ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その2)

2024-10-28 17:59:07 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


えれんなごっそCAFE107に到着。

     

     

     

こちらはレストラン「えれんなごっそ」の姉妹店。箱根登山電車で使用されていた107号が印象的です。この電車の中もカフェの一部で、購入した商品を電車の中で頂くこともできます。

     

お店の前にはオクトーバーフェストの幟が。

     

     

     

店内の様子。こちらは外のカウンターで商品を注文・受取り、店内・外で頂くスタイル。窓にもオクトーバーフェストのPOPがたくさん。

     

     

店内では瓶ビールの販売もしています。ちなみにこの瓶製品、このお店の中で製造されています。醸造所からケグを持ってきて、ここで瓶詰めするそうです。ゲストビールとして、長野みなみ風ビールがありました。このイベント用で、通常はない趣向です。

それではビールを頂きます。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

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オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その1)

2024-10-26 21:53:14 | ビール紀行(関東)
神奈川県小田原市の「箱根ビール」は地元の蒲鉾屋の「鈴廣」が手掛けるビール。ブルワリーレストラン的な存在の「えれんなごっそ」とともに、大好きなビールで、足繫く通っています。いつもはその「えれんなごっそ」に行くのですが、併設の「CAFE107」では10月中オクトーバーフェストを開催するという情報を入手しましたので、ビール紀行してきました。このイベントでは箱根ビールが60分飲み放題で1500円と破格な値段設定でビールが楽しめます。また、フードもいつもと違うものを提供されています。「えれんなごっそCAFE107」へのアクセスですが、箱根登山電車の風祭駅から徒歩約5分です。

     

     

箱根登山電車の風祭駅に到着。小田急が乗り入れをしているので、箱根らしさは感じませんが。

     

改札を出ると、目の前が鈴廣の商業施設です。こちらを通り抜けて行きましょう。

     

途中、箱根ビールが飲めるスタンドがありますが、誘惑に負けずに、ぐっと我慢。

     

国道に出ると少し離れた所に、箱根ビールの醸造所があります。こちらには併設の飲食施設はありませんが、このエリアの鈴廣の飲食店で、箱根ビールを提供されています。ちなみに箱根ビールの仕込みの規模は3000Lと巨大。

     

     

国道を小田原方面に少し歩くと、えれんなごっそCAFE107のシンボルの箱根登山電車で使われていた車両が見えてきます。到着です。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

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ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(最終回)

2024-10-20 16:27:54 | ビール紀行(東北)
前回の「菜園マイクロブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

こちらで醸造しているビールは2種類で、ベアレン醸造が8種類。完全にベアレンに押されています。当然ですが。

     

     

最初は1種目の「ブレッドウィット」。やや甘く優しいエステル香とホップの香り。モルトの旨味は控え目で、小麦の優しい口当たり。ホップの苦味がややしっかり目に効く。旨い。優しいエステル香と小麦の優しい口当たりが特徴の、ホップの苦味が効いたアメリカンウィートです。

     

     

     

オツマミとして注文したのは「シャルキュトリーの盛り合わせ」。比較的抑え目のお値段で、これだけ盛られているのは嬉しい。鴨肉スモーク、香り良し、旨味良しで良い!様々なお肉を楽しめます。

     

     

2種目の「とどおのごんぼほり」(IPL)。青森のBe Easy Brewingとのコラボビールで名前の意味は津軽弁で「お父さんのわががまま」だそう。甘く魅惑的なエステル香。ホップのややグラッシーな香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップによる凝縮したような渋味・苦味がしっかり炸裂。旨い!シトラス系やパイン系のホップの香りと、ホップの凝縮した渋味・苦味が特徴の品の良いIPLです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ベアレンのラインナップとは対照的に自由に様々なビールを造られている印象。確かに、IPLのようなビールはベアレンらしくないかもしれません。



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

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ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(その2)

2024-10-17 05:02:05 | ビール紀行(東北)
前回の「菜園マイクロブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

当然ながらベアレン色を力強く押し出しています。ガラス越しに少し醸造設備が見えています。

     

     

     

店内の様子。長めのカウンター席の奥にテーブル席があります。客席数、多し。

     

     

入口付近に醸造スペースがあります。想像していた小規模の設備で、仕込みの規模は260Lだそうです。

     

カウンター上のビールサーバー。4本確認できますが、他にもサーバーがあるようです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

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ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(その1)

2024-10-15 16:49:14 | ビール紀行(東北)
今回からは岩手県盛岡市の「菜園マイクロブルワリー」へのビール紀行をお送りします。菜園マイクロブルワリーは盛岡市中心部にあるミニマムクラスの醸造所。元は独立系のブルワリーレストランでしたが、現在はベアレングループの一つとして経営をされています。もちろんベアレンのビールが提供されていますが、以前と同様、意欲的なビールを造り続けています。お店の名前は「菜園マイクロブルワリー with Kitchen」 で、しっかり色んなお料理とともにビールを楽しめるお店になっています。醸造所へのアクセスですが、盛岡駅から徒歩約15分。駅からバスも利用することができます。

     

     

今回のビール紀行のスタートは盛岡駅から。盛岡の繁華街は駅から少し離れています。徒歩で醸造所に向かいます。

     

     

     

まずは開運橋を渡り、お店の名前にもなっている菜園通りを歩いて行きます。

     

     

カワトクまで来たら左折し、小路を進むと、右手にベアレンの幟が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

