ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

醸造所クオリティ ノースアイランドビール(最終回)

2024-09-12 21:54:18 | ビール紀行(北海道)
前回の「ノースアイランドビール」の続きです。


最初に頂いたのは「ピルスナー」。

     

     

こういう硬派で繊細なビールは醸造所で頂くのが一番。華やかなホップの香りとほんのりモルトの香り。モルトの旨味はピルスナーとしては、ややしっかり目で、ホップの苦味がしっかりながら心地よい。旨い!ほんのりモルトが香る、ややしっかりボディのピルスナーです。やはり醸造所クオリティは違いますね。

     

     

続いては「ヴァイツェン」(江別産の小麦使用)。ややクローヴよりのフェノール香。モルトの旨味はやや控え目で、嫌みの全くない心地よい酸味が効く。激しく旨い!綺麗なクローヴ香が特徴の、ライトボディのヴァイツェンです。これも醸造所クオリティ。

     

     

お次は「コリアンダーホワイト」。ベルジャンホワイトをベースに、オレンジピールを抜いてコリアンダーシードを増量したとのこと。コリアンダーシードのスパイシーな香りとベルギー酵母のエステル香が素晴らしく爽やか。モルトの旨味は控え目で、心地よい酸味が効く。激しく旨い!コリアンダーシードの爽やかな香りと綺麗な酸味が特徴のベルジャンホワイトです。

     

     

最後は「ミミックブリュット」で締め。シャンパン酵母による発酵で、フレンチオークのウッドチップを浸漬させたビール。確かに柑橘のようなフレンチオークの香りとかなり複雑な香り。モルトの旨味はやや控え目で、シャンパン酵母によるしっかり目の酸味が効く。旨い!

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なスタイルはもはや殿堂入りのレベル。特に、本来難しいスタイルのヴァイツェンは振り切るくらいの旨さ。限定ビールも意欲的でどれも素晴らしい仕上がり。札幌の直営店もいいけど、足を延ばして江別の醸造所で是非味わいたいビールです。改めてビールに旅をさせない重要性を考えさせられた機会でした。

     

     

食事をしていなかったので、近くのトリトンへ。北海道での回転寿司はここで間違いないですね。



SOCブルーイング株式会社
北海道江別市元町11-5
TEL:011-391-7775

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あああ         
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