ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

テイクアウトコーナーで 宇奈月ビール(その1)

2019-10-09 19:07:57 | ビール紀行(北陸)
富山県黒部市の「宇奈月ビール」は北陸圏の地ビールでは老舗的存在。缶製品は首都圏にも流通していて、知名度が高いビールです。缶ビールもいいですが、やはり醸造所併設のレストランでケグ出しのビールを飲みたいもの。今回は久しぶりに宇奈月ビールの醸造所を訪問しました。しかしながら、レストランの営業時間と電車の時間が合わず、レストランには入店できない模様。でも安心、こちらにはテイクアウトコーナーがあり、こちらでケグ出しビールやオツマミを購入することができます。ビールの種類は硬派なドイツスタイル。特にボックのレベルは秀逸です。醸造所へのアクセスですが、富山地方鉄道の下立駅から徒歩8分。道の駅うなづき内にあります。

     

     

     

富山地方鉄道で下立駅に到着。近くに北陸新幹線の駅が出来て、アクセスがしやすくなりました。この駅はのどかなローカル駅。この小さなホームから見送る電車の姿が毎度素敵。

     

駅前に醸造所のある宇奈月麦酒館への道案内が出ています。

     

     

     

駅から醸造所へ歩いて行きます。

     

     

     

しばらく歩くと幹線道路に出ます。するとすぐに道の駅が現れます。醸造所に到着です。このランチバイキングの時間には間に合わず。残念。

(続く)



宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687  
TEL:0765-65-2277

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関西の巨匠 箕面ビール(その2)

2019-02-26 08:49:11 | ビール紀行(北陸)
前回の「箕面ビール」の続きです。


醸造所近接のブルーパブ「WAREHOUSE」に到着。

     

     

これまでのブルーパブには無い趣向のなかなか素敵な外観です。外構のセンスもいいですね。

     

     

     

店内に入ると正面が販売とサービングのカウンター。これが箕面ビールオンリーなのですから、ワクワクします。カウンター奥は貯酒タンクを利用したビールサーバーが。もちろんボトルビールもあります。

     

     

     

1階店内の様子。外を眺めながら心地よく気軽にビールを楽しむ素敵な空間です。

     

2階にも飲食フロアがありますが、こちらは週末のみの営業とのこと。

それではじっくりビールを頂きます。

(続く)



WAREHOUSE
大阪府箕面市牧落3-14-18
TEL:072-725-7234

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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(最終回)

2018-07-05 16:56:53 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


ブルワーさんのご厚意で醸造所を見学させていただきました。ブルワーの方がチェコ人から日本人の方に代られていました。そのチェコ人の方は富山で醸造所を立ち上げられる予定です。

     

     

まずはモルトの粉砕の工程から。ドイツの某有名業者のモルトが山積みになっています。このピルスナーモルトが各ビールのベースモルトとのこと。

     

こちらはホップの保管庫。各種ホップが保管・管理されています。ケグ単位でこれら各種のドライホッピングのオーダーメイドをされています。

     

     

こちらは外からもガラス越しに見えていた仕込みの工程。仕込みの規模は1kl。20年物の年季の入った設備です。

     

     

     

ズラリと所狭しと並ぶ発酵・貯酒タンク。エアーロックからは炭酸ガスが元気に噴き出していました。2klが4基、1klが4基の体制で、ダブルバッチは行わず、主発酵が終わったら、2klのタンクに移し替える形です。このほとんどがラガーですから、ほぼラガー専門の醸造所ですね。酵母はラガーで共通とのこと。

日本海倶楽部のビールが生まれる場所、じっくりと拝見いたしました。ブルワー様、この度は色々とお話をお聞かせいただき、有難うございました。

その後、せっかくなので素晴らしい敷地内を散策。

     

     

このお庭の前に広がる綺麗な海の岸に直接降り立つことができます。

     

     

岸辺から眺める能登の海。旨いビールの後にこの景色。静寂の中に心地よいひと時が過ぎていきます。

この秘境のパラダイス、絶対来る価値ありです。



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181 

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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(その6)

2018-07-03 00:09:48 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


お次はピルスナーをお替り。

     

     

お替り分はホップの香りとエステル香が素敵に感じました。旨い!

