私がモノクロ写真が好きになったきっかけはドアノーです。
パリに住んでいたとき、翌年のカレンダーを店で捜していたら、モノクロ写真のカレンダーが目に入りました。表紙はエッフェル塔の前でおおきなホウキを持った作業員がおかしな格好 でうつっていました。
古きよき時代の写真です。セーヌ川を黒い煙を出しながら走る蒸気船、両手いっぱいにフランスパンを抱えたお使いにいった少年のどや顔等、どれも本当に魅力的な写真ばかりでした。
もちろん即購入しました。 写真機が一般的に普及した頃の作品でした。
ドアノーはパリの日常を切り取る天才スナップ写真家です。
ーーーーーと思っていましたが、、、
フランス人の友人からある話をきいて、ビックリ仰天 その内容とはーーー
話は変わりますが、世界で一番売れているポスター知っていますか? ご意見はいろいろあると思いますが、私はドアノーの [市庁舎前のキス] だと思っています。 ブキニストでは必ず売っています。
誰もが一度は目にしたことがあると思います。 とても情熱的なキスでいかにもパリて感じです。 その時代より非常売れた作品だったようです。
以下友人の話しーーー
ある時、ある男女がドアノーに、この作品は私達のキスが写っており、それで大金を儲けのだから分け前をよこせと主張してきたそうです。
そのときのドアノーの回答にビックリ
[ 何言ってるんだ あれは俺が雇ったモデルたちだ 何でお前たちに金払う必要がある。 アホ とっとと失せやがれ] と言ったかどうか判りませんが
えー😱 ホント あの写真ヤラセなの ビックリ!!!
よく見ると こんな濃厚なキス💋 人前であまりしないよね!
うーん ちょっとガッカリですが それでもこの写真 まだ魅力的です。
他の写真はヤラセではないと信じています。
ドアノーの写真を見て、小生も同じパリでモノクロ写真を撮ろうと思いました。
ヤラセの話 その時は半信半疑でしたが、ネットで調べたら似たような話が散見されます。どれが本当か判りませんが やらせはやヤラセのようです。
宜しくお願いします。
今回はうわさの市庁舎前の写真です。
これからもパリのモノクロ写真紹介していきたいとおもいます。
パリってなんでこんなにモノクロ写真が合うのでしょうか?
それではーーーー