研究所で教えるアリワーク では、裏をきれいに大切に仕上げる技法があります。それは、生きる上で、何かに繋がります。裏とは、目に見えないプロセスです。両面の良さを感じて下さい。アトリエの鳥のさえずりと共に。
Embroidering both sides
(Embroidering right side and the wrong side)
表を綺麗に仕上げる事
Finishing off the right side beautifully
ビーズが綺麗に並ぶ事
You shall see beautifully lined up beads
チェーンステッチが細かい事
Our chain stitch is fine
そういう技術に長い間力を尽くしてきた、そんな気がする。
Yes we have dedicated for this technique.
そして、この刺繍で
まるで、綺麗にという縛りを捨てたように
自由な刺繍に切り替えた、、すると
Guess what
We set it free.
We made our shift.
We are no longer stuck in beauty section.
ビーズの色と反する糸は、まるで差し色となり
光るビーズは透けるオーガンジーの向こうで鈍く主張し、
糸と、糸が溶け合っていたり
Colour of your thread is contrary to the colour of your beads which
adds more colour to it
Shining beads are standing out behind the organdie
Extra more threads melts away
裏にも表の表情があったことに気付く
新たな発見
Now findings, that is, more expressions on the wrong side
表裏刺繍が生まれた日
The day wrong side is gone




ひと針の美学 100年の愛着 Vol.1
タイトル:「紡 Tsumugu」
motif繋ぎで、現代アートのような脱刺繍作品を作ります。沢山の人の力を紡いで行くプロジェクトです。他の教室の方でもアリワークが出来れば、参加できるようにしたいと考えています。
脱とありますが、壊すという感覚ではありません。
刺繍からアートへ移行できるきっかけにしたいからです。
作品に意味を持たせることを重視。
今回の「紡 Tsumugu」作品では
●図案は丸と直線の融合
●出来るだけ多くの人が参加
●テクニックは単純に
●各人が製作したmotifを繋ぎ合わせる。
●裏側も作品とする
全てのことに理由と意味がある作品
私の夢、見ることのできない遠い未来にAari刺繍の歴史を残すこと。そこへ足を1歩踏み出しました。