

 

しかし、

そこで初めて

政治と私たちは

「自由」について

共通の場所に立てる。

 

※1 (『マイナンバーから改憲へ 国会で50年間どう議論されたか』 大塚英志著 白澤社 現代書館)

 

この選挙で、

この争点は出ないだろうなぁ。

特に、重鎮の苔、いや黴むした

石破自民党からは。

 

親からつづいた「小泉進次郎」くんの、

アタマの片隅にも、

ジャパンハンドラーからの指示がなければ

何も出ないからっぽだろうな。

 

マイナンバーは、そうも使え。

いや、そう使え。

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なぜだか盗人猛々しい田舎坊主にも三分の理

お墓を掃除し、花を手向ける。

おふくろは嫁いだときから延々と墓守をして来た。

 

ふたり姉弟のばか息子のオレの姉は既に鬼籍に入り、

ばか息子ひとりとなっている。

そのばか息子には子どもはいない。

 

おやじは、もう真っ先に鬼の籍に入っていた。

おふくろは長年の苦労を過ごした故郷地元を全て棄て、

都内の亡くなる前の姉を頼りに上京して来た。

 

その為におやじとふたりで続けた稼業の金物屋を廃業し

大量の在庫の雑貨をひとりでコツコツ処分した。

並大抵の作業ではなかったと思う。

 

オレは映像制作会社にいて、忙しぶってた。

いつでも手伝いに帰ると伝えはいたが、

おふくろは遠慮してか、

稼業のことを知らないオレを呼び、

逐一訊ねられる煩わしらより

自分の手でひとつひとつ片付ける苦労を選んだ。

稼業を畳むのも一大事だ。

 

そして、頼りないオレは

おふくろの思いやりで店じまいの蚊帳の外にされた。

稼業の事情はここまでで良しとしよう。

 

この難題は永年のしがらみと言って良いだろう、

そう、先祖代々のお墓の処理の問題である。

 

おふくろにお墓の処分を当時、

以前から何度も相談されていた。

 

オレには子どもがいなかったので、

先祖代々の家を締めくくる、そうThe Endの役目だ。

 

相談される都度、複雑な気持ちに

思わされることはあったが、

子どもがいないことには変わりはなかったし、

いたところで遠く離れた故郷のお墓のことは

思案のしどころである。

オレにははじめから決まっていた。

故郷のお墓は処分する、処分せざるを得ないと。

歴史の重みは閉じることは、

随分とこころを痛めたところである。

なにせ打ち止めにとどめを刺すのはこのオレだ。

江戸から永く長く続く墓跡を失くすのだ。

 

おふくろの墓のことは考えた。

歴代の墓には入りたくないとおふくろは言った。

 

それでオレの中では話は決まった。

オレの骨はとは言えば、

そもそも、オレは「・」塵である。

綿々と繋がる歴史を「・」塵でとじる。

あとはないので、墓は要らない。

残したところで風が吹けばいつかは失くなるだろう。

それまでだれが面倒をみるんだ。

墓はなくし永代供養をして貰おうと言うのが

オレ「・」塵からの望みであり主張だった。

 

先祖という歴代の性根(しょう)というものを抜く。

世代交代した檀家の若い田舎坊主が

拙いながらお経をあげてそれなりの手続きに

それ相応のお布施がかかったそうだ。

 

田舎坊主は、そこで仕事を終いにすれば良かったのだ。

しかし、田舎坊主の欲の皮が張った。

 

奴は、専業坊主では食べていけず副業も抱えていた。

残念ながら、田舎坊主は破廉恥、助平にも、

いや、自分の実生活に正直にも重きを置いた。

 

「これは貰って行きます」と、仏壇の観音様、

おふくろが言うには純金の観音様を

手掴みで一方的に袈裟の胸元に入れて帰ったそうだ。

 

田舎坊主は、俗な「・・・〜」塵の繋がりだった。

つまり「ぽくぽくぽく、チーン」だ。

 

奴は自分の生活を思い、塵が積もり塊となり、

埃となり澱みとなった。

我が家との永年の付き合いの伝統や歴史性は、

お互い檀家制度から離れると同時に、

金の切れ目が縁の切れ目と、

奴自らから世俗生活のゴミ箱に

両足を突っ込んで入って行った。

 

