駅近の醸造所 Exeter Brewery（その３）

前回の「Exeter Brewery」の続きです。


醸造所内のタップルームの様子。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

建物の外装とは違ってライトな色調で仕上げられた店内。非常に清潔感があって良い感じ。

　　　　　

　　　　　

注文カウンターです。ハンドパンプオンリーで４本並んでいます。もちろん自家醸造のビールをリアルエールで提供。注文はパブと同じで、ここでキャッシュオンです。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

店外にはテラス席あり。しかも鉄道も真横です。側を行き交う列車を見ながらのビール、これまた良し。すぐそこに先ほどのExeter St Davids駅が見えています。ちなみにこの日はほとんどのテーブルが予約で埋まっていました。すごい人気。アポなしは厳しいようです。

それでは待望のビールを頂きましょう。

（続く）



Exeter Brewery
Cowley Bridge Road, Exeter, Devon, UK

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駅近の醸造所 Exeter Brewery（その２）

前回の「Exeter Brewery」の続きです。


醸造所に到着。

　　　　　

　　　　　

決して美しい建物ではありませんが、レンガ造りで「醸造所」らしくいい味を出しています。

　　　　　

　　　　　

醸造所の外にモルトフィードとカスクが置かれていました。ライブ感あります。

　　　　　

タップルーム専用口は無いようなので、ショップ＆受付に入ってみましょう。

　　　　　

　　　　　

ショップの店内の様子。こちらで醸造しているボトルビールや、グラスやポロシャツなどのグッズを販売しています。スタッフの方にタップルーム利用の件を伝えると中に案内していただきました。

　　　　　

中に入るとまず醸造スペースがお出迎え。比較的大きめの各種設備が並んでいます。

　　　　　

その先の通路を進むと、そこはタップルームになっているようです。

（続く）



Exeter Brewery
Cowley Bridge Road, Exeter, Devon, UK

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駅近の醸造所 Exeter Brewery（その１）

今回からはイギリスビール紀行シリーズで、Exeter Breweryへのビール紀行です。「Exeter Brewery」はDevon州の州都であるExeterのど真ん中にある醸造所で、鉄道のターミナル駅のExeter St Davidsから徒歩４～５分と超駅近というロケーションにあります。醸造所の歴史は浅いですが、伝統的なイギリスのエールビールをベースとし、オーガニックリアルエールがCAMRAのビアフェスティバルで受賞するなど、高い実力をもっています。醸造所にはタップルームがあり、そちらで各種リアルエールを楽しむことができます。しかしながら何故か開店は毎週木曜のみ。よってその限られた開店を目指して多くのファンでその日は賑わいます。今回は木曜日限定開店のタップルームを目指します。

　　　　　

　　　　　

Exeter St Davids駅と駅前の様子。Exeter St DavidsはExeterの繁華街からは少し離れていますが、イングランド各地へ向かう鉄道の玄関口です。ロンドンからはインターシティで約３時間です。

　　　　　

　　　　　

駅から近い醸造所へ歩いてゆきます。駅のロータリー側にGreat Western Hotelという、CAMRAでこの地域一番のパブとして受賞したことのある有名なパブがあります。このパブでもExeter Breweryのビールを提供しています。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

駅から道路沿いを歩いてゆくと、早速醸造所を発見。入口はもう少し先のようです。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

醸造所の建物を眺めながら入口を目指します。テンション上がってきた～。

（続く）



Exeter Brewery
Cowley Bridge Road, Exeter, Devon, UK

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海の見える醸造所 Two Beach Brewing Company（最終回）

前回の「Two Beach Brewing Company」の続きです。


アルコール類のメニューです。

　　　　　

上部の方にビールやサイダーが並んでいます。カスクでの提供は自家醸造のビール１種とサイダー１種。自家醸造のビールが１種とは残念ですが、そちらをパイントでしっかり頂きましょう。ちなみに期待して来た食事は既にオーダーストップ。残念。

　　　　　

　　　　　

ビールはODEALEの１種のみ。こちらのカスクからグラビティでのサービング。もちろんリアルエールです。

　　　　　

　　　　　

サービングは専用グラスではなく、DEVONでは有名なOTTERのパイントグラスです。イギリス系ホップのやや強めの香りとモルトの軽快な香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味は控え目です。イギリス系ホップが心地よい、優しいモルト感が特徴の典型的なペールエールです。旨い。

