坂本龍馬の盟友で、土佐勤王党を率いた武市半平太(1829~65)が、切腹直前に獄中でつづった手紙が、高知県北川村の民家で見つかり、3日、武市の研究家で同県佐川町立青山文庫の松岡司(まもる)・元館長が鑑定した。勤王党を弾圧した前土佐藩主の山内容堂の酒好きを皮肉って逆さのひょうたんの絵で表現し、後継藩主の豊範と比べており、松岡元館長は「容堂への反発を感じさせる」としている。
手紙は縦13センチ、横29センチで、同村の郷土史家・野村泰正さん(77)が10年前に古美術商から入手した。切腹8日前の1865年(慶応元年)閏(うるう)5月3日、妻・冨の弟で勤王党員の島村寿太郎にあてたとみられる。
獄中にある仲間が罪を着せられることはないだろうとする内容で、「当殿様ト『逆さひょうたん』公ト之方 異論ト存候」=今の殿様と逆さひょうたん(容堂)公とは意見が違う=と、当時20歳だった若い豊範が、半平太らを助命してくれることに望みを託している。
獄中生活が1年9か月に及んだ半平太は病床にあり、良い医者に代えてほしいとも依頼。松岡元館長は「半平太は、生き延びて志を遂げる強い意志があったのだろう」と話している。
11/4 読売新聞
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