ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

海の見える醸造所 ブルーミン(最終回)

2019-12-01 18:25:06 | ビール紀行(北陸)
前回の「ブルーミン」の続きです。


次に頂いたのは湊川エールです。

     

     

柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかり。ホップの苦味はやや穏やか目に効く。旨い。柑橘系のホップが香るアメリカンペールエールです。

     

     

注文していた「名水ポークのソーセージ」が到着。富山県産の豚肉だそうです。結構太くって長い!スパイス感控え目のお肉の味わいをシンプルに味わうソーセージです。

     

     

そしてお待ちかねの煮干しブラック登場。氷見産の鰯の出汁を使ったビールです。仕込み量の半分位が出汁だそうです。ロースト香と明らかに煮干し出汁に起因する香り。モルトの旨味?(出汁も含めてかな)はしっかりで、出汁による旨味効果あり。旨い!ロースト香と煮干しの嫌味のない香りが漂う、旨味しっかりのスタウトです。鰯の煮干しを使用したビールは他には無いと思います。

今回はこれにて終了。こちらのビール、どれも安定したお味でした。さすが高円寺麦酒工房で腕を磨かれたとあって、多彩なビールはお手の物。特にレモンを使用したビールは特筆すべきお味でした。



ブルーミン
富山県氷見市比美町24-10
TEL:0766-54-6596

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海の見える醸造所 ブルーミン(その3)

2019-11-28 21:41:46 | ビール紀行(北陸)
前回の「ブルーミン」の続きです。


ビールのメニューです。

     

この日は4種類。イベントの後で、少ないそうです。

     

     

最初は「けあらしホワイト 夏ver.」を頂きます。オレジンビールの香りとベルジャンホワイトらしい小麦系が絡むエステル香。モルトの旨味は控え目ながら、小麦らしい優しさ。後味に心地よい酸味。ライトな口当たりのベルジャンホワイトです。旨い。

     

     

次に頂いたのはレモンエール。アロマからレモンの香り!モルトの旨味は控えめで、レモンらしい綺麗な酸味。旨い!暑い季節7にゴクゴク飲める、フルーツエールです。レモンの良さが綺麗に炸裂!これは唯一無二ですね。

     

フードのメニューです。数は絞り気味ですが、富山らしいメニューもあり、好印象です。

(続く)



ブルーミン
富山県氷見市比美町24-10
TEL:0766-54-6596

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海の見える醸造所 ブルーミン(その2)

2019-11-26 08:46:52 | ビール紀行(北陸)
前回の「ブルーミン」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

白亜のビルの1階部分がブルーミン。2階3階は店舗ではないそうです。外から見ると美容室と見間違える佇まい。

     

     

     

店内の様子。店内も白をベースとした海沿いのカフェのようなフロア。その一角が醸造スペースになっています。

     

こちらが醸造所。はっきりとは見えませんが、寸胴のような設備が確認できます。仕込みの規模は約150Lとのこと。日本におけるミニマムサイズ。

     

     

こちらの小さなカウンターが素敵です。仕事帰りにこのカウンターで醸造所の真横でビールを味わう、そんな日常が羨ましい。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



ブルーミン
富山県氷見市比美町24-10
TEL:0766-54-6596

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海の見える醸造所 ブルーミン(その1)

2019-11-24 13:07:15 | ビール紀行(北陸)
全国各地で新規のビール醸造所が開業する中、昨年富山県に小さなビアカフェ風のブルーパブが誕生しました。富山県氷見市の「ブルーミン」です。こちらは北陸有数の漁港である氷見港からも近く、海は醸造所からすぐ。なので、お店の印象はビール醸造所というよりは、海沿いのおしゃれなカフェといった感じです。ビールのスタイルはエールを中心に副原料を上手く取り合わせたビールを様々展開されています。特に興味深いのが地元の鰯の煮干しを使ったビールで、どんなお味なのか。ブルワーの方は高円寺麦酒工房で経験を積まれた方なので技術は折り紙付きです。醸造所へのアクセスですが、JR氷見線の氷見駅から徒歩約9分。氷見にはバスも多くあるので、交通で不便は感じません。

     

     

