3月に入って、仕事がべらぼうに忙しくなって、再掲記事が多くなっております。
今幸福の科学の映画『僕の彼女は魔法使い』が絶賛上映中ですけれども、映画期間と言えども、幸福の科学では、大川隆法総裁の御法話が開催されたり、支部イベント行事が入ったりするんですね。
これは創始者の大川隆法総裁の理念「できるだけ、多くの人を救いたい。」という想いから来ている組織遺伝子なんです。
映画『僕の彼女は魔法使い』のワンシーン 梅崎快人(左)&千眼美子(右) https://bokukano-maho.jp/
たとえば、幸福の科学月刊誌の最新刊のオープニングメッセージ、「法の網の目」を抜粋するならば、
(前略)
昔の中国では、
教えを、
鳥をつかまえるための網の目にたとえた僧侶もいた。
鳥をつかまえる網の目は一つだが、
一つの目しか持っていない網では、
鳥をつかまえることができない。
つまり人の心の動きは様々なので、
どんな心の問題にも対応できるように、
教えの網の目を広く張りめぐらせなければならない、
と、救済の意志の多様化、
具体化の必要性を示したのだ。
これは天台大師智顗(ちぎ)の、
「摩訶止観(まかしかん)」に説かれているたとえだ。
私の教えが増え続ける理由を、千五百年前に気づいている人がいた。
少しだけ、うれしくもなる。
とあります。
ですので幸福の科学においては、宗教活動のみならず、出版もやるし、学校も作るし、映画も作るし、政治もやるし、海外だって布教に行きます。
それは経済の分野においても同様であって、貧乏になって心が平安であるのは難しいことですし、犯罪だって増えますので、心清く豊かに生きていく智恵があれば、個々人としても、また文明の走力としても、トータルの意味での幸福度は上がるというもの。
宗教の分野では、よく「貧・病・争(ひん・びょう・そう)」が取り上げられますが、幸福の科学では、より積極的に、「豊かになるための考え方」を提示していますし、新たな文明の基軸となる経済学も、数多く発表されています。
その中で、政治部門幸福実現党の、経済政策のブレーンが、現HSU(ハッピー サイエンス ユニバーシティ)教授の鈴木真実哉(すずき まみや)先生。
その鈴木真実哉教授が高知にいらっしゃるということで、「どえらいこっちゃ。記事にするの、忘れちょったぁ。」と、前日になって、慌ててカーソルを叩いちょるところです。(苦笑)
かれこれ10数年前、鈴木真実哉教授にお会いしたとき、その明快な経済理論に、目からうろこの面持ちでした。
何が明解かと言うと、要するに、「資本主義というのは、神を信じているのが本筋なんだ。」ということ。
資本主義経済の露論的創始者はアダム・スミスも、「小さな政府による、国民が最大限の自由を謳歌できる繁栄主義」を説いたハイエクも、共に熱心な信仰者でした。
幸福の科学的繁栄理論も、「神の繁栄の思いの実現」というのが大きな理念ですが、これはまさしく神を信じていなければできないわけで、神を信じる経済=資本主義の王道中の王道なわけです。
この幸福の科学的繁栄理論「神を信じ、神の繁栄を実現する経済」と、真反対なのが、マルクス経済理論、つまり、共産主義や社会主義経済なわけです。
共産主義・社会主義は、「無神論経済」でもあります。
このマルクス経済の間違いも、日本のハイエク、鈴木真実哉教授が語ると、まさに一刀両断で、痛快でもありました。
その時のお言葉をご紹介すると、
「あのね、正しい経済学者と、間違った経済学者を見分けるのは、とても簡単なんです。」
「正しい経済学者はお金持ちで、間違いを教えている経済学者は、貧乏なんです。」
「資本論で共産主義経済を説いたカール・マルクスは、とても貧乏な人生で、自分の子どもの養育もできないくらいでしたね。」
「だから、カール・マルクスの経済学は、間違った経済学です。」
「私(鈴木真実哉教授)ですか?持ってますよ。(大笑)」
私は、「う~ん、なるほど。納得じゃ。」と唸ったのを、つい昨日のことのように覚えています。
とにもかくにも、3月10日(日)16時~17時半 全国で大人気の鈴木真実哉ディーン(HSU)。鈴木真実哉教授の豊かになるお話には、どなたでも参加できます。
開催場所は、幸福の科学高知支部精舎。
参加費は、超格安の1000円です。
「エル・カンターレを信じるものは経済的にも富むのである」と確信できますし、とにかく笑いながら、心のなかにある貧乏な思いを吹き飛ばし、繁栄の自己像を描きましょう。
私もぜひ参加し、自動車好きですので、日産ゴーン事件に対しての、鈴木真実哉教授の見解をお聴きしてみたいと願っております。
本日は、Liberty webで鈴木真実哉教授の,ビットコイン(仮想通過)についての論稿がありましたので、ご紹介たします。
(ばく)
新しい富国政策 鈴木真実哉教授
Web CM 映画『僕の彼女は魔法使い』×主題歌:大川咲也加「Hold On」
鈴木真実哉 (すずき まみや) 出身 埼玉県
経歴
早稲田大学政治経済学部卒業。
同大学大学院経済学研究科修士課程と博士課程で応用経済学を専攻。
玉川大学、法政大学講師、上武大学助教授、聖学院大学教授等を経て、2015年4月よりハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU) 経営成功学部ディーン。専門の金融論のほか、理念経済学やシュンペーター、ハイエクを研究。
