短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

臆病な愛〜藤④〜

2019-05-14 09:07:50 | 日記

藤の花

下弦の月に

揺らぐとき

まだ見ぬ明日に

臆病になり


藤の花もあっという間に終わり薔薇の美しい季節になりました。

どのお花もみんな駆け足。

「是無等等呪」

「変わる」ものを、「変わらない」と思い込んでいる。

「変わらない」と思っていたのに「変わった」そこに、苦悩が、むくむくと持ち上がってくる 

〜般若心経〜

友達が新しい愛が欲しいって言いました。
私がいつも永遠の愛って言うから(笑)

すべては変わっていく

だから、新しい愛💖

ある意味悟ってるのかも✨

人は明日に臆病になる生き物なのかもしれませんね。
だからわかっていても、変わらぬものを求めてしまう。

下弦の月に揺れる藤の下

「新しい愛ね〜流石!」

と、変わらぬものを求めてしまう、臆病なもう1人の私が静かに感動。

私はきっと悟った人の話を聞きながら一生悟らない、風に揺れる藤の花。



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