ジュール・パスキン Jules Pascin
本名 ユリウス・モルデカイ・ピンカス Julius Mordecai Pincas
( pincas → pascin :アナグラム )
1885年ブルガリア生まれ、10代後半で家をでて
アメリカ、ドイツなどを周り、パリ・モンパルナスで眠る。
生前「画家は45歳までの人生」と語っていたように、
画業・人気絶頂の時点で自死。
独特の色彩・線。
踊るようなクロッキー、素描の技術の確かさ・おもしろさ。
退廃的な雰囲気と、モデルの内面を醸し出すような絵筆。
「真珠母色」と評される霞むような色彩に目をとらえられる。
3月29日まで、パナソニック汐留ミュージアムで。