ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

モルトの個性が主張する 倉敷ブルーイングカンパニー(その2)

2023-08-20 20:17:11 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「倉敷ブルーイングカンパニー」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

今どきのシンプルなデザインの建物に倉敷ブルーイングカンパニーのサインが映えます。

     

こちらはHUE早島の建物内の入口。はやり洒落ています。カフェかレストランのような色合いです。

     

     

店内の様子。コの字型のカウンターが店内に鎮座するレイアウトです。なかなかイケています。

     

     

カウンター奥の窓から醸造所の様子が確認できます。仕込みの規模は1000L。発酵タンクが1000L×2基、500L×4基という体制。パイロット用の小さな設備もあるようです。

     

カウンターで存在感を放つビールサーバー。タップ数は8つ。ボールタップのサーバーですね。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



倉敷ブルーイングカンパニー
岡山県都窪郡早島町前潟528-1 HUE早島内
TEL:090-1894-6982

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モルトの個性が主張する 倉敷ブルーイングカンパニー(その1)

2023-08-17 22:53:55 | ビール紀行(中国・四国)
今回からのビール紀行は岡山県早島町の「倉敷ブルーイングカンパニー」へのビール紀行をお送りします。倉敷ブルーイングカンパニーは2022年9月に醸造を開始した新規醸造所。経営元はおしぼりのレンタルを主力事業としている会社で、飲食店ノウハウの技術との関連での多角化となります。よってビールの販路はおしぼりを提供してる県南の飲食店が中心となっています。ビールのスタイルはラガーとエールをベースに伝統的なスタイルを手掛けています。ちなみに、ビール免許を取得という事で、伝統的で硬派なスタイルへのこだわりが感じられます。醸造所には併設のタップルームがあり、簡単な料理とともにケグ出しのビールを味わうことができます。醸造所のアクセスですが、JR瀬戸大橋線の早島駅から徒歩すぐという好立地。岡山まで来ることがあったら、立ち寄っておきたい醸造所です。今回の訪問は随分前のことで、今年の早春の時期でした。

     

     

JR瀬戸大橋線で早島駅に到着。マリンライナー停車駅なので、岡山駅からあっという間です。

     

     

早島駅と駅前の様子。駅前は整然と整備されたロータリーがあるだけで、閑静な駅前です。ちなみにタップルームでは現金が使用できないので、交通系ICはこちらの駅でチャージをしておいた方がいいです。

     

     

駅から歩いて醸造所に向かいます。少し歩くと左手に白い建物が見えてきます。醸造所に到着です。こちらは旧イ草の工場をリノベーションした「HUE早島」という施設になっています。その一角が醸造所という訳です。

(続く)



倉敷ブルーイングカンパニー
岡山県都窪郡早島町前潟528-1 HUE早島内
TEL:090-1894-6982

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IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(最終回)

2023-08-09 07:00:35 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「丸亀ミロクブルワリー」の続きです。


次に頂いたのは「般若」(RED RYE IPA)。

     

     

グラッシーかつ、シトラッシーなホップの香り。モルトの旨味はしっかりながら、それを凌駕するホップの酸味・渋味。ホップの苦味も酸味・渋味に重なりしっかり効く。旨い!シトラッシーなホップの香りとホップによる酸味・渋味がしっかり主張するIPAです。

     

     

注文していた「MIROC BURGER STANDARD」が到着。地元のベーカリーレストランとのコラボ商品とのこと。パティがつなぎが少なくて牛肉らしさ満開。パンズは確かに柔らかく優しいお味。牛肉比率高いハンバーガーなのに、しつこくなく美味しいです。

     

     

そして最後は「ニルヴァーナ」(インペリアルスタウト)で締め。何とアルコール度数12%。レーズン系の力強いエステル香とロースト香。モルトの旨味はしっかりながら、それを凌駕する酵母による酸味がしっかり効く。レーズン系の香りのフィニッシュ。旨い。レーズン系のエステル香が豊かな、酸味しっかりのインペリアルスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、一般的なスタイルをベースとしながら、それにアレンジを加えている多彩なラインナップ。複数あるIPAはそれぞれ違った顔が見れて面白い。そんな中、定番のIPLはなかなかの仕上がりです。このコジーな雰囲気な中で、それに寄り添うビールを頂く、なかなかゴージャスな時間を味わえる醸造所です。

     

     

持ち帰り用の瓶ビールも販売しているので、飲み切れなかった種類のものはテイクアウトしてみてはいかがでしょう。



丸亀ミロクブルワリー
香川県丸亀市北平山町2-5-15
TEL:0877-43-7067
 
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IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(その3)

