新聞解説で同行した、名人戦第3局は
見ているだけで疲れる、難解な碁でした。
先日、河野挑戦者に名人戦2、3局の
感想を伺う機会がありましたが、
両対局者のヨミがとてつもなく深く広く、
それ故に悩みも尽きない。

この碁は、名人戦第2局。
井山名人が黒1~5と打ちましたが、
この進行で最も考える余地がない
(と思われる)黒3でも悩むらしい。

見ていて、全く気がつきませんでしたが
井山名人は、黒3と打ちたかったとのこと。
これなら、のちに黒Aが有力な狙い。
白Bと受けると、黒Cのコウが残る。
しかし・・・・・・

のちに、白1と打たれるのを気にしたそうです。
黒4と手を抜くと、白9まで、黒の眼が無くなる。
この時に、黒Aが大悪手になるので断念したらしい。
こんな事まで考えていたら、
いくら時間があっても足りませんねぇ。
名人戦七番勝負は、2-1で河野挑戦者が一歩リード。
4局目以降は、さらに面白い碁が見られそうです。
明日は、第39期棋聖リーグ
一力遼七段との対局です。
精一杯、頑張ります!!!
見ているだけで疲れる、難解な碁でした。
先日、河野挑戦者に名人戦2、3局の
感想を伺う機会がありましたが、
両対局者のヨミがとてつもなく深く広く、
それ故に悩みも尽きない。

この碁は、名人戦第2局。
井山名人が黒1~5と打ちましたが、
この進行で最も考える余地がない
(と思われる)黒3でも悩むらしい。

見ていて、全く気がつきませんでしたが
井山名人は、黒3と打ちたかったとのこと。
これなら、のちに黒Aが有力な狙い。
白Bと受けると、黒Cのコウが残る。
しかし・・・・・・

のちに、白1と打たれるのを気にしたそうです。
黒4と手を抜くと、白9まで、黒の眼が無くなる。
この時に、黒Aが大悪手になるので断念したらしい。
こんな事まで考えていたら、
いくら時間があっても足りませんねぇ。
名人戦七番勝負は、2-1で河野挑戦者が一歩リード。
4局目以降は、さらに面白い碁が見られそうです。
明日は、第39期棋聖リーグ
一力遼七段との対局です。
精一杯、頑張ります!!!