数えきれないほどの半透明のストローのインスタレーション。
携帯器具でのみ撮影できる部屋が2つあります。
500個ものクリスタルプリズムを集積した
ステンドグラス
南仏ヴァンス、アンリ・マティスのロザリオ礼拝堂を訪れた際の
感動から生まれた、
「虹の教会」
その手前には
そう!
オルセー美術館に設置されているあの椅子、
「ウォ-ターブロック」
水の波紋のような本体の美しい流れ。
そして光を反射したそのきらめきの美しさ。
座ると冷たいのかなと思ったら、冷たさは感じられません。
表面は驚くほどなめらかで、うちに秘める強靭さが手から伝わってくるよう。
写真禁止の部屋には、
「 白鳥の湖 | 結晶の絵画 」 。
液体を張った水槽にmineralをいれ、
チャイコフスキーの音楽を聞かせながら
自然の結晶を待つ。
op.20 No.10 と No.2では、結晶の形が違います。
音楽の振動の違いがそれをもたらすのだそうです。
まるで咲き乱れる氷の花のよう。
ぜひともこちら、Mainson& Objet 。
同じようにして作られた 「Rose」「蜘蛛の糸」も。
「自然から生みだされた、人間の創造を超えた造形。
その作品は、人の心を動かす自然と、そこに潜む
エネルギーに感応して、自らを造化します。
それは造形や技法という概念からの解放です。
私の未来への答えがそこに存在しています。」
吉岡徳仁 (パンフレットから)
常識を覆されるような「Honey-pop」 「PANE chair」等々
彼の作品を紹介するビデオも圧巻で、
才能溢れる一人の日本人を誇らしく、そして感謝。