RENAULT 5 ALPINEの記事で取り上げた、HONDAの初代CITY。
同社が提唱するMM思想を見事に反映し、今の軽自動車以下のサイズにも関わらず5人の定員と
リアに折り畳み式オートバイのモトコンポまで搭載可能とした絶妙のパッケージングでした。
その、今では普通になったトールボーイスタイルを見事にデザインしたのは、イタリア最大の
カロッツェリアだったピニンファリーナだったようです。
ただ、当時の業界では開発に関わった外部デザイナーの名前が表に出ることは極稀でしたが
初代CITYの場合は、後に販売されたCABRIOLETでBピラーの根元にさりげなく付けられていた
Pininfarinaのエンブレムが、僅かにその功績を物語っていました。
このCABRIOLET、ロードスターが出るまでは日本で一番売れたオープンだったようですが、
ソフトトップの出来映えも流石に日本車って感じで、更に本体色のカラーバリエーションが
なんと12色も・・・
実は、この可愛いくて魅力的なオープン
「それ」がやって来る前になりますが、我が家の人気者として活躍していました。