ＮＨＫ

１８日の民主党会議にＮＨＫ籾井会長が出席していろいろ話題だ。

この事自体、ただ民主党のパフォーマンスだし、安倍総理を追求したいだけの日本の国民の血税を

使った壮大な無駄遣いでしかないから私はどうでもいいのだが・・・


あえて言わせて貰えば、政治よりか政治よりじゃないかなんて二つに一つだし、その事自体考える事は

公共放送に反してませんか？


ここで大事なのは「公共放送」と「国営放送」とは何かと考える事だと思う。

戦前のＮＨＫは「大本営発表」という耳慣れた言葉が代表する通り、特殊法人でありながら大本営のプロパガンダ

に加担する準国営放送だったが・・・

（ＮＨＫは正式に言うと戦後１９５０年に作られた。ここで言う「戦前のＮＨＫ」とはＮＨＫラジオの事）


その反省からＮＨＫは放送の独自性や政治に左右されない様、受信料を国民から徴収、スポンサーを国民と

する「公共放送」を目指した。


現在の民放各社のスポンサーはＣＭを流せる財力を持つ大手企業なのに対し、スポンサーは我々国民なのだから

国民の為の放送をする所という位置づけだ。


うがった見方をすれば、ＣＭ企業の為なら視聴者を騙せる民放に対し、ＮＨＫはＣＭ企業にあたるモノが国民

なのだから、国民を騙す様な放送が出来ない、そんな所だ。

ＮＨＫが公共放送であるがゆえに、国民意志の代表機関である国会が予算の承認をしている所でＮＨＫは

国営放送と誤解されがちだが、特に政府からの干渉を受けることなく自主的に達成できるよう放送の自由と

公平公正をもっとうにする法人放送機関なのだ。


税金で運営される国営ではなく、広告収入による商業放送でもなく、国民の受信料で成り立つ公共放送

であるから国民に対する責任が重く、あえていうなら国民モノであり、国民の為の特殊法人なのである。