実施日;2018-10-11
天気;雨のち曇り
同行者;鎌ケ谷ハイク&ウォークの会、メンバー4人
カメラ;ニコンcoolpix S6600
渋谷総司資料室は鎌ケ谷市北部公民館近くの佐津間自治会館内にあるが、受付は常駐ではなく、いつ行っても観れるわけではない。
新選組は会津藩預かりの組織であったが、赤報隊は薩摩藩預かりの組織であった。
相楽(さがら)総三を総裁とする薩摩浪士隊は、三隊に分かれ、総司は相楽が隊長を兼ねる第一隊に所属し、使い走りのような役目のようだった。
赤報隊は薩摩藩の正式武士ではないので、薩摩藩や岩倉具視の京都朝廷にうまく利用され、都合が悪くなると、トカゲの尻尾切りにされた。当所は東へ進軍の際、赤報隊の味方につけば年貢米を半分にするとか、行く道々で吹聴した。だが、朝廷側にそんな余裕が無いと分かると、「赤報隊は逆賊だ、偽情報を流している」とし、赤報隊第一隊を諏訪でとらえ、言い分も聞かずに即刻斬首してしまった。
だから、この件に関して、岩倉具視の日記には一行も書かれてないとのこと。
こうした官軍の所業に、のちに渋谷総司の子孫たちが真実追及の運動を興し、一部政府要人や財界人を動かして、復権したのが宝珠院にある石碑だ。
赤報隊に関しては以下に詳しい→渋谷総司資料室 - 佐津間自治会 - FC2
資料室の所在地や利用に関する問い合わせ方法も中に載っている。
このコースは8年前に歩いている→2010-06-26のブログに発表した。その中で用いた地図が以下の地図だ。
徒歩約9キロ
goo地図に上書きしました。
徒歩コース--*トイレ
新京成・鎌ヶ谷大仏駅(8:30)→東武分譲地→(8:45)稲荷三叉路(9:00)→野馬土手の道→(9:40)*東初富公民館(10:10)→*市陸上競技場→北総鉄道ガード下→下総航空基地→(11:10)*北部公民館(11:30)→(11:40)渋谷総司資料室(12:20)→(12:25)渋谷総司生家(12:35)→(12:45)宝珠院(13:05)→北部公民館→(13:20)大津川源流の遊歩道→粟野の森→(13:45)*市制記念公園(14:00)→(14:20)新鎌ヶ谷駅
稲荷三叉路の角地で。前夜に二十三夜(月待)講があったようだ。当地には古い風習・信仰が根強く残っている証拠だ。この敷地内の浅間講や出羽三山講などの記念碑などにも同じ供え物があった。丸いのはメロンパンのようだが、これは月のイメージであろう。
鎌ヶ谷大仏駅から此処までは霞雨だったが、この辺りから野馬土手にかかると、天気予報とは異なり本降りになってきた。止むを得ず東初富公民館まで、脇目も振らず歩き、そこで雨宿りにした。40分位、今月の訪問地などの話を続けた。
よって、稲荷三叉路から北部公民館まで写真は無い。
いい雨宿りになった。歩きの再開のため外へ出ると、雨が上がっていた。
そこから、北部公民館まで、寄り道もせず歩いた。公民館で渋谷総司資料室への道を尋ね、いきなり行ってもいいかどうか、電話してもらった。幸い、この日は集会があり、係りがいるとのことだった。
渋谷総司資料室には40分位居ただろうか、大いに勉強になった。だが、撮影はしなかった。冒頭の渋谷総司資料室 - 佐津間自治会 - FC2に任せる。
北総線を潜って進んだ道で
渋谷総司資料室を出た所で
渋谷総司の生家。元名主の名家だけあって、堂々としている。
宝珠院にて
以下、大津川源流の遊歩道にて。台風の影響で、茎が横たわっていた。
※到着地・新鎌ケ谷駅周辺で遅い昼食になった。