まだ若い田舎坊主には、墓じまいという

檀家の哀しみと複雑な感情事情より、

自ら自身の生活を優先して、

人の家の仏壇の観音様を、自分の取り分として、

勝手にむしり取り懐に入れたのだ。

坊主にも三分の理として、

観音様とともに、自ら深く墓穴を掘ったのだ。

盗人田舎坊主の最後の所業は、

墓穴くらい業の深いことだった。

 

南妙法蓮華経、南妙法蓮華経、南妙法蓮華経。

 

 

それでも坊主は俗に生きて行かねばならないのだろう。

往生するのだろうか、田舎坊主は。

 

「善人なをもて往生をとぐ,いはんや悪人をや」

 

南無阿弥陀と、宗旨替えでもするだろうか。

 

 

 

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一般社団法人日本著作権協会、集金正義怪獣 JASRAC

憶えていますか、

音楽教室で、子ども達が唄う歌に対して、

ミュージシャンの著作権者の権利を守る為に、

立ち上がり、訴えた集金正義怪獣JASRACの事件の事。

 

JASRAC の建物は、

それはそれは、とてもとても立派です。

どこからの正義の集金で建築されたのでしょうか。

勿論、著作権者の利益を守る名目で、

音楽を使った方々からの正義の集金からですよね、

そうですよね。

 

音楽の権利 〉音楽の普及 〉表現の自由

(個人レベルの使用は自由。

 但し、ネットの普及によりネットへの書き込みも

 捜査、集金の対象に。)

 

ホームページには、微に入り、細に入り、

正義の集金方法が書かれています。

 

ブログに、歌詞を書いても、

JASRACと契約をしていないSNS運営会社を訴えると、

平等性の担保と咆哮する。

 

大丈夫ですか、書いてる皆さん、

集金正義怪獣JASRACと契約していない

運営会社が狙われるのですよ。

 

表現の自由、音楽の普及より、正義の集金が大事。

著作権者の利益を守る正義。



集金正義怪獣JASRACは、

あらゆるジャンル、状況下でも、

喰い散らかし集金します、正義の集金方法が、

ホームページに用意されてます。

 

冒頭の品位を欠いた、正義の訴えに代表される

正義を欠いた正義が用意されてます。

 

粋より正義の集金。

野暮でも正義の集金。

 

全ては、音楽に携わるミュージシャンの為。

自分たちの団体の繁栄の為。

 

正義の集金、勇気の集金、

見逃さないぞ集金、取りこぼさないぞ集金、

音楽より、金が全てじゃないのか。

 

あるミュージシャンが、

自分の作った歌を、ライブハウスで、

自分で演奏し歌ったら、

集金正義怪獣JASRACに集金されて、

入金はなかったという、

冗談みたいな話もあるそうです。

 

豪奢な御殿が建つわけです。

 

 

 

丸いトマトも 切りよで四角

ことも言い様で 丸くなる

 

だめよだめよと いわれてやめる

そんなあなたが もっとだめ

 

 

 

(初出 17/08/01 19:46 再掲載 一部改訂)

 

 

※ 2022年10月24日、最高裁にて、

JASRACの上告を退ける判決が出た。

これにより一連の訴訟では、教師による演奏のみが

演奏権(著作権の支分権の1つ)の対象となり、

音楽教室側に音楽著作権使用料の

支払い義務が生じ、

生徒の演奏については生じないとする

判断が確定した。

 

しかし、

音楽教室側には使用料の支払い義務が生じるんだ!

世知辛し。

 

 

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裁判官ってナンですか? 検察官ってナンですか?

ニッポンって、滑稽な権力をもつ国。

 

僕の友人が、軽犯罪で留置された。

もう、何十年前だろう、か。

 

酔っぱらって自転車に乗って、駅前から自宅へ帰る途中で、

巡査に職務質問された。

自転車を支えにしていたが振らついて、

巡査の肩にふれ、はずみで巡査の肩から懐中電灯が落ちた。

彼は、公務執行妨害で、逮捕された。

 

彼が悪いのだが、逮捕され、留置された。

 

ここからが、

このニッポンの縮図だ、苦笑い。

苦くも笑えない話だ。

 