     

     

そしてダークラガーもお替り。この優しい香りと旨味がたまらない。

     

     

おつまみをもう一品追加。こちらは「ホタルイカのいしる干し」です。軽く炙って頂くと、イカの香ばしい香りが広がり美味しい。わたの旨味が凝縮した一品です。

     

     

そして最後の締めに頂いたのが「デビルズラガーBeer」。小さなグラスで提供してもらいました。「Fresh チリを使用した」とあります。おそらくピルスナーにドライホッピングしたものと思われます。口に含むと、すぐにしっかり唐辛子の辛味!ホップの香りは感じるものの、ビールとしてはドライにまとまる感じ。そして唐辛子の香りでフィニッシュ。唐辛子入りということですが、上手くまとまったビールだと思います。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的に伝統的なスタイルを尊重して寄り添いながら、独自のアクセントを加えている感じ。どのビールも非常によくできていて、レベルの高いまとまりです。ピルスナーはあえてダブルデコクションで止めていて、それで上手くまとめあげている印象。ブルワーさんも変わり、今後もしかすると違った展開も期待できる醸造所です。

それにしてもビールはもちろん、景色とロケーション最高!かなり時間のかかる醸造所だけど、時間をかけて来る価値のある素敵なパラダイスです。

今回はブルワーさんのご厚意で、醸造所の見学をさせていただきました。その模様は次回で。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181 

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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(その5)

2018-07-01 08:44:05 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


次に頂いたのは奥能登伝説。

     

     

海洋深層水使用のビール。モルトの香ばしく甘い香り。モルトの旨味はややしっかりで、ラガーらしくすっきりきれる。ホップの苦味は程よく、モルトの旨味を支える程度。旨い!モルトの香ばしい香りとすっきりした味わいが特徴のアンバーラガーです。瓶で飲んだことがありましたが、全然違って旨い!

     

     

こちらは「手作りソーセージ」です。これが個性的でした。食感はブヨブヨで、まるでイギリスのカンバーランドソーセージのよう。オレガノなどのハーブが香る、塩気控え目の素朴なソーセージ。美味しいです。日本では唯一無二でしょう。イギリス系のパブで出したら絶対うけると思います。

     

     

そして定番4種目、ダークラガー。ローストモルトの心地よい香り。モルトの旨味はしっかりながら、柔らかく優しい。ホップの苦味がモルトの優しい旨味に寄り添う。激しく旨い!優しいロースト香と優しいモルトの旨味が特徴の、唯一無二な優しいシュバルツです。これは他にはないですね。

     

     

「春山菜のフリット」が到着。盛沢山でボリューミィでびっくり。特にふきのとうが春らしい苦味がしっかりで美味しい。ビールの苦味と調和します。

今回のビール紀行はまだまだ続きます。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181 

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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(その4)

2018-06-29 06:33:34 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

定番4種に限定ビール1種。こちらの醸造所は定番ビールをベースに、様々な種類のホップをドライホッピングすることを得意とされていて、限定ビールはその類のビールになると思われます。1800円で飲み放題の設定がありましたので、それを選択。

     

     

まずはこちらの看板ビール、ピルスナーを頂きます。ボヘミアンピルスナーで、ダブルデコクションだそうです。ボヘミアンらしいモルトのやや重厚な香りとホップの爽やかな香り。ほんのり素敵な気品のあるエステル香。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味が旨味を下支えするように効く。ボヘミアンらしい適度なモルトの旨味と香りのボヘミアンピルスナー。旨い!

     

     

     

フードのメニューです。メインメニューだけだと絞り気味の品数なのですが、季節のメニューやおすすめメニューが加わりかなり豊かな内容になっています。ちなみにこちらはエミュー料理が名物です。

     

     

前菜は「ミニサラダ」です。単なるリーフサラダと思いきや、色んな野菜が入っていて美味しい。

     

     

次に頂いたビールはヴァイツェン。ホップはザーツがベースで、ネルソンソービンをドライホッピングしているとのこと。しっかり濃厚なバナナ系のフェノール香。モルトの旨味はしっかり濃厚ながら、しっかり酸味がそれを受け止め、しつこくない。ネルソンソービンのドライホップの存在感は感じられず。旨い!バナナ系のしっかりフェノール香と旨味しっかりながらしつこくない、バランスのとれたヴァイツェンです。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181 

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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(その3)

2018-06-27 18:57:39 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


醸造所兼レストランに到着。

     

     

素敵なコテージ風の建物。

     

     

エントランスも素敵でこの先の世界にワクワクします。

     

     

     

醸造所の目の前はかなり広大なお庭になっていて、その先には先ほどの美しいブルーの海が広がっています。この贅沢な絶景、それに加えて旨いビールとくれば、パラダイスです。前回訪問時のGW時は、このお庭でテイクアウトのビールを頂くことができました。

     

     

エントランスをくぐるとすぐに目の前が醸造所の仕込みの工程になっています。右手には発酵タンクが見える小窓があります。

     

     

レストラン店内の様子。これまた重厚なウッディ感のある素敵な店内です。ビールがチェコスタイルとあって、装飾も中欧っぽい。

     

