4月25日、社会見学会として寅さんで知られている葛飾柴又に行きますので
3月15日下見に行ってきました。
出発点は柴又駅、駅前には、「旅に出る寅さんが、さくらの方を振り返ったシーン」をモチーフとした寅さんの銅像。1999年に地元商店会と観光客の募金によって、柴又駅前に建てられた。銅像の足元には、山田洋次監督による寅さんの故郷への思いが刻まれている。2017年には、寅さんを見送る妹さくらの銅像も建立されている。
柴又駅から帝釈天までは土産物店や食事処がずらりと並んでいる。
間もなく帝釈天仁王門に到着。
今回は見ませんでしたが、柴又の帝釈天では「帝釈堂」の周囲にめぐらされている法華経説話を取題とした素晴らしい彫刻を鑑賞できる「彫刻ギャラリー」と大客殿前に広がる池泉式庭園の邃渓園をセットで見学することができます。
帝釈天から少し歩いたところに「寅さん記念館」と「山田洋二ミュージアム」があります。
今回はここも入りませんでしたが、『男はつらいよ』の記憶のすべてがある。それが寅さん記念館です。
館内には、映画で実際に使用された「くるまや」のセットが撮影所から移設され、実物資料やジオラマ模型、懐かしの映像集などで、「男はつらいよ」の世界に浸ることができます。
山本亭の入口
270坪の典型的な山本亭の書院庭園は、米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living〜ランキング調査(2016年)で、第3位に評価されています。全国900カ所以上の旧所名跡、旅館、旧別荘が対象となっているこの調査において、順位が公表された2003年以降、山本亭は常に7位以内にランクインしています。
矢切の渡し、柴又側の乗船場
帝釈天まで一旦戻ってきてここから約10分ほど歩いて矢切の渡しへ、この「矢切の渡し」が世に広まったのは、1906年(明治39年)、雑誌「ホトトギス」に発表された、矢切を舞台に、政夫と民子の悲恋の物語を描いた小説「野菊の墓」の一節、「僕の家といふは、矢切の渡しを東へ渡り、小高い岡の上で矢切村と云っている所。」として描かれたことによるとされている。
(下矢切の西連寺の境内には、小説の一節を描いた「野菊の墓文学碑」が建立されている。)
この渡しが全国的に有名になったのは、1982年(昭和57年)に細川たかし氏が歌った、歌謡曲『矢切の渡し』が大ヒットしたことや、フーテンの寅さんが柴又を舞台に各地を訪れる映画『男はつらいよ』が上映されたことで、「矢切の渡し」が全国的有名となり、再び脚光を浴び、年間20万人以上の観光客が乗船する時期もありました。
矢切の渡し、松戸側乗船場
乗船時間は約10分、帰りは乗船客が5人いたこともあってか、船頭のはからいで少し上流まで遡って付近のガイドを
してくれた。
舟から降りて河川敷を歩き江戸川堰堤に。
堰堤には休憩所もあって、腰を下ろしてそこからの360度の眺めは爽やかなで気持ちよかった。
江戸川堰堤から柴又方面を望む。手前は河川敷ゴルフ場、左方向にスカイツリーも見える。
江戸川堰堤から松戸方面を望む。
画面手前から画面上の方に向かって農道「野菊の小路」を歩いて行くと「野菊の墓文学碑」が建立されている西蓮寺がある。
「日本の音風景百選の碑」
この辺りは環境省の日本の音風景百選に選ばれている。
松戸側の乗船場から江戸川堰堤までの間、春の訪れを感じるたくさんの花が咲いていました。
江戸川堰堤でしばらく休憩したあと、また来たコースを引き返す。
食事処で腹ごしらえをして土産物店をウロチョロ、催行当日の食事の予約をして帰路に着く。
この日は晴天で風もなく、爽やかな気分で下見を兼ねた散策ができました。
投稿者:やまちゃん