都市計画を

新聞その他でご存知の通り山代温泉の総湯が立て替えられることになりました。昨年まで区長をやっておりまして情報は随時入って来てましたが、今年になってからはタダの人なので噂だけをお聞きしておりました。
シタラ3日ほど前に市役所の役人がウチへやってきて、総湯の立て替えに当たって「総合計画として回りの景観も考え都市計画の路線も見直したい。よってマズは線がかかってる近隣の関係各位を集めて説明会を致します」ト来ました。ウチはモロかかってる。当然出席いたします。
かいつまんで申しますと、市としてはマズ営業を終了した総湯ウラの「吉野屋」を買収しそこに市民総湯を作る、ンデ今の総湯をシンボル総湯として明治時代のモニュメント的なものを立てるってコとです。その際、現在の総湯を南側（山側、ウチから見ればあっち側）にずらし、昭和32年に制定された都市計画の路線を16m道路から12m道路に変更しスル、つまり今までウチのど真ん中に引かれてた線が消滅するってコとになります。
マダ案の段階ですがそうなったら影響は大きいですね。ウチが半分無くなる、ッテ前程で廃業した隣のスナックを借金して購入いたしましたし、その借金は返済し終えてないし、見方変えりゃこれでようやく立て替えが出来るってコとです。ケド今のウチは大正9年に建てられた旧「吉田屋」、当時の有名な宮大工「天日仁太郎」作の、湯の曲輪18件の最後の建物です。壊すに壊せない？ケドソロソロきてるのは間違いありません。
先日友人の瓦屋職人に見ていただきましたが「もって5年？ンデ葺き替えってコとになると当然瓦ダケの問題ではナイよ、下の木材も当然イってるだろうからザッと見ても1000万は下らないでしょ」等というありがたいお言葉を頂きました。
サアどうする？思案のしどころ。どなたかにイイお知恵を拝借できないでしょうか？