3曲、同時進行で作曲中。そのうち2曲はリコーダー、一曲は合唱曲。
合唱曲はスケッチはできたんだけど、まだひらめきみたいなものがない。以前から、声の限界みたいなものに挑みたいんだけど、それもなかなかできていない。どんなに聞こえが美しい曲でも、歌い手さんに嫌われてしまうことが多い。アルトのパートが2音しかなかったって、怒られたり。半音の間とかって、歌いにくいとか。同じ音を同じリズムで20小節繰り返してつまらないとか。高い音を歌い上げたいテナーに、低い音ばっかり書いちゃったとか。いろいろあります。
リコーダー曲のうち一つはもう、PCのソフトウエアで書く段階に入った。危険なのは、ソフトを使うと、吹けないようなフレーズを書いてしまうことが多い。だから、一度吹いてみたものを手書きしてから、ソフトに移しているのだけど、変えたりすることが多いから、一回一回リコーダーで吹いて確認しなくちゃ。今朝は、その作業に長い時間を費やしてしまった。すっかり買い物に行くのを忘れてしまって。私は良い主婦になれない。主婦にもなれないって、またネガティブになってる。なんか嫌な予感がするなあ~。こういうネガティブになってる時って、ガックリ落ちる前ぶれのことが多いから気を付けなくちゃ。
もう一曲は、もう数週間ソフトウエアでいじっていて、納得できない部分があるというか、張りがないというか。ダラダラしてしまっているのかも。自分で書いている曲に対しては、厳しくありたいと思う。
自分で演奏できる楽器の曲の方が、確かに楽かもしれないけど、でも、必ずしもその楽器を深く理解しているわけではない。人間の声の限界も、リコーダーの限界も、私はまだまだ知らないことがある。
絵を描く時に、綺麗な色を使う時、それを強調させるために汚い色が必要になる。汚い色ばかりの所に、ほんの小さな空間に、美しい色があったら、それはオアシスのように美しく見える。そういう音って、どうやったら書けるかなあ。
昨日YouTubeにアップした曲「永遠の命 ~千羽の蝶~」も、そういうものを狙ったんだけど、まだできてない部分がある。もっと汚しちゃっていいのかも。きれいな部分がきれいであれば。
この曲で一番書きたかった音は、GとG#。宗教的な意味で、Gは天国である。でも、もう一歩先へ行かないと、永遠の命は与えられない。だから、G#。でも私の詰めが甘いのは、Gの前がCではない、つまり、完全5度ではない。だから、わかりにくくなっちゃった。やっぱり完全5度じゃないと、天国にはならないかも。次の曲の課題かな。