短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

風葬

2020-09-08 22:58:52 | 日記
花びらが
ひらりひらりと
宙を舞う
風葬にしよう
あなたへの愛


終わった恋をゆっくりと時間をかけて見守って
それは風により風化し、最後は土に帰る
そして、何事もなかったように記憶の中だけに美しくのこる・・・・

未練とか後悔とか優しさとか、もうどうにも溢れて止まらない気持ちたちをまとめて細かくちぎったら、花びらになって風に乗って・・・・

恋に関しては風葬は、むしろ余韻を楽しめる終わらせ方かもしれないですね。

今日9月8日は二十四節気の「白露」です。

白露のような一瞬と永遠とも思える長い時間を、漂うように、移ろうように、泳いでいるのが人なんですね。

人生は永遠の一瞬を愉しむこと。

。。。。

儚いもの
ピンクの朝顔がひとつ
朝のベランダで揺れています。


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