大阪龍馬会

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「山内容堂・勝海舟謁見の間」オープン 下田

2008-01-16 10:44:17 | 幕末ニュース
容堂と海舟の会談が行われた謁見の間=下田市の宝福寺

 下田市の宝福寺(竹岡幸徳住職)で13日、幕末の志士、坂本龍馬の土佐藩脱藩をめぐり幕臣勝海舟と前藩主・山内容堂が会談した「謁見(えっけん)の間」のオープン記念イベントが開かれた。関係者や観光客が集まり、龍馬が維新で活躍するきっかけとなったゆかりの地の整備を祝った。
 勝は文久3年(1863年)1月15日、江戸に向けた航海中に荒天に遭って下田に寄港し、同じく航行途中で同寺で投宿した山内と面会した。勝は当時行動を共にしていた龍馬の脱藩の罪の許しを懇願。山内が差し出す酒の杯を飲んで了承を取り付けた。
 同寺は昨年から、高知県立坂本龍馬記念館の協力で2人が謁見した庫裏の修復を進め、寺が保存する勝が酒を飲んだ杯を展示。山内が龍馬放免の証しとして勝に手渡した扇子の複製も用意した。
 記念式典では当時の様子をコンピューターグラフィックス(CG)で再現した映像の公開や、境内での演奏会などのイベントを実施した。竹岡住職は「『龍馬飛翔(ひしょう)の地』となった幕末の下田の歴史をあらためて実感した。多くの人に目を向けてほしい」と期待を語った。

静岡新聞 1/14


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