海峡号 復活によせて

青函トンネル開業で特急、急行以外は快速列車の海峡だった。 先日、１４系により復活海峡号が運転された。はまなすの間合い 運用と聞いていたので、まんまの編成を使うのかと思ったが、 ハネをはずしてすっきとしたハザ編成に統一されての運転には 驚いた。一応のこだわりがそこには見え感心した。 時間とお金をかけて行った人の裏切りがなく非常によかったと 評価したい。 さて、海峡だが、本来は５１系改造客車で運転されていた。 当時客車列車が全国からなくなっていたことも要因だと 思うが、赤から青に白のラインが入りトンネル用に改造されて 再デビューしての運転だった。 ＥＤ７９にマークが付く以外に魅力もなく特段の意識して 撮影したこともなかった。 そしていつの間にか快速がなくなって特急、急行のみの 運転になってしまった。 その後、海峡線だけを目当てに撮影に行ったことはなく ＥＤ７９１００番代の貨物さえまともに撮影することは なかった。 そして２０数年の歳月が流れ、客車列車そのものが 終焉の時期にさしかかってしまった。 さて、ここにＵＰする海峡は、トンネル開業日の １番列車の海峡だ。７９のＴＯＰナンバーも 恐らく私には最初で最後ではないかと思う。 ３１２１レ　ＥＤ７９１　海峡１号　津軽今別