ダレダレヒンコンカン

ダレ:ダレている ダレ:おまえ誰? ヒン:貧乏なんだよぉ コン:バツイチだし カン:勘違い男だし

富士山登ってきました。しょの参

2004-08-22 10:53:37 | Think out

8合目の宿は1畳に3人というキャパらしく、枕の幅が一人分の占有幅となるそうです。信じられない説明に我等親子は愕然としました。これが山小屋の現実なのかと。非難小屋ならそれも致し方ないかも。しかし、当日は平日でもあり、ガラガラ状態。それでも、後から客が来るかもしれないので、キャパは守って欲しいとの事。「荷物は足元か枕元に」どこで寝ろっちゅうんじゃい!
いや~たまげた。まっその言葉を守ったふりをして荷物は通路へ。
それにしてもさすがに3,350m。息が苦しく、時々頭痛がします。軽い高山病?
食事は18:00でお願いしたので、それまで、うとうと。息子は携帯電話のテトリスに夢中。18:00になって、「お食事の用意が出来ました」とのことで、広間へ行くと、発泡スチロールの容器に入ったカレーとライスとぷにぷにのコップに入った水が1杯。この時間帯で夕食を頼んでいたのは、私たち親子と、カップルだけ。4人で細々と食事をしました。育ち盛りの息子の腹はこんなので満たされるのだろうか。
その後、やる事も無いし(私としては江戸屋のスタッフとお話でもしたかったのですが、そんな雰囲気はまったくなしっ。スタッフはコタツで丸くなっていて、客である我々は端のほうに置かれた折りたたみテーブルの上で、食事をしていたもので)、早々と寝床へ戻ったのでありました。

とにかく「睡眠は十分に」と言う富士登山一年先輩の言葉を守り、19:00には寝る努力を始めたのでした。

んが、しかし。21:00ごろに数名新規客がやって来たり、山頂でご来光を見るグループは、2:00頃に出発をはじめたりと、とにかく賑やかで。熟睡したという気にはなれませんでした。息子は、育ち盛り、布団をけったり大胆な寝返りをうったりと、熟睡しているようでした。
3:00位にトイレに立ったついでに下界を見ると、河口湖町の夜景がとてもきれいでした。飛行機から見る夜景に匹敵するワンダホーなものでした。写真をとらなかったのが悔しいです。

4:50頃、江戸屋の館内に「もうすぐご来光です」という放送と共に電気が点けられました。さていよいよご来光の瞬間です。
続きは「富士山登ってきました。しょのよん」で

富士山登ってきました。しょの弐

2004-08-22 10:52:07 | Think out
8/18自宅を9:00に出発し、東名御殿場を経由しR138から富士あざみラインから須走口新5合目に10:30頃到着、準備をし、11:00いざ出発。
はじめはTシャツ1枚でも暑いくらいで、森の中の山道をゆったりと歩いて行きました。
6合目到着は13:20頃、ここでコンビニで購入したおにぎりで昼食を摂り、更に上を目指しますが、日頃の運動不足がたたり、それから先は10分おきぐらいに休憩をしないと息が切れてしまう状態でした。
7合目「太陽館」(3,000m)到着は15:30頃、この時点でフリースなどを着込みました。ここまでは写真を見ても息子の顔には笑顔がこぼれる位、余裕がありました。が、これから先が風が強くなり、時々体のバランスを崩し、転びそうになる事もしばしば。休憩はビバークよろしく岩陰などを見つけてはそこで息を整え、2分おきあるいは2つのカーブを過ぎては休憩を取るという状態でした。雲はすでに目線の下にあり、高い場所に登ってきたという実感があったのですが、下を見ると車を止めてきた駐車場が意外と近く見え、なんとなくおかしな雰囲気でした。
時々「ドーン」という「雷?」と思うような音が麓から聞こえてきます。これは自衛隊の富士演習場からの物でした。

本7合目(3,250m)の見晴館到着は16:30、気温は12℃でしたが、強風の為体感温度は5℃ほどでした。それからも「ポレポレ」よろしく、無理をせず、ゆっくりと進み、本日の宿泊予定地8合目「下江戸屋」(3,350m)へは17:00に到着、チベット風のユニフォームのお兄さんに出迎えられました。一泊二食付きで@7,500、これを高いと思うかどうかは他に泊まってみないとなんとも言えませんが、夕食は小さな発泡スチロールの容器に入ったカレーライス+1杯の水。ペットボトルのミネラルウォーター(500ml)が500円の世界。壁に貼ってあるメニューを見ると、カレーライスが1,200円!...夕食のこれが1,200円かと、しみじみ味わいましたが、どう見てもレトルト。たしかにこの地では全てが貴重品なのですが、今はブルでどばっと運んできているので、それほど高くする必要は無いと思うゾ。
菅さんが利用した太陽館は同じ宿泊料金で、しかもカレーではなく和食と暖かいトン汁、しかもお変わり自由っっ!(富士山の山小屋について、ふーむというページ)
たしかに太陽館と下江戸屋の標高差は350mありますが...太陽館はトイレも宿泊者は無料ですが、他は宿泊者からも維持費として1回100円徴収されます。
しょの参へ続く。
6合目付近で見た真っ青な空ときれいな雲