粗茶ですね

ゆるい日々

これは残念

2009-10-05 18:37:28 | 日記・エッセイ・コラム

岩手県にちょっと有名な「緑風荘」という旅館があるんですよ。
何が有名かと言いますと、座敷童子がでるという旅館なんですが。
「ああ、聞いた事がある」という方もいるかと思いますが、その旅館が全焼してしまったそうです。
出火原因などはまだ調査中だそうです。
2011年末まで予約で一杯だったそうですが、ちょっと残念ですね、こういう旅館がなくなってしますと。

ご存知のように座敷童子は「見たものに幸運をもたらす、その家に富をもたらす」とか言われているのですが、こういう事がおこってしまうと、もうそこからは座敷童子は出て行ってしまっていたのか、いや、いたけど火事からは守りきれなかったのか、とかそんな事を思ってしまいますね。
(ある所にいる座敷童子は、元は火災から家を守る火の神だったそうなので、そちらは火災とかからは大丈夫かな。座敷童子は霊や神、精霊とか色んな説がありますが、基本的に子供の姿をしているらしいので、きっと火事は怖かったんだろうなと思う事にしときましょ。火事に気がついて皆を起こして回ったんだんだけど、皆を起こすので精一杯だったとかね。ああ、それがいいか)

復興でこれから旅館を建て直したりすると思うのですが、新しく建てた旅館に、また座敷童子が帰ってきてくれるといいですね。
ちなみに、座敷童子がでるという旅館は他にもありますので、そちらはずっと無事だといいな。

コメント
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