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胃の不調の原因は加齢による自律神経の乱れ。年末年始は要注意!6つの習慣で働きを整える

2021-12-31 13:30:00 | 日記
下記の記事は婦人公論.jp様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

暴飲暴食しがちな年末年始。年齢を重ねるにつれ、胃もたれや胸やけなどが起きやすくなったと感じる人も多いのでは。その原因は加齢による自律神経の乱れにあるようです。普段からできる胃の調子を整える方法をお伝えします(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/葛西由恵《インパクト》)
胃そのものは衰えにくい
今年の年末年始は久しぶりに家族や親戚、友人などと集う機会が増えそうです。
そんな場面ではつい食べすぎ、飲みすぎてしまい、胃の調子を崩しがち。加齢によって胃の働きも衰えますから、心配なところです。
「胃はとても丈夫な臓器。胃かいようや胃がんなどの病気があれば話は別ですが、加齢による影響はそれほどありません。仮に20歳と90歳の健康な人の胃を取り出して、どっちがどっちと問われても、医師の私でも判断しづらいほど。健康であれば、いくつになってもしっかり働いてくれる臓器が胃なのです」と説明するのは、兵庫医科大学の三輪洋人先生。となると、加齢とともに胃の調子を崩しやすくなるのはどうしてでしょうか。それは、自律神経の影響を大きく受けるから、と三輪先生は説明します。

「胃は自分の意思で動かすことができません。食べ物が入ってきたら、適切なタイミングで膨らんで胃液を分泌し、ぜん動運動によって食べ物を攪拌して腸へと送っていく。そうした機能をすべてコントロールしているのが自律神経です。ところが、自律神経は加齢によって乱れやすくなるため、胃が十分に膨らみづらくなったり胃液の分泌が滞ったりして、不調を起こすのです」(三輪先生。以下同)
さらに、ストレスも自律神経に悪影響を及ぼすといいます。
「悩みごとがあると胃が痛んだり、食欲不振に陥ったりという経験は誰しもあるでしょう。不安やストレスは自律神経を乱れさせる大きな要因になり、胃の働きを悪化させます。あれこれ考えながら食事をするのは、最も悪い習慣。考えごとがあっても食事どきは忘れて、料理を味わいながら楽しく食事することを意識しましょう」
「食べる」ことに恐怖心が芽生えることも
ストレスが自律神経に与える影響が大きくなると、慢性的に胃の不調をもたらすことにもつながるといいます。
「胃の具合が悪いと言って来院し、検査をしてもこれといった病気が見つからない、というケースは少なくありません。病気ではないのに胃の不調が続くようなら、機能性ディスペプシアの可能性があります」
機能性ディスペプシアという病名は、あまり聞き慣れませんが、近年増えているそうです。

「食事を始めてすぐにお腹いっぱいになってしまう早期膨満感や、食後の胃もたれ、胃痛、みぞおちが焼けるような感じなどの症状が半年以上続き、週に2、3度以上の頻度で起こる場合、医学的に機能性ディスペプシアと診断します」
胃の不調が頻繁に起こると、「食べる」ことに恐怖心が芽生えたり、気分の落ち込みをともなうこともあるそう。
「治療は内服薬で胃の不調を改善するとともに、不安やストレスを取り除く生活習慣についてアドバイス。ときには、心療内科的治療を勧めることもあります」
胃の調子を崩さないためには、ストレスを溜め込まないこともポイントです。
次ページからは、胃の働きを整える生活習慣について詳しく紹介します。暴飲暴食を控えるのはもちろん、自律神経のバランスを保つ生活習慣を心がけて、楽しい年末年始を過ごしましょう。
機能性ディスペプシアの主な症状
●すぐにお腹いっぱいになる・食欲不振
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通常、胃に食べ物が入ると胃の上部が膨らみ、食べ物を溜めておくことができる。しかし、胃の機能が低下すると十分に膨らまないため、食べ物を溜めておけず、すぐにお腹いっぱいになる。
 
●胃もたれ・胃が重い
食べ物が胃に入るとぜん動運動が起こり、胃から十二指腸へと食べ物が送られるが、ぜん動運動がにぶくなると胃もたれなどの症状を起こす。
 
●みぞおちの痛み、みぞおちが焼けるような感じ
胃の粘膜が胃酸に対して敏感になり、みぞおちのあたりが痛んだり、熱く感じたりする。
1)食事・運動・睡眠のリズムを整えて
自律神経のバランスを保つには、食事・運動・睡眠のリズムを整えることが大切といいます。
「毎朝決まった時間に起きて、朝食をしっかり摂ること。また、散歩など30分程度の軽い運動を毎日、取り入れるようにしましょう。

夜もできるだけ同じ時間帯にベッドに入るようにして、夜ふかしは避けて。こうした規則正しい生活を心がけることで、胃の調子は改善します」(三輪先生。以下同)
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2)胃酸を刺激する食べ方に注意
胃酸が過剰に分泌されると、胃もたれや胸やけの原因となります。
「食べすぎたり、脂肪分を多く摂ったりすると、しっかり消化しようとして、胃酸が多く分泌されます。
それを抑えるには、脂っこいものは控えめにして、腹八分目を心がけて。
また、胃酸が逆流しやすいので、食後すぐに横になるのはやめましょう」
3)胃を圧迫しないで
胃を抑えつけることも、胃酸の逆流を招きやすくなります。
「前かがみになるデスクワークを長時間続けると胃を圧迫してしまうことがあるので、姿勢を変えたりストレッチしたりして、時々体を動かすようにしましょう。ウエストをきつく締めるタイトな洋服も胃を圧迫するので、なるべく避けて」
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4)調子が悪いときは刺激物を控えて
「辛いものや酸っぱいものは、胃酸の分泌を刺激しすぎるので、胃の調子が悪いときは控えて」
粘り気のあるお餅も消化にはよくないため、お正月といえどもほどほどに。
「LG21乳酸菌は、胃もたれや胃痛といった胃の不調を改善するといわれています。LG21乳酸菌入りのヨーグルト摂取を習慣にするのもよいでしょう」
5)市販薬で不調を上手に軽減
胃の不調を感じたときに頼りになるのが、手軽に入手できる市販薬です。
「食べすぎなどによる食後の胃もたれには、消化を助けるタイプの薬を。また、胸やけや胃のむかつきなどがある場合には、胃酸過多の可能性があるので胃酸の分泌を抑えるタイプの薬を選びましょう」
ただし、服用しても改善が見られなかったり、不調が長引く場合には、病気が隠れている可能性も。そのときは、医師の診断を仰いで。

 
6)ピロリ菌検査を受けて
「ピロリ菌はふかふかの絨毯のような胃の粘膜を徐々に破壊し、薄くすり切れた状態にしてしまい、胃かいようや胃がんを引き起こします。感染率が高いのは50歳以上。検査で早めに見つけて除菌をすれば、発症リスクを下げられます」
検査には健康保険は適用されませんが、除菌治療には適用されるそう。一度、受けておくと安心です。
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イラスト: 小林マキ
取材・文・構成:葛西由恵(インパクト)

出典=『婦人公論』2021年12月28日・1月4日合併特大号
三輪洋人
兵庫医科大学病院消化管内科主任教授、同内視鏡センター長。医学博士
鹿児島大学医学部卒業。専門は逆流性食道炎、機能性胃腸症、ヘリコバクターピロリ感染症など。著書に「『胃もたれ・胸やけ」は治せる』『胃は歳をとらない』


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