     

カウンターの上には金ピカのサーバーが3本。これ以外にも別にサーバーがあるようです。

それでは超お待ちかねのビールを頂きましょう。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(その2)

2018-06-25 21:18:31 | ビール紀行(北陸)
前回の「日本海倶楽部」の続きです。


バス停から醸造所へ向かって歩いて行きます。

     

バス停あたりの集落を抜け、田舎道へ。近くにのと鉄道の廃線跡がありました。ということは昔は醸造所近くまで鉄道で来ることができたということですね。

     

     

しばらく歩くとT字路に出てきます。ここが路線バスでの醸造所最寄りのバス停になります。日本海倶楽部の看板が出ています。ここから500mとのこと。

     

     

     

     

この後はひたすら看板に従いながらのアクセスです。

     

     

     

看板の指示通りに進んで行くと、海が見えてきました。綺麗な海と水平線!それらしい建物が前方に。パラダイス(醸造所)に到着です。金沢駅をスタートして3時間超、遠い…。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
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いざ秘境のパラダイスへ 日本海倶楽部(その1)

2018-06-23 17:50:49 | ビール紀行(北陸)
今回からは超秘境系の醸造所、石川県能登町の「日本海倶楽部」へのビール紀行をお送りします。日本海倶楽部と言えば北陸を代表する醸造所の一つ。チェコスタイルのビールが特徴で、今年操業開始から20周年を迎えました。都内のビアパブでもよく提供されているので、ビール好きにもよく知られたビールです。醸造所にはかなり素敵なパラダイスのようなレストランがあるのですが、そのアクセスが超難関。金沢からバスでのアクセスになり、本数が極めて少ない上に、乗り継ぎで約3時間かかります。秘境系の醸造所と呼ばれるゆえんです。全開は車でアクセスしましたが、今回はバスの乗り継ぎで行くことを選択。そんな秘境へ、旨いビールを求めてビール紀行します。

     

     

JR北陸本線で金沢駅に到着。今回は在来線ですが、東京からは新幹線も開通し、ここまでアクセスしやすくなりました。

     

     

金沢駅と言えば、駅前の名物、この鼓門。迫力ありますね。そのそばのバスターミナルから能登半島方面に向かいます。

     

まずは能登空港方面に向かう特急バスに乗車します。ここからは長いバス旅。

     

金沢郊外を抜け、自動車専用道路へ。するとこの地域の名所の海岸線をしばらく走ります。このように長いバス旅でも景色の変化があると苦になりません。

     

バスはようやく能登空港に到着。

     

そしてここで次の珠洲方面行きのバスに乗り継ぎです。

     

     

     

バスはしばらく山間部を走り、やがて能登半島の東側の海岸側を走ってゆきます。美しい港町や海の景色に癒されます。

     

     

     

このバスの醸造所最寄りのバス停「能登宮崎」で下車します。ここから歩いて醸造所へ向かいます。金沢駅からここまで約3時間。同一県内では超長旅です。

(続く)



日本海倶楽部
石川県鳳珠郡能登町字立壁92番地
TEL:0768-72-8181 

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醸造所のお膝元で 城端麦酒(最終回)

2018-06-02 23:52:09 | ビール紀行(北陸)
前回の「城端麦酒」の続きです。


続いて頂いたのは「曳山ブラック」(ブラックIPA)です。

     

     

程よいロースト香とその陰にアメリカ系のホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味と酸味がしっかり効く。ロースト香とホップの香り・苦味を楽しむIPAです。旨い!

     

メインのフードは「かきあげうどん」。富山らしい白えびのかき揚げと赤巻が特徴的。これはこれで美味しいですが、汁物とビールとの相性はいまいちかな。

     

     

最後は「輝wheat7」(アメリカンIPA)で締め。城端産の小麦を使用とのこと。アメリカンホップと干し草系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目。ホップの苦味と酸味が強烈に効く。小麦使用によるライトなボディ感の、ホップの苦味・酸味が強烈なアメリカンIPAです。旨い!こんなライトなアルコール度数7%のIPAもありだと思います。

今回はこれにて終了。今回は全体的にIPAの比率が高し。でもホップの香りは控え目で、苦味の方に振ったしっかり系。IPA好きには支持されるビールだと思います。これだけ多くの城端麦酒を楽しめるのも、ヨッテカーレ城端ならでは。ビールマイレージが少ないお膝元で頂くビールは最高でした。こちらに来て正解でした。



ヨッテカーレ城端
富山県南砺市立野原東1508 桜ヶ池クアガーデン前
TEL:0763-62-8888 

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