短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

ナンバンギゼル

2022-09-07 18:26:45 | 日記
寝覚月
ナンバンギゼルの
しどけなさ
恋路十六夜
夢の中なら

夜が長くなる9月を寝覚月(ねざめづき)といいます。

十五夜に比べて、ためらうように出てくる十六夜(いざよい)の月。

互いの気持ち推し量る
なかなか前に進まない恋だけど
夢の中なら・・・・

ナンバンギゼル・・・・秋になると紫紅色の花を咲かせます。
その先端が首をかしげて物思いにふけっているように見える様子から、古代の人たちはこの植物を「思ひ草」とよんでいました。

花言葉・・・・「物思い」

。。。。

作詞家の安井かずみさんが【倖せ】の字を使っていたことを思い出しました。

【幸せ】じゃなくて【倖せ】
「倖せ」って「あなた」がいることかな。

桃井かおりさんが「青春て“青い春”って書くじゃない。でも、“赤い秋”もいいよぉ」と。

依然ご実家でドンペリをご馳走になりました。
。。。。

安井かずみさん、桃井かおりさん

素敵な女性の紡ぐ言葉がまたとても素敵で好きです。

いつも倖せでありますように。


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