大阪龍馬会

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「ご先祖様」きれいに 玄孫ら有志、小松帯刀像の顔磨く

2008-05-16 10:58:42 | 幕末ニュース
 鹿児島市山下町の宝山ホール前で14日、小松帯刀(たてわき)像のお清め式があった。帯刀の玄孫(やしゃご)にあたる清酒メーカー「大関」の橋本康男社長(61)=神戸市=も参加し、たわしを手に「ご先祖様」の顔を磨いた。
 帯刀は薩摩藩家老で、坂本龍馬や西郷隆盛、大久保利通の調整役として奔走。しかし、30代半ばという若さで亡くなり「幻の宰相」と呼ばれる。大河ドラマ「篤姫」で俳優の瑛太さんが演じるなど、脚光が集まっている。
 式は帯刀の遺徳をしのぶ有志で結成された「小松帯刀会」(染川泰彦会長)が主催し、今年で5回目。帯刀についての著書がある鹿児島大の原口泉教授は「表に出ることがなかった人物が、こうして注目を集めていることをどう思っているか」と感慨深げに像を見つめた。
 帯刀像の顔をたわしでこすって磨いた橋本社長は「自分も風呂に入ったような気分で、先祖も喜んでくれていると思う。これまで、西郷や大久保をまとめた人間でありながら、教科書にも出てこなかった。(ドラマを通じて)皆さんに知ってもらえれば」と話した。

毎日新聞 2008年5月15日 地方版



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