今日あった良い事。
はい。
図書室で京極夏彦先生の「いるのいないの」を読了したばかりの小学二年男子を目撃出来たことです。
ぐてーってなってました。
本を返しにいくとき明らかに動きがゆっくりでした。
そ~っと、動くような感じ。
実は私もその日に、彼がそうなる数分前にそうなった。
ずーっと読みたかったのだが、チャンスがなかった。
が、仕事がこどもと一緒にいるタイプのものなので
たまたまそういうチャンスに恵まれた。
僥倖である。
あの絵本はしっかり怖い。
脳がシュンッってなった。
私が読んで面白かったので、そばにいた彼に薦めたのだ。
「こわいよ。」
と。
二人、くいついた。
もう一人は女の子。
男の子の後に読むこととなった。
「ねー、こわい?」
って聞いていた。
「まだ、わかんない。」
と、答えていた。
いいものを見た。
今日のびっくりしたこと。
掘り進めるたび、びっくりする。
でも、いい。
だが、問題なっし。
そこは、オッケー、大丈夫。
むしろ、ある意味望むところ。
律するべきは自らの脳。
しかし私だって幸せがほしいぞ。
だけどチョットだけどチョットぼくだってこわいな。
みたいな。
「わたしだって、わたしだって、しあわせがほしいな。」
といった感じの。
寝ぼけた人が見間違えたのさ。