新たに「それ」の同居人となったGaap、その実質的な生みの親が宿野輪天堂の岡田店主です。
岡田さんとは仕事がらみでお知り合いになり、活動拠点でもある宿野輪天堂さんが自宅から然程
遠くないこともあって、今でも時々ふら~っとお邪魔します。
まあ、大抵は新しい「おもちゃ」を見せる目的が半分って感じですが・・・(笑)
勿論、「それ」も見せに行きましたし、毎回のように試乗会も開催します。
兎に角、「三度の飯よりメカ好き!」って感じのエンジニアさんです。
更に、センスが抜群に良くってアイデアが湯水のごとく溢れる、まさにモノづくりの才能満載。
そんな岡田さんと出会ってから知ったのが、過去に設計された画像の作品たち。
1996年から1998年にツノダのバックアップで製作された自転車たちです。
当時は様々なメディアで取り上げられましたし、当然私も知っていました。
しかし、その作者がGaapの設計者でもある岡田さんとは・・・いやはや、恐れ入りました。
自転車は人力を動力とする必要最小限の移動補助機械。
無駄を省いた最小限のパーツを組み合わせて最大限の効果を上げる為の構造は、やはり設計者の
資質が問われることになりますね。
そんな意味からも、Gaapは実に素晴らしい!
気を衒わずに作り上げられた全てが実に絶妙でカッコイイ・・・いや、美しい。
まさに「アノニマスデザイン」
柳 宗理先生の言葉を借りるなら
「誰がデザインしたのか分からない、あるいはデザイナーの参加さえ許されないものの中に美的に
素晴らしく、長く使いつづけられているプロダクトがある。これを見習わなければいけない。美を
意識しないで、かえって美しいものがあるから。」
これは、常に私の目標でもありますが、やはり意識して成し得る程に簡単ではありません。
そんなアノニマスデザインを造り出せる設計者が手掛けた、実用性を無視した究極の遊び道具。
これが両立できるって、やはり非凡なる才能の成し得る技なのでしょうね。
見出しの画像は、ジェットアシストの「FIRE trick BOB」
次が、水ロケットアシストの「AQUA trick BOB」
これが、蒸気アシストの「jokee」
最後が、電動アシストの「ELECTRIC BOB」
それぞれの詳細は、宿野輪天堂さんのHPをご覧ください。
宿野輪天堂/PRODUCTS/Power ASSIST Bikes (rintendo.com)
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