先日の対局。

十段戦本戦・井山棋聖戦







黒１は、奇抜な手ですが、
黒Ａのシチョウ当たりを兼ねて
こんな感じかと思った。
ただ、白４を考えてなかった。






しかし、黒１でやれそうな気がした。
白２に黒３から黒７がぴったり。
白Ａなら黒Ｂで打てるし、
白Ｂと反発すれば、黒Ａで戦える。
だが・・・







黒１に白２が絶妙のタイミングだった。
上辺の戦いしか、目がいかなかったのですが、
さすがに井山棋聖は頭が柔らかい。
白４と打たれ、黒Ａから黒Ｅは、白Ｆと反発され
白２の存在が大きく戦えない。
黒１で・・・







やや不本意ながら、黒１から黒５ぐらいでした。
これで、一局の碁。

上辺でリズムを崩し、中央の戦いで
致命的なミスをして完敗。
久々に井山棋聖との対局でしたが、
もう少し良い碁が打ちたかったです。