りさの苦手日記

りさには苦手な事がたくさんあります。

苦手なことはありますか?

2019-07-24 08:34:51 | 日記
お子さんは夏休みに入りましたか?

長いと思っていても過ぎてしまえばあっという間に終わってしまう夏休みですが、旅行や帰省など予定を立てている方も多いのではないでしょうか?

この夏休みを利用して、苦手なことがあるお子さんに、視機能トレーニングにチャレンジして欲しいと思います。

りさが幼い頃に、「苦手なことは何だったのか?」を参考にしてみて下さい。


りさは、小学校に入学してから、困った事がたくさんできました。

入学してすぐ、ひらがなを習いますが、ドリルをなぞる事ができませんでした。

もちろん、入学前にひらがなは覚えていましたが、字を線通りになぞる事ができないのです。

そして、板書もできませんでした。

国語の教科書も音読できませんでした。

どこを読んでいるのか、指でなぞっていてもわからなくなるのです。

そして、お友達と上手くいかなくなった時、保護者の方からは勉強ができないのがいじめられる原因だと言われていると、ある人から聞かされた時はショックでした。

当時の私は、りさがみんなと同じように出来るようにするために必死でした。きっと彼女に、学校でだけでなく、家でも辛い思いをさせた事でしょう。


そうしてある時、ディスレクシアだという事が解り、これまでどれだけ彼女を傷つけていたのか…

皆さんには私と同じように、子ども達を傷つける事なく、苦手な事があるのは、理由があるんだという事を、理解して頂きたいと思います!



ディスレクシアの子ども達が、笑顔を取り戻せますように…

誰しもが価値ある人

2019-07-23 08:33:51 | 日記
お子さんは夏休みに入りましたか?

終業式には、成績表を持ち帰ってきますね。

りさの成績は、クラスで上位でした!

急に勉強が出来るようになった訳ではありません

勉強が苦手なりさが、自身の成績にあった高校で真面目に取り組んだ結果です。


人は、「成功」したり「望みが叶う」と、自分自身に「価値がある」と思いがちです。

ですが、自分自身に「自己肯定感」があれば、失敗しても、何を言われても、もし傷つくことがあっても前を見て進めるでしょう!

「自己肯定感」を持っている人は、何かに挑戦し、努力し続けるチカラがあるように思います。


私達は、自分自身のことを、「何かが出来る」から「価値がある」のではなく、「今のまま」で「価値がある」と思うことは難しいように感じます。


社会生活を送る中で、人との関係で傷ついたり、落ち込んだり…
そんな中で、自身の心の根っこの部分に「自己肯定感」があると、何があっても乗り越えるチカラになります!


りさは、「高校では優等生に見られている」と言います。
「中学の時には考えられなかった」とも言っています。

りさの努力が定期テストに表れ、自分自身に自信が持てるようになってきたことは、りさにとっては必要なことだと思います!

それをクラスのみんなが認めていて、りさ自身の自信に繋がっています

視機能を発達させる遊び【2019.7.22更新分】

2019-07-22 08:27:59 | 日記
子ども達の遊びですが…
家の中でゲームをする事が多いようです。

また、塾や習い事に忙しくって、公園で子ども達の遊ぶ姿を見かける事が減ったようにも感じます。


お子さんが視機能トレーニングをイヤがってどうしようもない時、遊びの中で工夫をしてトレーニングのかわりにいかがでしょうか?

昔の遊びの中には、眼と体を使うものがたくさんありました。

けん玉、お手玉、折り紙、ビー玉など…、どれも眼と体を一緒に使います。

また、公園などで鬼ごっこをしたり、ドッチボールやサッカーなど、ボールを使って遊ぶことも、眼と体の発達には、とても良いのではないでしょうか?

一緒に遊ぶ楽しさもあります!

長い夏休みを有効に楽しく過ごして欲しいと思います。

小さいお子さんなら一緒に遊ぶ時間が増えて喜んでくれるのではないでしょうか?


