大阪龍馬会

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桂小五郎が恩人に感謝の短刀 京都・霊山歴史館で公開へ

2010-09-01 00:01:00 | 幕末ニュース
 幕末の志士、桂小五郎(のちの木戸孝允)が、潜伏先の但馬(兵庫県北部)で世話になった恩人に贈った短刀が、京都市東山区の幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」に寄贈され、同館で31日から始まる「大龍馬展」(第3期)で、一般公開される。

 長州藩士の桂は、京で長州藩が薩摩藩などを相手に戦った「禁門の変」(1864年)で敗れた後、但馬の町人、広戸甚助に助けられ逃亡。桂は約9カ月の間、偽名を使って但馬で過ごしたと伝えられている。甚助の父、喜七は、娘に身の回りの世話をさせ、逃亡生活を支えたという。

 短刀(刃渡り約26センチ)は桂の護身用で、“命の恩人”の喜七に贈ったとされる。平成19年、喜七らの子孫にあたる女性が「桂に関する資料が散逸しないように」などとして、同館に寄贈。「大龍馬展」で展示されることになった。

 同館の木村武仁学芸員は「短刀に美術的な高い価値はないが、幕府に命を狙われていた桂が護身用の短刀を贈ったことから、大きな恩義を感じていたのが伝わってくる」という。

 桂の潜伏先の一つだった兵庫県豊岡市の城崎温泉の旅館「つたや」(当時は松本屋)の社長の長男で、桂の但馬での足跡を調べている大学生、鳥谷武史さん(22)は、「桂が恩人を丁重にもてなしたことは聞いていましたが、改めて情に厚い人だと分かった」と話している。

8/28 産経新聞


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