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なぜだか日常のテレビニュースでは、安倍総理の桜を見る会の話ばかりが報道されているのですが、世界ではとんでもない政治ドラマが展開しています。
その舞台は、世界一の大国アメリカの国会においてです。
アメリカ合衆国の下院議会で、今月3日に、中国の新疆ウイグル自治区のウイグル族への弾圧に対応を求める法案を、賛成407、反対1の、圧倒的多数で可決ました。
この法案は、既に9月に上院議会でも”満場一致”で可決していて、トランプ米大統領が署名すれば成立します。
先月末には、香港デモへの対応で中国をけん制する、「香港人権・民主主義法」が成立したばかりです。
中国は、「国際法違反であり、内政干渉」と大反発していて、米大統領の署名でウイグル法案も成立すれば、間近に迫った米中の貿易協議の行方に影響を及ぼすのは必至ですけれども、米議会は上下院とも、「それはそれ。」という態度を、共和・民主の党を超えて、示したことになります。
言わば、香港とウィグルの人権問題で、共産主義(無神論)国家中国を挟み撃ちにしているがごときです。
そしてこれは、政治的意味あいだけでなく、宗教的な意味においても、大きな影響力を秘めたものになると考えます。
香港は、元イギリス領だったこともあり、キリスト教徒の多い都市です。
またウィグル自治区は、もともと東トルキスタンと呼ばれていて、イスラム教社会です。
世界の超大国アメリカにおいて、奇しくも、キリスト教徒とイスラム教徒の人権を守る法律が、議会で可決されたことになります。
これが、国連という、常任理事国が拒否権を持ち、実質的な権限を有しない組織で決定したものではなく、世界随一の超大国で議決したことの意味は、今後大きくなっていくはずです。
アメリカは、信教の自由のある他民族多信仰国家ですが、基本的にはキリスト教的価値観の国家です。
キリスト教とは、基本的にイスラム教を悪魔の教えと思っていると思われます。
現実にアメリカでは、国内においてキリスト教とイスラム教の問題があり、ないかつ、イランなどのイスラム系国家との対立を抱えています。
そのような中、イスラム教社会であるウィグルの人々の人権に対して、中国政府に対して、合法的なもの言う体制を創ったアメリカ議会を尊敬します。
これが意味するものは、「今後、キリスト教社会とイスラム教社会の薩長同盟が可能になった。」ということです。
薩長同盟とは、坂本龍馬が実現に向けて奔走したものですが、日本の幕末における、幕府打倒の大きな原動力になったと同時に、長年の薩摩(現在の鹿児島県)と長州(同山口県)の対立関係から、「絶対に相い入れない、敵対関係の同盟」という意味合いもあります。
対立する薩長両藩が同盟を結べたのは、坂本龍馬先生が、薩長が手を結べる価値観を提示し、確立に尽力したからです。
今回アメリカ議会が、近未来に起こるキリスト教とイスラム教の薩長同盟の政治的背景のきっかけを作りましたが、理論的価値観も重要です。
今、そして今後、数千年に渡り対立してきたキリスト教とイスラム教が、共に融和できる価値観を提示し続けているのが、大川隆法幸福の科学グループ総裁なのです。
本日は経典『朝の来ない夜はない』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、一部抜粋をお届けします。
合わせてご紹介する、幸福実現党釈量子党首の動画も、とてもよくわかりやすいので、ぜひご覧くださいませ。
(ばく)
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https://happy-science.jp/ryuho-okawa/lecture/event/
米下院「ウイグル人権法案」可決!中国奴隷ビジネスと日本企業への影響。(釈量子)
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キリスト教もイスラム教も一神教ですが、一神教では、一つの神を立て、その神のために戦い、ほかの宗教を異端・邪教と見て、潰そうとします。これが延々と続いているのですが、両方とも、神の名の下に戦っているのです。
このような問題を何とかして解決しなければいけないと私は思っています。
幸福の科学は、寛容さ、包容力を持ちながら、宗教の、ある意味での統一性をつくろうとしています。
時間はかかりますが、おそらく、幸福の科学以外で、世界で起きている「宗教に基づく戦争」を終わらせることができる宗教はないと思います。
一神教に、評価すべきところがあるとすれば、ある意味で宗教のイノベーションを起こしたことです。「旧いしがらみである伝統的な宗教を一掃して、宗教を革新した」ということは、ほめるべき点ではあります。
しかし、「多神教は間違いであり、一神教のみが正しい」という考えは、多神教の宗教を迫害するための考え方にもなってしまうのです。
パキスタンとインドの対立を見ても、パキスタンのほうはイスラム教なので一神教であり、「アッラーだけが神だ」と考えるのですが、インドのほうは多神教であって、神がたくさんいます。
では、どちらが正しいかというと、「神はたくさんいる」という考え方のほうなのです。神は本当にたくさんいるのです。
この場合の「神」を定義するならば、神とは、天使・大天使、菩薩・如来などといった高級霊のことです。こういう人たちのなかには、一つの宗教を起こせるような人もたくさんいます。だいたい、宗教を起こせるぐらいの霊格があれば、神としての格はあるわけです。
そういう意味では、神というものは確かに数多くいます。
日本でも、「八百万の神々」といって、大勢の神がいるのです。それは、神としての格を持っている人であり、要するに、死後に神社が建つような人です。
日本では、特定の人を祀った「××神社」というものがよく建ちます。祀られている人のなかには、かなり昔の人もいますが、近年の人であっても、明治天皇のように、神格があるような人には、明治神宮という社が建ちます。それから、乃木希典には乃木神社が、東郷平八郎には東郷神社が建っています。
アメリカは、かつて日本と戦争をしたときには、日本神道について、「こんな宗教は邪教だ」と考えていたと思います。一神教の側から見れば、「おかしい」と思っていたでしょう。
しかし、この見方は、一神教の側の「霊界についての理解不足」によるものだろうと思うのです。
神様のような人は数多くいます。神としての格というものはあります。ただ、その格には差があるわけです。
『朝の来ない夜はない』 (大川隆法著 幸福の科学出版)P190~193
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