長崎市の風頭公園にある「坂本龍馬之像」にはめ込まれたタイムカプセルが23日、21年ぶりに開封された。建立にかかわったメンバーらは、カプセルの中に収めていた建立に向け使った品々を見て、当時の活動に思いをはせた。今回取り出した品は長崎歴史文化博物館(同市立山1丁目)に展示される予定。
龍馬像は、市民有志が「龍馬の銅像建つうで会」を結成し、街頭活動などで全国約4千人、企業126社から約1200万円の寄付金を集め建立、1989年5月21日に除幕した。その時、活動で使った品々を収めたステンレス製の箱を銅像の台座の裏側にはめ込んでいた。
開封は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で長崎と龍馬の関連が脚光を浴びる中、建立に傾けた情熱や長崎の魅力を再認識しようと、建つうで会から名称変更した長崎龍馬会が企画した。
タイムカプセルは同市伊良林2丁目の公民館に運んで開封。田上富久市長や当時のメンバーら約60人が出席した。建つうで会の会長を務めた柴崎賀広さん(54)が箱の中から、色あせた同会の羽織や募金を呼び掛けるポスター、テレホンカード、寄付者名が書かれた台帳などを取り出すと、関係者は懐かしい品々を見ながら、当時の苦労や企業回り、街頭募金の思い出を語り合っていた。
建立発起人の河野健一さん(63)は「懐かしさと時の流れを感じた。像を見た人たちに龍馬のようにまっすぐ挑戦する心を感じてもらえれば」と話した。
箱は建立後21年間の資料を収めて、再び台座にはめ込まれる。
5/24 長崎新聞
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