著書
格差社会で日本は勝つ
「社会主義の呪縛」を解く
仮想通貨はこれからどうなる? 鈴木真実哉ディーンに聞く(前編)
2018.03.09 https://the-liberty.com/article.php?item_id=14209
「仮想通貨」という言葉をニュースで聞くことも多くなってきましたが、今までのお金とは何が違うのでしょうか。政府が発行したわけでもないお金に将来性はあるのでしょうか。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ経営成功学部ディーンの鈴木真実哉氏に、仮想通貨の可能性について聞きました。今回はその前編です。
◆ ◆ ◆
最初に発行された仮想通貨、ビットコインの提唱者は、「仮想通貨によって、銀行と日銀が要らない世界が来る」と訴えています。
これについて賛否がさまざまに分かれていますが、私は可能性はあると思います。
そもそも、現在のような通貨を政府が発行する前は、金や銀で決済していたわけです。それが紙幣になりました。紙幣は「1万円」と書かれてあるので、みんなが「1万円の価値がある」と信じているだけで、紙幣自体に価値があるわけではありません。
◎仮想通貨が本物の通過になる3つの条件
その「紙」がなぜ本物の通貨として認められるようになったかといえば、発行元への信頼があるからです。
同じく、仮想通貨が真の通貨になるとしたら、発行元が多くの 人の信頼と信用を得られるかどうかにかかってきます。
紙幣の歴史はイギリスから始まったとされます。金を扱う商人たちが、金の預り証を発行したのが発祥といわれています。そのうち、金の預り証は、一種の「貸付」と認識され始めます。
ところがあるとき、「王室支払い停止令」が出されます。王様の借金を踏み倒すためですが、これで数ある金商たちが滅びてしまったのです。そのうち、王室御用達の金商だけが生き残り、それが今のイングランド銀行になりました。
イングランド銀行の発行した預り証だけが、信頼ある紙幣とみなされるようになったのです。
これと同じように、仮想通貨も信頼ある人物や団体が「権威付け」して、広く世間の信頼を得られるならば、本物の通貨に なる可能性があります。
二つ目にクリアすべきなのが法律の壁です。大勢の人の信頼を得て、破綻したときの保険や悪意ある人たちの排除などを行う関連法が整備されれば、さらに信用が増していきます。
そうすれば、新しい金融業として発展していく可能性があるでしょう。
そして、三つ目にクリアすべきはセキュリティの問題です。1万円札を「たんす預金」して、朝起きたらなくなっていたとか、5000円札に変わっていたということはありません。誰かに盗まれれば別ですが。ただ、仮想通貨ではハッキングなど意図的な盗難のみならず、ウイルス感染などでデータの消失や流出のリスクがあります。
こうした課題をクリアして現在の政府発行紙幣のような信頼を得る可能性はかなり低いです が、ある程度あるとは思います。
通貨にとって一番大事なのは信頼です。
政府発行紙幣は「法定通貨」といって、日本で支払いを受ける時には、原則、円の受け取りを拒めません。だから強い信頼があるわけですが、百貨店の商品券やビール券には「受け取りを拒めない」というルールがないのに、たいていの人は信頼して受け取ります。仮想通貨も発行元にその程度の信頼が出てくるかどうかが問われます。
現在、メガバンクが仮想通貨を研究していますが、これについては発行元であるメガバンクの信用が高いので流通するでしょう。
仮想通貨の仕組みを支えるブロックチェーンの技術(関連記事参照)を使えば、送金コストが大幅に下がり、24時間決済でき、さらにスピーディに送金手続き が行えます。夕方以降の決済は明日になるとか、土日は休むとか、使い勝手が非常に悪い、現状の銀行の仕組みが変わっていくでしょう。
経済発展の鍵は、信頼とスピードアップですから、仮想通貨の強みが発揮され、お金の流れがスムーズになれば、発展につながります。仮想通貨の誕生は、銀行のサービス向上を促したという点で、大きな意味があったと思います。
◎価値が下落したときのサポート体制があるか
さらに中央銀行には大きな機能があって、法定通貨の価値や信頼が落ちそうな時は、金融政策などでサポートします。
このように、混乱した際の"救助システム"があるかどうかも、通貨の信頼を左右します。
信頼失墜のリスクが高まったとき、それを止める責任者がいるか ということです。
しかし、現在の仮想通貨の大半は「投機商品」に過ぎず、価格下落のサポートなどはありません。値段の上がり下がりに期待して購入しているもので、値上がりのうまみがなければ多くの人は手を出さないでしょう。
外国為替証拠金取引(FX)のような金融商品もありますが、たとえ対ドルやユーロでレートが変化しても、1万円札は日本では1万円として通用します。ただ、仮想通貨はそれ自体の価値が激しくアップダウンしますので、通貨とは呼べませんね。(後編に続く)
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2114
幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/
あたご劇場ホームページ http://neconote.jp/atago/