　　　　　

　　　　　

窓から少し遠目に海を眺めながらの一杯。ビール紀行の至福の時です。

　　　　　

お土産用パックが１０ポンドで販売されていました。500mlビール１本あたり約６００円なので、日本の地ビールとそんなに変わらないかも。



Two Beach Brewing Company
Ness Cove, Shaldon, Teignmouth, UK

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海の見える醸造所 Two Beach Brewing Company（その３）

前回の「Two Beach Brewing Company」の続きです。


こちらが醸造所併設のカフェレストラン「ODE」の建物。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

カフェという名にぴったりの小さな建物です。建物に書かれている情報から、食事へのごだわりが感じられます。

　　　　　

中に入るとすぐにそこはオープンキッチンになっています。こちらにレジがあり、注文はここで行い席で待つ、セミセルフの形態です。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

こちらが客席のフロアです。このフロアに醸造所が隣接していて、ガラス越しに設備が見えるようになっています。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

スタッフの方のご厚意で醸造所の中を見せていただきました。非常に小さな醸造設備がズラリと並んでいます。日本でもここまで小さな設備はあまりないように思います。タンク類には木製の装飾があり、これだけで随分雰囲気が変わります。

　　　　　

こちらで醸造されているビールの瓶製品がディスプレイされていました。

さあそれではビールを頂きましょう。

（続く）



Two Beach Brewing Company
Ness Cove, Shaldon, Teignmouth, UK

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海の見える醸造所 Two Beach Brewing Company（その２）

前回の「Two Beach Brewing Company」の続きです。


バスの時間になったのでバスで醸造所方面に向かいます。

　　　　　

　　　　　

港を見ながらのバス旅ですが、バス車内での次の停留所の案内はなく、かつ下車するバス停がイマイチ分からないので、細心の注意を払います。

　　　　　

　　　　　

ここぞと感じた辺りで下車します。下車は正しかったようです。このWoodleigh Parkが醸造所の最寄りのバス停です。

　　　　　

　　　　　

バス停から海岸方面に下ってゆきます。このSheldonの観光地っぽい看板に従えば大丈夫。

　　　　　

　　　　　

しばらく道を下ってゆくと、その先に海と街の景色が見えてきました。

　　　　　

　　　　　

ふと左にあった建物を見ると、「cafe ODE」って書いてあります。醸造所に到着です。

（続く）



Two Beach Brewing Company
Ness Cove, Shaldon, Teignmouth, UK

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海の見える醸造所 Two Beach Brewing Company（その１）

久し振りにイギリスビール紀行編です。今回訪問する醸造所はSouth DevonのTeignmouthにある「Two Beach Brewing Company」。Teignmouthの辺りはイギリス南部の海岸沿いのリゾート地で、その海辺にある醸造所です。2013年に醸造を開始した小さな醸造所で、地元で人気のカフェレストラン「ODE」が併設されていて、そちらでビールを飲むことができます。こちらはフードに大変力を入れているようで、伝統的なパブとは対照的で現代的なこだわりのカフェレストランといった感じです。醸造所へのアクセスはTeignmouth駅からバスで約２０分。しかしながらバスの本数が少ないのと、バス停が分かりにくいため要注意です。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

イギリス南岸の海を眺めながらTeignmouth駅に到着。駅舎の赤い柱はリゾート地特有の装飾だと思われます。

　　　　　

　　　　　

Teignmouth駅と駅前の様子。小さな駅です。駅前にはスーパーがあるぐらいでお店はほとんどありません。街の中心地は駅から少し離れているようです。

　　　　　

　　　　　

バス停が街の中心地にあるようなので、そちらの方に向かって歩いてゆきます。

　　　　　

　　　　　

こちらが醸造所方面に向かうバスの停留所です。時間を確認すると、バスが来るまで１時間程度ありそう。しばらく辺りを散策しましょう。

　　　　　

　　　　　

バス停の目と鼻の先に海岸線が広がっていました。この辺りの砂は赤いのです。

　　　　　

その後、近くのウィザースプーン系のパブで少しビールを飲みながら時間潰し。タップには日本が誇るスーパードライがありました。頼みませんでしたが。

（続く）



Two Beach Brewing Company
Ness Cove, Shaldon, Teignmouth, UK

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駅前の醸造所 Platform5 Brewing Company（最終回）

