オリンピックも終わり、見たいテレビもないし、
昨夜は、早く眠くなったので、
そろそろ寝るかと思いながら、スマホをいじっていたら、
将棋の竜王戦が行われていたので、AmebaTVで観戦。
午後8時頃から見ていたのですが、終局は、なんと11時36分。
囲碁の持ち時間5時間の対局は、遅くても11時頃。
なぜ、同じ持ち時間で、手数の短い将棋の対局が
囲碁の対局より長引くのか。
ちなみに、昨日の竜王戦の184手は、将棋としては
かなりの長手数ですが、囲碁なら比較的、短い手数。
囲碁の一局平均手数は、220手ぐらいでしょうかね。
大きな対局は、記録係りが消費時間を計り、
記録用紙に記入します。
囲碁は、30秒以上考えると1分とカウントされますが、
30秒未満なら、ノーカウント。
つまり、一手の消費時間が、
2分40秒でも「3分」
3分25秒でも「3分」
となります。
この方式にすると、開始時間1時間後には
両者の消費時間を足すと、ほぼ60分になる。
しかし、将棋は60秒以内は、カウントされない。
1分55秒考えても、「1分」。
一手指す度に、数秒のロスタイムが生まれる。
なので、対局開始一時間後に、
両者の消費時間を足しても、「50分」とか。
極端な例を言うと、両者59秒以内に
指し続けると、消費時間は「0分」のまま。
このロスタイムの積み重ねが、
囲碁より将棋の終局時間が遅くなる理由です。
しかし、昨日のような対局を見ると将棋は(も?)
技術だけでなく、体力も大事ですね。
早く寝ようと思いながら将棋を見ていたのですが、
分からないのに考えていたら、頭が起きて
すっかり眠れなくなり、ちょっぴり後悔。
面白かったから、良かったけど。