彼がいうには、

見下ろす小窓から、裁判官は、

「もう十日の留置」を求めた。

(期間は不確かだ、自分の記憶が曖昧だから、たぶん)

自分の意見も聴かずに、一方的に通告された、そうだ。

「なぜですか」と、当時の置かれた立場で彼が精一杯に訊ねると、

若い女性の裁判官は、

検察官が「そう」言っているから、と。

 

「裁判」の定義が崩れた、そうだ。

これが、彼を裁く判決だった。

 

その後、無罪放免となる前日、

検察官と面談した際に、

検察官は、留置された彼に言った。

「留置数が足らないんだ」と。

数合わせで、留置されてたと云うわけだ。

 

「留置」の概念が崩れたそうだ。

「留置」とは、証拠隠滅、逃亡の怖れがあるからのはず。

 

「権力」はおそろしい。

とくに馬鹿が持つ権力は。

ニッポンって、

なんて無知でノウテンキなおそろしい国なんだろうか。

 

 関東大震災のとき、憲兵や、市民が自警団をつくり、

 デマで、韓国人を殺し、主義者を逮捕、殺害した。

 憲兵時代の甘粕雅彦に、

 大杉栄、伊藤野枝、甥っ子の橘宗一が殺害されたのは、

 有名な話だ。

 

検察官が言っているからと判断する裁判官、

「数合わせ」の留置という検察官。

 

狂った権力、

自己都合の検察官に、思考停止の裁判官。

 

 

被害の彼は、元気だろうか。

まだ、狂ったこの国で、正気で生きているんだろか。

 

小さな事件で、これだから。

大きな事は、比例して、大きく滑稽なんだろう。

大きくなるほど、笑えなくなるとしたら、

話し手の自分が、下手くそなんでしょう。

 

疑惑の政治家が不起訴になる。

真っ黒な案件を弁護団が訴訟しても、見事に却下する。

検察官も裁判官も、小さな馬鹿と、大きな馬鹿がいる。

小さな馬鹿から、大きな馬鹿は、比例して馬鹿になるはず。

 

このニッポンでは、

小さくても、大きくても、

イチはイチなのだが、

馬鹿さ加減は大きく滑稽になるんだろう、か。

「数合わせ」には釣り合わない。

 

 

ちなみに、巡査の肩の懐中電灯は、

自分のものでなく、他の巡査のものだった、そうだ。

どうも、それがバレてしまうので、頭に来て逮捕したそうだ。

ここにも、馬鹿がいる。

逮捕しなければ、穏便にやり過ごす術(すべ)もあったろうに。

 

また、彼は、留置場のなかで、

同室に、殺人罪を通告された被疑者がひとりいたそうだ。

彼は、その通告書を見せてもらったそうだ。

 

 

 

どんな、このニッポンの裁判官が、

判決をくだしたんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「国葬」のもと、「国葬」、そして、「国葬」のあと。

岸田政権の緊張感のなさ!?

フューマンエラーだ。

警視庁、ここに問題あり。

二度あることは三度ある。

もっともっと、大きく報道するべき。

 

警視庁は、安倍元総理の国葬警備のため、

応援で派遣されていた警察官の実弾入り拳銃を

一時紛失したと明らかにしました。

警視庁によりますと、

一時紛失したのは、

安倍元総理の国葬に出席する要人警護のため、

東京に派遣されていた警察官の実弾入りの拳銃4丁で、

東京・府中市の警察大学校のロッカーに保管されていました。

当初、ロッカーには7丁保管されていて、

管理を担当していた警視庁の男性警部補(40代)が

そのうち3丁をジュラルミンケースに移し替えましたが、

4丁を残したままロッカーをリース業者に返却したということです。

その後、4丁とも見つかり、警視庁が回収しました。

拳銃が使用された形跡はないということです。

警視庁の高山祐輔警備一課長は、

「大変申し訳なく思っている」と謝罪しました。

(2022年10月1日 TBS NEWS DIG)

 

 

報道機関も、

こういう警視庁警備一課長が謝罪するよう

人為的ミスを、「国葬」のもとと、「国葬」と、

この次は、「国葬」のあとと、厳重注意と共に、

構造的原因を究明報道すべきと思う。

 

すべての元は、内閣総理大臣岸田文雄にあることも。

 

 

 

 

 

 

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