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やや重めのボディ すすきのえーる(後編)

2024-10-10 18:11:24 | ビール紀行(北海道)
前回の「すすきのえーる」の続きです。


総合メニューです。

     

     

ビールの種類は6種類。立ち飲みながら、オツマミも色々揃っています。

     

     

最初は「ホワイトエール」から。綺麗なエステル香とコリアンダーシードとオレンジピールの爽やかな香り。モルトの旨味は控え目で、心地よく酸味が控え目に効く。旨い!綺麗なエステル香と爽やかな副原料の香りが特徴のベルジャンホワイトです。ちなみにアルコール度数は6.5%。

     

     

続いては「ヴァイツェン」。最近の醸造所にしてはヴァイツェンとは珍しいですね。見るからにクローブ系のヴァイツェン。バナナ系とクローヴ系との中間のフェノール香。モルトの旨味はややしっかりで、ヴァイツェンらしい酸味がしっかりボディを引き締める。旨い!バランスのとれたフェノール香が特徴の、雑味のないしっかりボディのヴァイツェンです。

     

     

最後は「ポーター」。ロースト香とやや豊潤なモルトの香り。モルトの旨味はしっかりで、ローストによる酸味が控え目に効く。旨い!程よいロースト香とアルコール度数6.5%が分かるしっかりボディが特徴のポーターです。ポーターでこれだけのボディ感はあまりないと思います。

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なスタイルをベースとしながら、やや重めのボディとアルコール度数で仕上げているのが特徴。アルコール度数6.5%のホワイトエールは希少です。



すすきのえーるSTAND
札幌市中央区南4条西4丁目1-1 COCONO SUSUKINO B1F
TEL:011-206-0802

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やや重めのボディ すすきのえーる(前編)

2024-10-08 15:54:49 | ビール紀行(北海道)
今回からは北海道札幌市の「すすきのえーる」へのビール紀行をお送りします。オールドファンにとって、すすきのビールと言えば「薄野地麦酒」が想起されます。今でも醸造所は健在ですが、昔のあの醸造所併設の素敵な居酒屋は無くなってしまい、すすきのでのビール醸造所の楽しみが無くなっていました。しかしながら、その後誕生した、すすきのえーるがその隙間を埋めてくれます。すすきのえーるの醸造所には併設の飲食店がありましたが、現在は醸造能力拡大のためお休みの状態。その代わりすすきのの中心地に直営ビアスタンドの「すすきのえーるSTAND」が営業しています。「すすきのえーるSTAND」は地下鉄すすきの駅直結の「 COCONO SUSUKINO 」内にあり、超好アクセスです。

     

     

札幌市営地下鉄のすすきの駅の改札口を出て目の前に、すすきのえーるSTANDが入る COCONO SUSUKINOの入口があります。

     

     

     

COCONO SUSUKINO内のフロアを進んでゆきます。初めて来ましたが、魅力的なお店がいっぱい。お酒系のお店も複数あります。しばらく進むとHPで見た、すすきのえーるSTANDの個性的なのれんが出現します。あっという間に到着です。

     

こちらは立ち飲みのお店です。ちょうどのれんが通路からの目隠しになっています。奥の冷蔵庫には道内の醸造所のビールが並んでいます。珍しいヨーテイブルーイングや岩内ブルワリーのビールもありました。

     

もちろんこちらでは自家醸造のビールをタップ出しで提供しています。すすきのえーるに集中しましょう。

(続く)



すすきのえーるSTAND
札幌市中央区南4条西4丁目1-1 COCONO SUSUKINO B1F
TEL:011-206-0802

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オーガニックビール専門の醸造所 暁ブルワリー 八幡平ファクトリー(最終回)

2024-10-02 06:40:46 | ビール紀行(東北)
前回の「暁ブルワリー 八幡平ファクトリー」の続きです。


直売所へ移動して、ビールを頂きます。

     

     

直売所の様子。シンプルに缶ビールを直売するブースです。定番以外にも通常は見かけない限定ビールが購入できるのが直売のメリットですね。こちらで定番ビールを購入し、試飲させていただきます。

     

最初は「DRAGONEYE SKY」(オーガニック・ピルスナー)を頂きます。クリーンでフラワリーなホップの香りとやや甘いエステル香が素晴らしい。モルトの旨味はややしっかりで滑らか。ホップの苦味が心地よく効く。激しく旨い!クリーンなホップの香りと素敵なエステルが香る、バランスのとれたピルスナーです。

     

続いては「DRAGONEYE SUN」(オーガニック・ゴールデンエール)。厚みのあるホップとモルトの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味は抑え目。旨い。モルトの香りと旨味が特徴の、ボディ感のあるゴールデンエールです。

     

最後は「DRAGONEYE MAGMA」(オーガニックIPL)。厚みのあるホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味がしっかり効く。旨い!厚みのある柑橘系のホップの香りと、しっかり旨味が特徴のIPLです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、基本的なスタイルに寄り添うやや硬派なビール。派手すぎる個性は抑え、バランスのとれた味わい。そこにハッとする旨さが垣間見れます。希少なオーガニックビールとしての独自路線を極めていただきたいです。将来的には敷地内にタップルームを開設する構想があるそうなので、それも楽しみです。ブルワー様、この度の訪問では大変お世話になりました。有難うございました。



暁ブルワリー 八幡平ファクトリー
岩手県八幡平市松尾寄木1-474-6

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