おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

視野も狭くならないように

2022-05-13 22:13:37 | 日記
 スコットランドの音楽界は狭い。

 仲良くしてもらっている若手の作曲家がいるのだけど、彼が書いたリコーダー・コンチェルトの初演のリコーダー奏者が、先週の土曜日に私がリコーダーの公開レッスンを受けた人だった。

 すごく大人げないこと書くと、その作曲家が、あのリコーダー奏者の名前を出した時に、イラっとしたんだよね(笑)
 もういいや。私、関係ないし。

 娘が今日、帰って来たけど、肘とが手にけがしてるし・・・ ただ、ピアノは弾ける。
 娘のピアノのレッスンで、バッハを弾いているのだけど、ピアノの先生が、ペダルを使ったり、レガートで弾くことを提案して来たから、娘が私に、「バッハでレガートとかペダルを使うのはどうなのか」と質問して来た。なんか、先週のリコーダーのレッスンで、バッハでフィンガー・ヴィブラートを使うかどうかの話と似てない!?
 その曲、そもそもチェンバロじゃなくて、ピアノ用に書かれてるし、チェンバロ用に書いてあったとしても、作曲者がどうしたかったのかということを解釈して必要であれば、レガートでもペダルでも、良いんじゃないかな?
 この間のピアノの生徒さんのグレード試験で、バロックの曲で、アーティキュレーションに変化をつけて弾いたのが、試験官が気に入ったみたいだったし。
 大きな音を出したいから、ペダルを踏むのって、自然なことだと思うけど。

 私はあんまりやらないけど、ショパンとかで、弱音ペダル使うピアニストはいくらでもいるし、使わないピアニストもいくらでもいるし。

 そもそも、現代のピアノと当時のピアノは違うし、我々は現代のピアノで弾いてるわけだから、現代のピアノの良い所を最大限に使おうよ。
 そんなふうに、娘に話しました。

 娘も私も、音楽を学んでいる身だからかもしれないけど、似たようなことに遭遇することが結構ある。娘のピアノの先生には、私は共感できるし、素晴らしい先生だと思う。
 

 娘の学校からの連絡が、私の方に来てなくて、来月のコンサートに行けない。その時間帯、私はTheoryのクラスがある。もっと早くに知らせてくれれば、なんとかできたのに。音楽学校のコンサートは、すごく楽しいです。子ども達が一生懸命でめんこいのもそうだけど、さすがに音楽学校だから、レベルも高い。娘はオーケストラ、室内楽アンサンブル、木管アンサンブルでフルートを吹く。だから、もうケガしないでね~(笑)。

 明日は、全部対面レッスンで、土曜日は、オンラインレッスンがなくなりました。これで、連弾がたくさんできるようになる。帰りが遅くなるかも(笑)

狭き門より入りなさい

2022-05-13 09:59:48 | 日記
 なんか、変なプライドがあるんだよね。自分は、こういう風に生きて来た、みたいな。そういうプライドって、どうやったら捨てれるのかな。要らないよ。

 英語だと、dignityという言葉があるけれど、どの辞書でも日本語訳は、ニュアンスが違っていて、人間としてのdignityというのはすべての人が持つべきであって、そうじゃなくて、日本語で言うプライドの部分かなあ。英語ではarroganceかな。

 自信を持っていることと、何かに誇りを持っていること、というのは良いことだけど、プライドというのは学びの邪魔になる。

 スポンジのように吸収していくには、真っ白にならなくちゃいけないよね。

 
 あ~あ、片付けが進んでない。長く同じ所に住んでいると、物が増えちゃって。この家に引っ越して来たのは2006年の4月。私が一つの場所に、こんなに長く住んだことって、なかったから(笑)
 娘は、この家で生まれた。病院に行くの、面倒だから、自宅で産むって言って(笑)
 
 要らない物をどんどん手放していかなくちゃ、片付かない。
 要らないプライドも、ゴミ箱行き。

 余計な物を持ってると、門はくぐれない。聖書で言う、ラクダが針の穴を通る話。狭き門より。
 純粋にならないと、何事も上手く行かない。