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学研から、「栄養医学ガイドブック」という本が出ました。
私が長年学んでいる分子整合栄養学を医療現場で使われているドクターが書かれた本です。
千葉県のマリヤクリニック院長の柏崎良子先生が、とても素晴らしい、わかりやすい本を書いてくださいました。
柏崎先生は、日本でも珍しい低血糖症の治療を行う先生で、今までも自主出版で栄養と治療の本を出されているのですが
今回、学研という大きな出版社からこの本が出たということは、分子整合栄養医学が人々のひとつの治療法として認知されるのでは?と嬉しくなりました。
栄養が体に大切だということは皆知っているのだけど、栄養で病気を治療する感覚はほとんどの人が持っていません。
分子整合栄養医学は、25年間の日本でのエビデンスと、生化学に基づいた学問が背景にあるので
もの凄い実績なのですが、まだ全然受け入れられていません。
治療で必要な栄養素の量は、日本の栄養基準量をはるかに超えた量なので、本に正しい必要量のg数を載せることはタブーだったらしいのですが
嬉しいことに、今回はしっかり治療に必要な量も記載されています。
この「栄養医学ガイドブック」は、栄養で病気を治療する内容が本当にわかりやすく書いてあるので
自分と家族のためにも、少しずつでも理解しておく価値があります。
本の中に、「生命の設計図」に描かれた健康を取り戻す
と書いてあるのですが、その表現が、とても素敵で心に留まりました。
栄養のことを知りたい方には、わかりやすい教科書になりますよ。
コンパスでも販売していますが、各書店でもe-ブックでも買えます。
ぜひ、一家に一冊お求めください。