ベルタイマー その2
ベルタイマーの内部です。この時計はゼンマイ式の振り子時計です。
しかし、分類としては電気時計にも分類されます。
通常ゼンマイ時計は、文字盤のところの鍵穴に鍵を挿して手で巻きますが、この時計は電気の力(モーター)でゼンマイを巻きます。そのため時計上部に、ゼンマイ巻用のAC100Vの端子があります。
次に、文字盤の下にある大きな歯車が、タイマーの接点を接・断する機構です。
構造は極めて簡単で、歯車にピンを立てて、接点を閉じるというものです。
歯車は24時間で一回転しますので、必要な時間の穴にピンを挿すことで時間設定ができます。この時計ではピンの高さが2種類あり、それにより2つの接点を制御することができます。
つまり、平日用、土曜日用などの使い分けをすることができるようになっています。
(以前は土曜日も学校がありましたから)
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