前回の「Platform5 Brewing Company」の続きです。


続いて頂いたビールは「The Whistle Blower」です。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

ホップに由来すると思われるシェリー酒のような香り。モルトの旨味は控え目で、舌を突き刺すほどの強い酸味。複雑な個性的なホップの香りと酸味が特徴のペールエールです。

　　　　　

こちらのパブは簡単な軽食しか提供していません。よってビールと一緒に頂くのはこのようなナッツ類。イギリスはこんなナッツやスナック類が結構豊富で、かつ美味しい。塩味が強めでビールには最適です。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

そして最後は「The Antelope」です。ホッピー・ペールエールだそうです。イギリス系ホップの香り。もちろんアメリカ系のようにやりすぎていません。ややトッフィーなモルトの香り。モルトの旨味はかなり控え目ながら、その優しさが伝わってきます。ホップによる酸味しっかりで、苦味は控え目。ホップの香りが豊かで酸味の効いたペールエールです。旨い。

こちらの訪問はこれにて終了。こちらは全体的に非常にトラディショナルなビールを追求する醸造所。イギリス系ホップ主体で酸味の効いた、モルトの旨さを上手く効かせたビールという印象です。駅前という立地で、次から次に地元のお客さんが来られていました。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

ブルーパブを出て、少し街を歩くとこんな看板を発見。「Maltings」、そうです製麦工場です。何か観光スポットのようなので、看板に従って行ってみることに。２～３分歩くとそれらしき建物に到着。

　　　　　

こちらが「Tuckers Maltings」。後で調べるとビール業界では大変有名な伝統的なスタイルの製麦方法を守る製麦工場兼ビジターセンターだそうです。

　　　　　

　　　　　

しかも併設してビールの醸造所もあるじゃないですか。その証拠に使用済みのモルトフィードの袋が置かれていました。併設のパブは無いようです。

後日こちらのインペリアルスタウトを頂きましたが、なかなかの出来でした。



Platform5 Brewing Company
197 Queen Street, Newton Abbot, Uk

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駅前の醸造所 Platform5 Brewing Company（その２）

前回の「Platform5 Brewing Company」の続きです。


パブの店内の様子。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

簡素の店内の造り。鉄道の駅舎っぽい赤い柱がそれらしいです。きっと駅舎をイメージした装飾だと思います。ちなみに醸造所は地下にあり、見ることができません。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

カウンターとサーバーです。リアルエールは自家醸造３種を含む全４種。根強い人気のケグビールも６種ほどありました。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

最初に頂いたビールは「The Coaster」です。イギリス系バリバリのホップの香り。モルトのほんのり優しい香り。モルトの旨味はやや控え目で、酸味がしっかり効く。ホップの苦味は控え目。ホップの香りと酸味を楽しむ、夏向けの爽やかなライトエールです。旨い。

（続く）



Platform5 Brewing Company
197 Queen Street, Newton Abbot, Uk

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駅前の醸造所 Platform5 Brewing Company（その１）

今回からはイギリスビール紀行編です。今回からのビール紀行ではSouth Devonの「Platform5 Brewing Company」を訪問します。こちらはロンドンからのインターシティも停車する交通の要衝であるNewton Abbot駅の駅前にある醸造所で、名称からも分かるように、かつてはNewton Abbot駅の５番ホームの部分にあります。現在は駅のホームの名残は分かりにくいですが、駅に隣接しており、駅の一部であったことは容易に想像できます。醸造所はパブ「The Railway」でもあり、こちらのビールを存分に楽しむことができます。ビールの特徴は、伝統的なイギリススタイル。もちろんリアルエールで提供されます。

　　　　　

　　　　　

Newton Abbot駅に到着。この辺りの路線は南海岸の街を結んでいて、リゾートでの休日目当ての乗客のが多いです。

　　　　　

　　　　　

醸造所の名称の由来になった、かつての５番ホームを探してみます。醸造所兼パブらしい建物のあたりに、ホームの残骸を確認できます。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

Newton Abbot駅と駅前の様子。駅前には幹線道路があり、交通量が多く慌ただしい駅前です。

　　　　　

そしてこの駅前に隣接して立地するのが、お目当ての醸造所併設パブ「The Railway」です。このロケーションにブルーパブがある、なんと羨ましいことでしょう。

（続く）



Platform5 Brewing Company
197 Queen Street, Newton Abbot, Uk

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