男子新体操のブログ

男子新体操の普及と発展を願う人のためのブログ

明治時代の男子新体操の指導書!? ステイック・クラブ・リング・徒手体操 

2013年04月13日 | 男子新体操の歴史
球竿・棍棒・木環・亜鈴、は明治時代の手具 

徒手体操はその昔からあります。

学校で、教えてました。

しかも、学校の先生を育成する国立の学校で。



http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1084636

タイトル
小學普通體操法
著者
坪井玄道, 田中盛業 編
出版者
金港堂
出版年月日
1888



http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860229
タイトル
新制体操法
出版者
体操伝習所
出版年月日
明15.6


http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860242/9
タイトル
新撰体操書. 巻之3 軽体操之部

著者
水野浩 編

出版者
文学社

出版年月日
明19.6


http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860242

新撰体操書. 巻之4 軽体操之部 2



http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860201
タイトル
新式小学体操書. 下
著者
友野正忠 編
出版者
水口竜之助[ほか]
出版年月日
明18.4


題名を見てびっくりした人がいたと思うが、これは明治時代に行われた学校の体育の教科書


日本における体操の成立と嘉納治五郎

2013年04月13日 | 男子新体操の歴史
日本における体操の成立と嘉納治五郎
:身体運動に対する思想と資本としての人的ネットワーク

http://cafesportandbody.sakura.ne.jp/archives/380


清水 諭: 1960年、東京都生まれ。筑波大学体育系教授。
身体文化論、スポーツ社会学。筑波大学大学院博士課程体育科学研究科修了。
1994~95年 デンマーク・スポーツ・身体・文化研究所客員研究員。
身体とその文化について、身体技法や身体に関する認知・思考の様式を文化論や歴史社会学の視点から研究している。



読み応えありました。明治時代の体操、武道、ダンスの関係性が興味深かったです。


日本における学校体操の身体技法  

2013年04月13日 | 男子新体操の歴史
日本における学校体操の身体技法

Physical Technique
of the School Gymnastics in Japan
早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科
スポーツ科学専攻 スポーツ文化研究領域
5008A035-6

白石 哲士  2009年度 修士論文
Shiraishi, Tetsushi

http://www.waseda.jp/sports/supoken/research/2009_2/5008A035.pdf

http://www.waseda.jp/sports/supoken/research/2009_2/5008A035_abs.pdf

楽しく読ませていただきました。

学校体操の身体技法の変遷でもよかったなぁと思った。



この写真のいつの時代なのかなぁと考えてみたりしました。

男子の新体操「日本人らしさ」を世界的スカウトが評価

2013年04月13日 | パフーマンス
http://publications.asahi.com/ecs/tool/cover_image/?image=14843.jpg



http://dot.asahi.com/aera/2013040800023.html


スクリーンに映し出されるマイケル・ジャクソンと、そのヒットナンバーの数々。彼が亡くなってもうすぐ4年。彼のスピリットは、ダンサーやサーカスパフォーマー総勢38人によって、今また生きたものになった。

 ここに男子新体操の元選手たちが出演している。スポーツで有名な青森山田高校出身の外崎成仁(24)が信じられない高さで空中回転したかと思えば、5人全員で「鹿倒立」という倒立をピタリと決め、スピード感あふれる演技で観客を圧倒した。

 一昨年秋から欧米、ロシアを回り、5月9日に日本に上陸する「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」。制作は、サーカス会社のシルク・ドゥ・ソレイユだ。日本の男子新体操からは現在6人が採用され、連日舞台に5人ずつ出演する。うち3人が青森山田から青森大学に進んだ高橋雄太(26)鈴木大輔(24)、外崎だ。

 男子新体操とは、日本で生まれた競技。団体演技は4~6人が連続バック転など複雑なアクロバット演技を組み合わせた床運動。競技人口はわずか1300人余り。2008年には国体競技からもはずされてしまった。

 さらに、アスリートの多くが直面する現実。メダルをどれほど多くもらっても、引退後の道は険しく、指導者の口もわずか。マイナースポーツならなおさらだ。そこで青森山田高校の男子新体操部監督、荒川栄は、こんな夢を描いた。「このスキル、エンターテインメントの世界でも通用するはずだ。卒業生の将来のために、次の道をつくっていきたい」

 永続的な人材育成が必要と考え、青森大学の男子新体操部の監督を、先輩の中田吉光に依頼した。そして高校の競技大会では、当時男子新体操にはあまりなかったダンスの動きを専門家から取り入れ、評価を高めた。

これとリンクする形で、5年前から男子新体操に目をつけていたのが、シルク・ドゥ・ソレイユだ。同社のスカウトは世界の競技大会に出向き、引退後の進路として関係者に声をかける。10年夏、青森大学、国士舘大学、花園大学の男子新体操部監督に連絡し、選抜した。

 男子新体操をショーに採用したアクロバット・デザイナーのジェルマン・ギューモーは、「彼らの美しい演技が、ショーをよりいいものにしてくれた」と語り、他のベテラン出演者も、「まねできない演技。日本人独自のシンクロ性はすばらしい」と高く評価する。

※AERA 2013年4月15日号