実施日;2016-03-03
天気;快晴
気温;15℃前後
同行者;鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、メンバー9人
カメラ;Pentax X90
コースとタイム--*トイレ
新京成・新津田沼駅(9:00)→5中前→(9:35)旧大沢家・森林公園*(10:40)→(11:00)菊田水鳥公園・菊田神社(11:05)→(11:30)鷺沼城址公園*(11:40)→12:15)香澄公園*(12:40)→(12:50)サイゼリヤ[昼食](13:45)→
秋津運動公園→(14:10)谷津干潟(14:35)→(15:20)新津田沼駅
その1
その2
習志野市森林公園---
旧大沢家住宅と森林鉄道ジーゼル機関車があるが、いずれも他所から持ってきたもので、習志野市固有のものではない。大沢家住宅は千葉県指定有形文化財で、長生村で名主を務めていた大沢家の建物を昭和51年に移築したとのことだ。昭和48年まで住宅として利用されていたとは驚きだ。
なお、管理人の説明では、「ちょうせいむら」と発音したので、それは誤りで、ムラではなくソンが正しいと私は告げた。沖縄では読谷村をヨミタンソンというように、大昔に、黒潮に乗って海洋民族が九州・瀬戸内・紀伊半島を経由して、安房や上総地方に流れてきて住み着いた歴史がある。勝浦だの白浜だのと同じ地名が幾つもあるのは、そのためだ。
若い頃茂原で教師をしていたが、生徒は、チョウセイソンとかムツザワソンと口にし、その他の大部分は、チョウナン・ナガラ・マンナ・イスミ・タイトウ・シラコ・イチノミヤなどと、土地の名の下には何も付けずに使っていた。
現代は、役所や鉄道関係者が先頭に立って伝統ある発音を破壊し、白馬をシロウマではなく、ハクバに変えてしまう風潮だ。
大沢家の前にあるのは、昔は木曽谷の桧などの運搬で活躍していたジーゼル機関車だが、時代の流れで廃線となり、木曽王滝森林鉄道から譲り受けたもので、御嶽山の噴火
騒動は、つい昨日のようだ。
この池の南側は丘陵で森林公園の核心部だ。山道らしき踏み跡があったので、進んで
行ったら、藪の中に入り、行き止まりの湿地帯に辿りついてしまった。何とか先を探したが
出るに出られず、已む無く中高年女性たちと元の場所に退却してきてほっとした。
公園と宣言しているのだから、まさか山道が未整備だとは考えてもいなかった。おかげで、
とんでもなきタイムロスをしてしまった。
菊田水鳥公園--水鳥の楽園
(京成津田沼駅近くにある)この公園は、池の周囲を金網で張り巡らしてあり、その内側は水鳥たちの聖域だ。安全なので、鳩までも並んで日向ぼっこをしていた。
南側に菊田神社がある。平安時代から続く由緒正しい神社とのことだ。当時、この辺りは
海で、入り江や水田が広がっていたようだ。
鷺沼城址公園--
習志野市役所脇から「菊田遊歩道」が始まる。車の来ない素敵な並木道だ。しばらく進むと左手が崖で斜面林になっている。上はどうなっているのかと思っているうちに、登り階段
が出てきた。登ると広い台地状の草地で、そこが城址公園であった。
なるほど、小高い台地なので、城にはもってこいだ。更に古代人が住んでいた場所で、
二基の前方後円墳の跡地でもあることが分かった。一方には小さな建物があり、中に石
棺があり、外から見えるようにしてある。
古墳の南側には記念碑が建てられていた。側にコヒガン系の桜が咲いていた。
香澄公園--京葉道路を渡り、水路の脇を進むと湾岸道路の下にあった。
横に長い公園で、緑豊かだ。暑い時期でも快適な散歩ができるのでは、と語りながら京葉線・新津田沼駅へへ向かう。
●新津田沼駅手前にサイゼリヤがあり、昼食に入った。ワンコインのランチを注文し、食後は
これまで各地で撮り貯めた記念写真をタブレットで見せ、注文をとったりした。
●秋津公園から谷津干潟へ出、そこから、朝降りた新京成線・新津田沼駅まで歩いた。