こんばんは、cathyです。
今日は録画していた番組を見ました。
NHKスペシャル『山口一郎“うつ”と生きる ~サカナクション 復活への日々~』です。
実はこの番組、父親からの留守電で知らされまして。
本放送は見られなかったのですが、なんとか再放送に間に合いました。
父親がそういう、うつ病に関する番組に関心を持っていたということに驚き。cathyが最初にうつ病を発症した頃には、腫れ物に触るような扱いでしたから。どういう気持ちでこの番組を見たのか、いつか聞いてみたいものです。
ここからはcathyの感想です。
感じたままを書くので、もし読まれて気に障った方がおられたら、本当に申し訳ありません。
まずは、密着取材の様子が、リアルだな、生々しいな、と思いました。
ベッドから起き上がれずに、横になっている様子。
約束の時間になっても連絡を入れることができず、鳴らない携帯。無言で待つ仲間。こぼれる本音。
しんどいときの自分を見ているようで、共感を超えて、ちょっと平静ではいられなくなるくらいでした。
でも、一方で、うらやましいなとも思いました。
音楽という、好きなもの、打ち込めるものがあること。
多くの人を感動させられるだけの才能、クリエイティビティ。
そして、待ってくれている仲間。ただそばにいてくれる仲間。
うつ病に陥っていく過程は、とても孤独で辛い日々だったと思いますが、山口さんは一人ではなかった。最後の最後、復活ライブのステージ上でバンド仲間がこらえきれずに流した涙、ぐっときました。
cathyも、一人ではありません。たくさんの方が、今の生活を支えてくださっています。感謝しています。
でも、変わらずずっと寄り添ってくれる人はいません。家族も、仲間も病気と共に失いました。
才能もありません、楽しみも好きなこともありません。
モチベーションもなく、孤独感の中で、何を目指していけばいいのでしょう。
だから、音楽を奏で、仲間に囲まれ、大勢のファンに向かってただいま!と笑顔を見せる山口さんの姿に、うらやましいと思ったのです。
明けない夜はない、とか、
止まない雨はない、とか。
ほんとかなぁ、と思ってしまいます。
とても共感できる、そして感動もさせてもらった番組でしたが、
そこからcathyが学び得るものは、というと、正直わかりませんでした。
同じ病気だけど、同じではない、と思いました。
ただ、山口さんほどの影響力のある方が、うつ病についてメッセージを発信し続けてくださることで、病気についての理解が少しでも広がるのであれば、それはありがたいことだなと思いました。
cathyに足りないもの。
目標かな。努力かな。
まだまだ、自分を見つめ直す必要がありそうです。
では、また。
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