私は、りさが視機能トレーニングによって、少し見えるようになってから、公園でバドミントンをしています。

それまでは全然できなかったのが、打ち返せるようになりました。

本当に、羽根が見えるようになったんだな~と思います。

二人で何回続くか、数を数えながら打ち返しています。何回も続くと、りさはとても楽しそうでした


昔の遊びや外での遊びは、子ども達が成長していく中で、自然に視機能トレーニングの役目を果たしています。


子ども達が、楽しみながら視機能を発達できますように…

視機能の重要性【2019.7.19更新分】

2019-07-19 08:41:51 | 日記
最近、食欲のなかったりさが、りさが好きなモノ・食べやすいモノを作ることで、食べられるようになってホッとしています。

やはり、ひと工夫は必要ですね


今日は、再度、視機能の重要性について、書こうと思います。

視機能が関係しているのは、読み書きや板書など、子どもの学校生活だけでなく、私達の社会生活や、日常生活などにおいても、重要な働きをしています。

例えば、仕事で長時間パソコンを使う、大量の書類を素早く処理する事が求められたり、仕事の計画を立てる、作業を見通したりするために、仕事の流れを視覚的にイメージする事にも、とても大切です。
これらが上手くできるのは、視機能のおかげなんです!

ちなみに、長時間パソコンを使って、眼が疲れる方は、両眼のチームワークのトレーニングをしてみて下さいね

また、球技などのスポーツでは、ボールを素早く捉えて、味方と敵の動きを同時に認識し、身体で的確に反応する必要があります。このためには、高度な視機能が必要になります。

最近では、スポーツ選手がより視機能を高めるために、視機能トレーニングを受けて能力をさらに向上させています。

数年前、ボクシング選手が視機能トレーニングを取り入れた事が、テレビの特集で取り上げられていました。

野球選手も視機能トレーニングを取り入れて、さらに視機能を向上させています。

このように、視機能の重要性が日本でも理解されてきていると思います。

さらに広まり、子ども達が苦手な事にも、視機能のトレーニングによって良くなり、出来る事が増えて、自尊心・自己肯定感が持てるようになって欲しいと思います!


子ども達が視機能トレーニングによって、自尊心・自己肯定感が持てますように…

視機能と発達障がい【2019.7.18更新分】

2019-07-18 09:42:15 | 日記
私が、このブログを始めたきっかけは、視機能の未発達がトレーニングにより良くなり、さらに発達障がいの子ども達は視機能が未発達なことが多いことを知って欲しかったからですが…

今では、皆さんも知っていて、トレーニングをしている子ども達はたくさんいるのではないでしょうか?


まだ診断を受けていないけれど、お子さんのことが気になっている方に具体的に説明していきます。

視機能に弱さを抱える子ども達は、実は…

1、ADHDの子供達
2、LD・ディスレクシアの子供達
3、先天的な発達障がいはないけれど、視機能そのものに弱さのある子供達

に、分けられると思います。

ただし、1、2、のような発達障がいの子ども達は、必ずしも視機能に弱さがある訳ではありませんが、とても多くの場合で、視機能の弱さを持っています。

つまり、周囲に視機能に関する知見が少しでもあれば…

字を読み飛ばしてしまう。
字を読むのが遅い。
板書・書き写しが苦手。
字の形を覚えるのが苦手。など…

学校や日常生活の中で、子ども達の様子から「もしかして、視機能に発達の遅れがあるのではないか❓」と、気付く事が出来ます。

まずは、気付いてあげて欲しいのです。出来ないのは、理由があるということを…

もし、発達障がいがあれば、もちろん視機能トレーニングだけで、問題が解決する訳ではありませんが、トレーニングによって、出来る事は増えます。

字を読み飛ばしてしまう。
字を読むのが遅い。
板書・書き写しが苦手。
字の形を覚えるのが苦手。

など…が、あれば、勉強が出来る、出来ない以前の事だと思いませんか❓


りさは私との交換ノートで、
「前は眼が見えなかったけど、今は見えるようになって、勉強も少しずつわかるようになってきました。お母さんありがとうございます。これからも、一緒に頑張ってね」
と、書いていました。

私はこれを読んで、涙が溢れました。
毎日、トレーニングや勉強を頑張っているのは、私ではなく、彼女なのに、
ありがとうと言われるなんて…

でも、いつもどうすれば良いか❓
みんなとやり方は違うけれど、どうすれば彼女が学校の勉強を理解出来るのかを
考えて、一緒に取り組んでいた私に、お礼を言ってくれたんだな~と思います
本当に嬉しかったです。

そして、「少しずつ出来るようになった、わかるようになった事が嬉しい」
と、書いてありました。


視機能に弱さを持つ子ども達が、りさのように、
「出来るようになった、わかるようになった」
と、喜んでくれる日がきますように…

愛をこめて