原寸大のプラモデル (RENAULT 5 TURBO)

プラモマニア的、趣味の車生活。
RENAULT 5 TURBOを中心とした雑多な話題を綴っていきます。

フェーズ2

2009-03-20 11:21:24 | Weblog
1982年に普及版?としてのTURBO2が登場したことから、これに
対応してTURBO1と呼ばれている「それ」にも僅かではあるが仕様の
違う初期型と後期型の2種類が存在しているらしい。

ホモロゲーション対応のスペシャルモデルらしく「それ」も随所に
FRPやアルミの外装部品を使って、軽量化と共にイニシャルコス
トの削減を図っている。
つまり、ベースとなっているRENAULT5と形状の違う箇所は金型の
投資を避けてFRP製とし、形状の同じ箇所は軽量化とスペシャル
性を兼ねてアルミ製に変更といった感じでしょう。
そんな訳で、初期型ではルーフとリアのハッチ以外に左右のドアも
アルミ製だったようですが、後期型では左右のドアがRENAULT5と
同じ量産仕様の鉄製に戻っています。
やはり、アルミ製のドアに市販車同様の開閉機構付きガラス窓では
重くて、強度面で問題があったのでしょうか?

アルミと鉄、形状も同じなので見た目では判別できませんが、初期
型のアルミは開閉機構が手動で、後期型の鉄製はナント電動です。
因みに、私の元にある「それ」はパワーウィンド付きの鉄製ドアで
すから、俗称は「TURBO1のフェーズ2」でしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルクス(TORX)

2009-03-13 18:33:32 | Weblog
「それ」のFRP製バンパーを固定している頭の大きなバインドのネジは
盗難防止の目的もあるのか、T型のトルクス規格が使われています。
この規格、元々はプラスやマイナス、HEX等と比べてもトルクの伝達
効率が高く、なめりにくい規格として考案されたようですが、日本では
普及率が低いことから盗難や分解防止の目的で使用されているケースが
多いようです。

そのネジを外すために、滅多に使わないトルクス用のドライバーを持ち
出して、初めてこのネジを外した時、何か妙な違和感が・・・
それ程大きくないサイズのネジですが、それでも「おやっ?」って感じ
るほどに軽い・・・んん??
良く見れば、ホーニング処理だけと思われるネジの地肌は、鈍く光った
独特のウォームグレイ色。

わおっ、、、これってチタン製のネジ!!

PS:
後日、生産末期のTURBO2は同形状の「重いネジ」だったと聞きました。
マニアの中にはネジの材質にまで拘って交換される方も多いようなので
このチタン製のトルクスも純正の部品かどうかは不明です。
でも、標準仕様であって欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TRX

2009-03-06 18:51:17 | Weblog
丁度、「それ」の登場と時を同じくして発表されたミシュランのTRX。
BMWやFerrariでも高性能車は挙って純正装着したようです。
そんな訳で、同じフランス国内で生産された「それ」に純正タイヤとして
選ばれたのも頷けます。

ただ、発表された時はタイヤ業界にとっては衝撃的だった様で、それこそ
一大転換期を迎えるのではと思えるほど画期的な内容満載で、ホイールの
サイズも、それまで主流だったインチ表示ををミリに変更したり、リムの
形状も当時の超高性能車?が指定していた特殊な形状でした。

そのためにホイールも専用品で、他のタイヤが流用できないということで
結局は不発に終わったようです。
まあ、新しい規格を連発して、廃れるといとも簡単に消費者を見捨ててし
まうまう日本の某家電メーカーと違い、流石は伝統(プライド?)を重ん
じるフランス人、ビンテージカーを絶やさないために極少数ですが現在も
生産が続いてます。

私の元にきた「それ」にも、純正ホイルには発売当時の状態と思われる
プラスチック状に硬化したTRXが付いていました。
しかし、交換しようにも当時は新しいTRXが入手できず、仕方なくRS
ワタナベにホイルをオーダーして極普通のタイヤを履かせていましたが
前回の車検時に、運良く新しいTRXを手に入れたのを切っ掛けに純正の
ホイルに再登場してもらいました。

やはり、本体色にコーディネートされた純正ホイルが良いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする