国営飛鳥歴史公園館は、5ヵ所に分かれている国営飛鳥公園の高松塚周辺地区にある観光拠点施設で、飛鳥とその周辺のジオラマを見るだけでも訪れる価値があります。
発見容易
大型車可能駐車場あり
精緻なジオラマは必見
休憩可能
お勧め度:
*** 本ページの目次 *** 1.基本情報 2.諸元 3.探訪レポート 4.補足 5.参考資料 |
1.基本情報
所在地
奈良県高市郡明日香村大字平田538
2.諸元
3.探訪レポート
2020年9月4日(金)
この日の探訪箇所
星塚古墳および大和神社 → 馬口山古墳 → フサギ塚古墳 → 栗塚古墳 → マバカ古墳 → ノムギ古墳 → ヒエ塚古墳 → クラ塚古墳 → 波多子塚古墳 → 西山塚古墳 → 東殿塚古墳 → 西殿塚古墳 → 下池山古墳 → 中山大塚古墳
【午後・飛鳥】
岩屋山古墳 → 吉備姫王墓 → 梅山古墳(欽明陵) → 鬼の雪隠・鬼の俎板 → 小山田古墳 → 野口王墓(天武・持統陵) → 国営飛鳥歴史公園館 → 中尾山古墳(文武陵) → 高松塚壁画館 → 高松塚古墳 → 栗原塚穴古墳(文武陵) → 檜隈廃寺跡 → キトラ古墳壁画体験館 → キトラ古墳
⇒前回の記事はこちら
天武・持統天皇陵に詣でた後、さらに東へ進むといよいよ飛鳥のコアゾーンに入って行くわけですが、今日はそちらへは足を踏み入れず、西へ戻ります。
高松塚古墳方面へ向かいますよ。
天武天皇と持統天皇、さようなら。
高松塚古墳などが乗る丘を横断する新しい道を歩きます。
ああ、さようなら。
でもまたすぐ来ますよ。
さて、この後は高松塚古墳や中尾山古墳などがある「国営飛鳥歴史公園内高松塚周辺地区」を歩きますが、まず初めにガイダンス施設と推測される国営飛鳥歴史公園館を訪れてみましょう。
無料パンフレットとかもらえるのかな・・・
おおっ!
飛鳥のジオラマがある!
こういうの大好きなんですよね。
これはかなり精巧なジオラマですよ。
住宅などの建物一軒一軒をリアルに再現してあります。
凄いなあ・・・
地元にお住まいという公園館の方と話しながらジオラマに見入ります。
まずは、クラツーでもよく泊まる橿原神宮前駅のロイヤルホテル近辺。
※以下、写真によっては若干スポットの名前を追記しました。
この周辺に関しては、ツアーの仕事に行った際に、早朝一人で歩いたことがあります。
⇒そのときの探訪記事はこちら
ちょっと角度を変えて、畝傍山(左側の山)を入れてみました。
畝傍山の麓に広がっているのが橿原神宮ですよ。
今度は大和三山と藤原京。
北から南を見ており、藤原宮の高御座(八角形の玉座)に座る天皇は「天子南面」していますよ。
この地は飛鳥と一緒にされることがたまにありますが、飛鳥とは違う場所で、狭義の飛鳥と呼んでいるのが左上の方の甘樫丘の向こう側の狭い範囲です。
角度を変えてみました。
ここまで高度は高くありませんし、広角でもありませんが、大和八木駅近くのカンデオホテルの男風呂からはこういうイメージの眺望を楽しむことができますので、歴史マニアの方はぜひ宿泊をお勧めします(ただし、残念ながら女風呂はこのビューではありません・・・)。
では、狭義の飛鳥、つまり飛鳥のコアゾーンを見てみましょう。
※2020年12月18日出発のツアーではこの範囲を重点的に探訪します。
このジオラマは飛鳥めぐりをする際には必見ですね。
いいものを見つけました。
※後日註:この後、クラツーで「国営飛鳥歴史公園内高松塚周辺地区」をご案内するときは、必ず公園館に立ち寄ってこのジオラマをご覧いただいています。
それでは、つづいて古墳の方へ行ってみたいと思います。
最初は中尾山古墳へ行ってみようかな。
⇒この続きはこちら