JR氷見線で氷見駅に到着。この昔ながらの気動車が素敵です。

     

     

氷見駅と駅前の様子。氷見駅は終着駅ですが、小さな駅です。駅前はロータリーがあるだけで、商店などは見当たらず。

     

     

     

氷見駅から歩いて醸造所を目指します。駅からの道をひたすら北上します。

     

     

しばらく歩くと湊川に架かる橋へ。ここからは海が見渡せます。

     

その橋から目指す醸造所を発見。あの白い建物のようです。到着です。

(続く)



ブルーミン
富山県氷見市比美町24-10
TEL:0766-54-6596

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駅ナカで便利に オリエンタルブルーイング(最終回)

2019-11-13 10:32:45 | ビール紀行(北陸)
前回の「オリエンタルブルーイング」の続きです。


次に頂いたのは「1st IPA」です。

     

     

モルトの濃厚な香りとその後ろに隠れるカスケードらしい香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップのしっかり苦味がそれを支える。ホップの香りの豊かな余韻。旨い!モルトの香りと旨味がかなりしっかりで、その分ホップの存在感が薄い、個性的なIPAです。ホップの香りはフィニッシュで満喫。

     

     

オツマミに頂いたのは、生ハムです。ピンクペッパーのアクセントが素敵。ビールに良く合う塩味。美味しい。

     

     

そして最後は加賀棒茶スタウトで締め。程よく香るロースト香。加賀棒茶の香りはロースト香に見え隠れする程度。モルトの旨味はややしっかりで、ホップのしっかり苦味と心地よい酸味が響く。旨い!心地よく香るロースト香と最後に締める酸味が特徴のスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的にモルト感のあるボディしっかり目の印象。多様なホップを使用しながら、ホップが強調されずバランスしています。金沢駅構内、改札からも近く凄く便利。ランチタイムから開いているので、絶品ピザと一緒にビールを楽しみたいです。オリエンタルブルーイング、すっかり金沢のビールとして定着しましたね。



オリエンタルブルーイング金沢駅店
石川県金沢市木ノ新保町1-1-1あんと西2F
TEL:076-208-4311

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駅ナカで便利に オリエンタルブルーイング(その2)

2019-11-09 14:54:21 | ビール紀行(北陸)
前回の「オリエンタルブルーイング」の続きです。


ビールのメニューです。

     

この日は3番が無くて、全5種類でした。これだけあれば十分です。

     

     

最初はハードボイルドラガーを頂きます。干し草系のホップの結構しっかりした香りがガツン。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップの苦味がしっかりじわじわ効く。ブリティッシュペールエールのようなホップの香りと苦味が全開の、個性的なラガーです。旨い。

     

     

     

フードのメニューです。東山店と同じく、自家製ピザがメインのようですが、他にも色々と取り揃っています。前回食べた絶品の「大野醤油の照り焼きチキンピザ」が記憶に鮮烈に残っています。それもここで頂けるなんて。

     

     

シングルホップシトラです。名前通り、シトラのみを使用したセッションIPAです。やや厚みのあるシトラス系のホップの香りとエステル香。モルトの旨味はしっかり目で、ホップによる酸味が苦味と供にほのかに漂う。旨い。シトラホップとしては厚みのある香りとボディしっかり目のセッションIPAです。

(続く)



オリエンタルブルーイング金沢駅店
石川県金沢市木ノ新保町1-1-1あんと西2F
TEL:076-208-4311

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駅ナカで便利に オリエンタルブルーイング(その1)

2019-11-07 19:09:33 | ビール紀行(北陸)
石川県金沢市の「オリエンタルブルーイング」は金沢で今勢いのある醸造所。醸造所のある(あった)東山店の他、香林坊にもお店を出し、かつ金沢駅構内にもパブを出店しました。また販路拡大に伴い、醸造所も郊外に移転したようです、益々経営基盤が安定している模様です。今回からのビール紀行はそんなオリエンタルブルーイングの金沢駅店を訪問します。こちらのビールはエールビールをベースに、地元の素材を活用したビールが特徴。特に加賀棒茶を使ったスタウトは絶品です。オリエンタルブルーイングの金沢駅店は大変便利なお店で、駅ナカにあり、改札を出て1、2分で行ける距離。電車の乗り継ぎ時にも利用できる有難いお店です。