2023-08-06 14:31:52 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「丸亀ミロクブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は瓶ビールも含めて11種類で、うち自家醸造ビールが7種類でした。IPAが3種類もあります。IPAにこだわりがあるようです。

     

     

最初は「阿字観」(IPL)。クリーンなライム系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップによる酸味・渋味がボディに絡む。後味はラガーらしくすっきり綺麗。旨い!ライム系のホップの香りとややしっかり目のボディが特徴のIPLです。

     

     

     

     

フードのメニューです。軽いものから食事系ののものまで、しっかり豊富なラインナップ。ハンバーガーが売りのようですので、こちらを選択しました。

     

     

続いては「旋風」(UDON IPA)。「本格手打ちうどん もり」のうどん玉を使用した世界初のうどんビールだそう。シトラス系のホップの香り。口当たりは小麦のせいか優しく、旨味は控え目。ホップによる苦味、そしてそれを凌駕する酸味がしっかり効く。旨い!うどんの小麦の優しい口当たりとホップの苦味・酸味がしっかり響くヘイジーIPAです。

(続く)



丸亀ミロクブルワリー
香川県丸亀市北平山町2-5-15
TEL:0877-43-7067
 
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IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(その2)

2023-08-03 17:21:31 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「丸亀ミロクブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

元鉄工所だった建物を活用した醸造所です。ちょっと武骨な感じがむしろ格好いい。

     

     

     

店内の様子。外とは打って変わって、ウッディでなかなかお洒落な店内フロアです。

     

店内奥にはお約束の醸造所が見えるようになっている大きなガラス窓。私的にはこの近くのテーブルが特等席かな。

     

カウンターの奥にはビールサーバーのタップがズラリと並びます。その数10本。ポテンシャルの高さを垣間見ることができます。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



丸亀ミロクブルワリー
香川県丸亀市北平山町2-5-15
TEL:0877-43-7067
 
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IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(その1)

2023-08-01 17:01:03 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは香川県丸亀市の「丸亀ミロクブルワリー」へのビール紀行をお送りします。丸亀ミロクブルワリーは2018年に醸造を開始した醸造所。醸造所が少なかった香川県において新風を吹き込んだ新進気鋭の醸造所です。ビールのスタイルはラガーとエール両方をベースに多彩。特にIPAを多く手掛けられています。醸造所には併設のレストランがあり、しっかりした料理と新鮮なビールを味わうことができます。醸造所へのアクアスですが、JR予讃線の丸亀駅から徒歩約7分。駅からも近いし、営業時間も長いので、アクセスしやすい醸造所です。訪問したのは初春のことでした。

     

     

JR予讃線で丸亀駅に到着。高松からもそうですが、岡山からもアクセス良好な場所です。

     

     

丸亀駅と駅前の様子。北口駅前はひっそりとした雰囲気の町並み。ここから歩いて醸造所に向かいます。

     

     

まずは高架沿いを進んで行きます。するとすぐにあの骨付き鶏の有名店の「一鶴丸亀本店」が現れます。地元グルメとしては嬉しいですが、今回は我慢。

     

     

     

さらに町中を進んで行くと、「MIROC BREWERY」の文字を発見。醸造所に到着です。ちなみに隣接するのは、地元の有名うどん店の駐車場でした。

(続く)



丸亀ミロクブルワリー
香川県丸亀市北平山町2-5-15
TEL:0877-43-7067
 
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超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(最終回)

2022-11-30 07:48:03 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「MUKAI CRAFT BREWING」の続きです。


続いては、先ほど頂いた「89」(クロモジESB)を気に入ったのでお代わり。

     

     

クロモジのハーブのような香りが特徴のボディしっかりのESB。やはり旨い!

     

フードは「トルティーヤチップス&オリジナルチリビーン」を追加。自家製のチリビーンが辛くなく、マイルドな味わいで、万人受けする仕上がりです。

     

     

最後は「昇龍」(ダブルIPA)で締め。抑え目の厚みのある柑橘系のホップの香りとモルトのしっかりした香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディをしっかり引き締める。旨い!厚めのホップの穏やかな香りとしっかりしたボディが特徴のダブルIPAです。アルコール度数の高さをあまり感じない危険なビール。

今回はこれにて終了。こちらのビール、どれもレベルの高いビールばかり。それに加え、地元の素材を自由自在に組み合わせています。こんな山奥で、こんな本格的なビールに出会えるとは、ビールの理想郷です。こちらはアクセスは大変ですが、必ずビールの味にプラスアルファのものが得られると思います。

     

     

     

滞在時間は2時間30分でしたが、あっという間に時が過ぎ、帰路につく時間になりました。タクシーが到着するまで、醸造所の目の前の清流沿いを散策。癒されます。

     

また来ることを誓って。

これにて山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行は終了です。6泊7日のただただビールと向かい合う長旅でした。醸造所でお会いしたブルワーやスタッフの方々には色々とお世話になりました。改めて感謝申し上げます。



MUKAI CRAFT BREWING
高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131-4
TEL:050-3701-9091

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超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その4)

2022-11-28 17:41:04 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「MUKAI CRAFT BREWING」の続きです。


フードのメニューです。

     

種類は少ないですが、ジビエや川魚など個性的なものもあり、選ぶのが楽しいメニューです。

     

     

選択したのは「チーズと燻製サラミ」。桜チップで燻製した自家製です。程よい燻製具合で本来のチーズやサラミの味わいと調和しています。美味しい!

