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火成岩の火山岩

2011年12月09日 06時48分01秒 | 日記



昨夜から急に冷え込んだ糸魚川

毎朝の気温が少しずつ下がっています。

畑の大根や白菜の収穫も終わり、冬の準備も出来ました

寒くて海岸へはなかなか行けません。

今年拾った不思議な石を調べてみました。

こちらの石、穴がボコボコ開いていますよね

前に紹介した玄武岩も穴が開いている物がありました。

学芸員さんに聞いて見ると

「これは玄武岩か安山岩ですね~穴はマグマが固まった時に火山ガスが入り込んで

開けた穴です」

「んん~玄武岩か安山岩?」

火山が起きた時にできた火成岩には火山岩(マグマが急激に冷えて固まったもの)と

深成岩(マグマがゆっくり冷えて固まったもの)の2つあるそうです。

玄武岩と安山岩は火成岩の仲間です。

この火山岩、なんと!二酸化ケイ素(SiO2)の量で分類されるのだそうです。

玄武岩は二酸化ケイ素が45~52% 
安山岩は二酸化ケイ素が52~63%
流紋岩は二酸化ケイ素が69以上

なるほど~成分で石の名前が付けられているのですね

これは見た目だけじゃ難しいです…

姫川薬石で有名な流紋岩が、玄武岩や安山岩の仲間だとは知りませんでした。

そう言えば薬石も穴があいていてその穴が不純物を取り除く役目をしてましたよね

色々調べると発見があっておもしろい!

不思議に思った石をまた調べてみたいです


                        
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