     

     

特急しらさぎで金沢駅に到着。東京から新幹線よりも、旅情があっていいです。

     

     

改札を出て左に。金沢駅構内の商業施設「あんと西」へ。エスカレーターで2階に上がります。

     

     

2階に着くと、すごそこがオリエンタルブルーイングの金沢駅店でした。あっけない。

     

     

     

店内の様子。カジュアルなカフェといった感じの店内。カウンターの壮観なタップ数は除いて。やはり只者ではないお店です。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



オリエンタルブルーイング金沢駅店
石川県金沢市木ノ新保町1-1-1あんと西2F
TEL:076-208-4311

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テイクアウトコーナーで 宇奈月ビール(最終回)

2019-10-15 10:31:24 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月ビール」の続きです。


次に頂いたのはカモシカ(ボック)です。

     

     

モルトの豊かな厚みのある芳醇な程よい香り。モルトの旨味はしっかりながら、ラガーらしい品の良さ。ボディを上手く支えるホップの苦味。旨い!モルトの心地よい芳醇な香りと、くどくない程よいボディ感でまとまるライトなボックです。

     

     

     

軽食のメニューから選んだのは富山らしい一品、白えびマヨあぶり串です。白えびの香りがしっかりの個性的な練り物です。マヨネーズとの相性良し。

     

     

そして最後は黒部の月(ピルスナー)で締め。こちらはエチゴビールによるOEM商品。こちらは缶製品の製造が可能ですが、生産能力が限界なので、エチゴビールに造ってもらっているそうです。ドイツ本国のようなモルトの軽快な香りとホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味がしっかりボディを引き締める。旨い!モルトの軽快な香りと意外にボディしっかり目のピルスナーです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、観光客を意識した大手のような爽快なライトな味わいが特徴。そんな中、ボックはモルトの個性を上手く抑えながら、まとめ上げている逸品です。

     

帰りの新幹線でその逸品ボックを噛みしめます。次回はやはりレストランで専用グラスで頂きたいです。



宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687  
TEL:0765-65-2277

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テイクアウトコーナーで 宇奈月ビール(その3)

2019-10-13 10:31:42 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月ビール」の続きです。


テイクアウトコーナーのビールのメニューです。

     

定番3種!潔い。一杯300円とは格安です。

     

     

     

ビールは2階にあるビール工場見学コーナーで頂きます。こんなスペースあったのですね。ガラス越しに眼下に醸造所を臨むカウンターがあります。

     

     

最初は十字峡(ケルシュ)から頂きます。穏やかながら爽快なホップの香り。モルトの旨味はかなり控え目で、ホップの爽快な苦味が続く。夏にぴったりなひたすら爽快な飲み口のケルシュです。旨い。

     

     

そしてトロッコ(アルト)。ほんのりモルトの香りとこれまた爽快なホップの香り。モルトの旨味は控え目で、心地よいホップの苦味が響く。旨い。こちらもひたすら爽快なホップの香りと苦味が響く、かなりライトなアルトです。

(続く)



宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687  
TEL:0765-65-2277

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テイクアウトコーナーで 宇奈月ビール(その2)

2019-10-11 06:31:19 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月ビール」の続きです。


醸造所のある宇奈月麦酒館に到着。

     

     

結構な大箱です。最近は小さなブルーパブが流行ですが、昔はこのような大型のブルワリーレストランが主流でした。

     

     

中に入ると左手がレストランなのですが、やはりランチタイムの営業は終了とのことでした。想定済みですが。

     

今日のお目当てはこちらのテイクアウトコーナーです。こちらでも宇奈月ビールをケグ出しで提供されています。

     

     

テイクアウトコーナーの先には醸造所の様子が見える窓があります。このワールプールの大きさだと1KLの規模でしょうか。

     

こちらは持ち帰り用のビールの冷蔵庫。

     

     

     

都内でも見かける定番の缶製品の他に、珍しいOEM製品や瓶ビールもあります。後ほど、OEM製品は頂いてみましょう。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687  
TEL:0765-65-2277

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