今日はキッチンについて書きたいと思います。
キッチンの形は大きく分けて以下の種類があります。
Ⅰ型
壁面に1列に並べたレイアウト。とても利用の多いタイプです。
使いやすい長さは2700位まで。3000を超えると動線が長くなりすぎ疲れる設計となります。レイアウトしやすい形ですがダイニング側に背を向けるためコミュニケーションはとりにくくなります。
Ⅱ型
2列並行のレイアウト。I型よりも作業動線が短いので効率よく作業ができます。
振り返り作業で合理的にも思われますが、I型のように流れるような作業性ではないので
疲れる場合もあります。
限られたスペースでも、作業面積・収納面積をとりたい場合には適しています。
L型
動線が短くて、効率的なレイアウトですが、L型のコーナー部分はいがいと使いづらいスペースとなり、人によっては近すぎて調理がしづらいと感じる場合があります。
コンロとシンクが近くなる為、洗い物をしながら、コンロにかけた鍋のチェックがしやすいです。
U型
広いワークトップがとれ、作業性がUPします。
広い部屋のスペースが必要となります。
インテリア性が高いレイアウトとなるので、見せるキッチンの配置には適しています。
L型よりもさらにコーナー部分がふえるので、デッドスペースに注意が必要。
ぺニンシュラ型
L型やU型の一部が半島のように突き出した形状です。
突き出した部分を対面式にすることが多いようです。
オープン型のレイアウトになり、インテリア性も高くなります。
やはり広いスペースが必要です。
対面型
壁側と反対側に平行に設置するシステムキッチンです。
左右の動きと回転動作で作業が出来て効率的です。
狭いスペースでは、使いにくくなる場合があります。
アイランド型
一部を島のように中央に独立させてた型。
クルリと回れるので作業の自由度がUPします。
皆でにぎやかな料理を楽しみたい家庭向きです。
色々なタイプがありますが、収納スペースとのバランスがプラン成功の秘訣だと思います。思い描くキッチンスペースも用具や食器をきちんと納める所がなければ雑然としてしまいオープンであればあるほど気になってしまいます。
図面だけでなく実際のキッチンを確認しながらスケールを当てて
スペースの確認をするのも必要だと思います。
今は震災の復旧工事がほとんどで、設備のレイアウトまで検討できない家が多いのですが、少しでも使いやすい理想のキッチンスペースを提案できるように努力したいと思います。
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