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幸福の科学高知なかまのぶろぐにお越しくださり、本当にありがとうございます。本日は、大川隆法総裁法話「平静心」 (『大川隆法 初期重要講演集ベストセレクション③』第1章 所収)をご紹介いたします。
本日の動画でも、大川隆法総裁の説法をお聞きできます。
幸福を感じているのは「心」です。私は医療従事者ですので、精神医学なども学びますが、科学や科学的価値観で述べられている「心」は、まるで神経の作用か何かのような扱いです。
しかし、先に述べた「幸福を実感しているのは心」という真実を知ってしまってからは、自分が生業としている社会が、まだまだ真実にたどり着けていない、未熟な存在だとしか思えなくなりました。
「感動する」のは、神経の作用なのでしょうか。「感謝の思いが込み上げてくる」のは、神経伝達物質の反応なのでしょうか。「愛おしさ」や「癒される」と言われる感情は、一体どこの生体反応なのでしょうか。どう考えても違うと思うのです。
進化論的に、また唯脳論的に、そのように「神経の作用」を「心」をとらえていたとしても、よく考えてみれば、そのような進化論的・唯脳論的な心の働きは、生物として優位に作用することはなく、弱肉強食的な「生存」ということに関して言えば、むしろ邪魔にしかならない作用のはずです。
心は、幸福を実感する実態であり、それは同時に、生命体としての「人間の本質」でもあるからこそ尊いのであり、過去、釈尊やイエス・キリストら偉大な聖人たちが、「正しき心とは何か」や「心を正す教え」を、衆生に生涯を賭して説き、かつ、歴史上の諸先輩方や先祖の方々も、それを大事な尊きものとして、今私たちが生きる現代まで、伝え続けてきてくださったのではないでしょうか。
それでは、またのお越しを。(ばく)
大川隆法 初期重要講演集 ベストセレクション(3) / 幸福の科学出版公式サイト
私たちが幸福を感じるときに「静かなるときがある」という話をしましたが、「静かなるときに なぜそういうものを感じるのだろうか」。そう思いますと、この世ならざる聖なるものを感じることがあるからだと思うんです。それは(静かなるときに)私たちの心は解き放たれ、まったくの束縛を離れているがゆえに、大いなるものを感じやすいのだと思います。
考えてみれば 地上の上を這っていくアリのような存在が私たちであるとするならば、あのアリに 壮大な宇宙のことを語るのは無理でしょう。あのアリに 大宇宙の静寂を語ることは難しいでしょう。彼らに幾日の、あるいは幾十日のあるいは一年以上の寿命があるかどうかは私も定かには知りませんが、「同じく この時をこの地上で生きておりながら、空の星を見ることもなく太陽を知ることもなく 宇宙を知ることもなく、同時に生きている生物がいるのだな」と思うときに、「彼らが享受することができない幸福を人間である私たちは味わい得るのだな」ということを とても素晴らしいことだと 私は思います。
アリたちは地面を見て生きています。あるいは 目の前の石であるとか、食べ物であるとか そうした極めて小さな世界を見て生きています。彼らは星を見ることができない。彼らは月を見ることができない。彼らは湖面を渡っていくところの、あのさわやかな風を見ることができない。湖面に映っているところの月を見ることさえできない。山の端にかかっているあの月を見ることができないでいる。また 夕暮れの素晴らしさを味わうこともないだろう。
けれども、私たちは人間であるゆえをもって、こうしたアリが味わうことができない幸福を味わっています。それは 私たちが「目の前にあるものだけ見る」という、そういう習性を持っていないからだと思うのです。私たちの生活空間を越えたものに心を向けることができるという、そういう力を持っているからだと思うのです。
ゆえに 静寂なるときに人間を越えたものを知るということは、大きな力となります。大きな幸福となるのです。そうした神秘を感じるということが、人間に許された幸福となっていくわけであるのです。
その幸福は しかし どこかで必ずみなさんは味わったことがあるはずです。どこかで必ず。
山道を登りながら突如 視界が開けて見事なパノラマが見えたときに、何を感じましたか。また 途中で腰をかけてそうして 一休みをしたときに、咲いているのを見つけたそのリンドウの花の笑顔を、どう感じましたか。空気というものがこれほどまでにさわやかであるということを感じた瞬間があったはずです。
空の星 これ一つ取っても、都会の喧騒のなかから見上げたのと澄み切った山の上で見上げたのでは、まったく別世界のように見えたことでしょう。そうして瞬いているところのああした星たちが、今現在 私たちが生きているこのときに 存在するのかさえ分からないのです。実はもう 今はない星もあるはずなんです。
今 私たちが感じているところのあの光のなかには、私たちと同じような人類が生きていたかもしれない。その人類の絵巻物は、私たちのところに伝えられる間に、おそらく その巻き物を閉じてしまっていたかもしれない。もはや存在しない過去の文明がそこにあるかもしれない。その映像を かすかに感じることはできても、もはやそこにはないかもしれない。こうした神秘のものを、神秘の思想を感じ取るときに、私は自分が「自分であって自分でない」という偉大な感覚を受けるのです。
ここが 人間が万物の霊長として幸福を真に味わうことを許されている、その能力ではないのかなと思うことがあります。
人間に許された聖なる幸福とは【大川隆法説法集 Vol.46】
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁 (ryuho-okawa.org)
1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。
86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界166ヵ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700ヵ所以上、布教所を約1万ヵ所展開している。 説法回数は3450回を超え(うち英語説法150回以上)、また著作は41言語に翻訳され、発刊点数は全世界で3100書を超える(うち公開霊言シリーズは600書以上)。『太陽の法』『地獄の法』をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。
また、26作の劇場用映画を製作総指揮・原作・企画のほか、450曲を超える作詞・作曲を手掛けている。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者 兼 総裁、HS政経塾創立者 兼 名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。
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