     

     

続いて頂いたビールは「439」(グリーンティIPA)です。ライトな柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味とお茶の苦味、そしてホップの控えめな渋味が効く。柑橘系のアメリカンホップが主張しながらも、全体的にライトな味わいのIPAです。旨い!

     

     

そして「山ももサワーエール」。山もものフレッシュな香り。それを追いかけるサワーらしい鋭いながらも過度ではない酸味。山ももの香りと鋭いながら気持ちよい酸味が貫くサワーです。これも旨い!

(続く)



MUKAI CRAFT BREWING
高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131-4
TEL:050-3701-9091

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超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その3)

2022-11-25 06:46:59 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「MUKAI CRAFT BREWING」の続きです。


ビールのメニューです。

     

無くなっているビールもあり、この日のビールは10種類。個性的な名称ばかりですが、基本的なスタイルが併記されているので安心。もちろん普通に10種類全部飲むのは不可能なので、組み立てを考えます。

     

     

最初は「サンタモニカ」(ペールエール)を頂きます。オレンジーな心地よいホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味と渋味が全体を締める。旨い!瑞々しいオレンジーなホップの香りが特徴のアメリカンペールエールです。

     

次に注文するビールに迷っていたところ、このような「本日の飲み比べセット」を発見。グラスも個性的で、少量ずつなので、これで種類をかせぐことができそう。こちらを注文しました。

     

お手製っぽい、木製のプレートに載って登場。それぞれビールの色が異なって、「映え」ますね。

     

まずは「89」(クロモジESB)。地元のクロモジを利用したビール。クロモジのハーブのような香りが特徴の、ボディしっかりのESBです。旨い!この手のボタニカルの組み合わせは初めて。気に入りました。

     

続いては「2410」(ベルギーホワイト)。仁淀川町の山椒と生姜を使用。オレンジビールの香りが豊かで存在感を示す爽やかなベルジャンホワイトです。旨い!

     

次は「17」(さつまいもスタウト)です。チョコレートモルトの豊かな香りとしっかり豊潤なボディが特徴のスタウト。旨い!

     

そして4種目、「マチュピチュ」(ニューイングランドIPA)。マンゴーやパイナップル系のアメリカンホップの豊かな香りが特徴の、ホップの渋味・酸味がしっかり効くヘイジーIPAです。旨い!

この飲み比べ、量もそこそこあって、いいですね。

(続く)



MUKAI CRAFT BREWING
高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131-4
TEL:050-3701-9091

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超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その2)

2022-11-23 16:25:54 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「MUKAI CRAFT BREWING」の続きです。


醸造所への入り口に到着。

     

     

橋を渡り、醸造所の方へ進みます。橋からは清流が。極めて澄んでいます。

     

     

     

橋を渡った後は、川沿いに下るアプローチ。緑の中に醸造所が出現。到着です。

     

     

     

醸造所は平屋の新しい建物です。この中にタップルームもあります。外にはテーブルがいくつかあり、その一部はホップの蔓に囲まれています。この時はまだ「たわわ」とまではいきませんでしたが、たわわに実ったホップの下でビールを頂くことができる趣向です。素敵じゃないですか。

     

     

タップルーム店内の様子。店内に入ると小さなカウンターと若干のテーブルからなるタップルームの空間になっています。ガラス越には多くの醸造設備が並んでいます。外の風景とは対照的。仕込みの規模は600Lで、発酵タンク600L×4基と1000L×2基という体制。こんな山の中にもかかわらず、極めて醸造能力が大きいことに驚きました。ちなみに手前の小さな鍋のようなものは、れっきとした醸造設備の一部で、20Lの仕込みの設備。アメリカでホームブルーイングをされていたブルワーの方が、引き続きこちらで利用されているとのこと。挑戦的・試験的なビールの醸造用だそうです。

     

     

小さなカウンターの側にはビールサーバーのタップがズラリ。その数16本!こんな秘境に16本ですよ。ポテンシャルの高さを感じます。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



MUKAI CRAFT BREWING
高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131-4
TEL:050-3701-9091

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